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<木の芽和えのつくり方>
●青寄せ
  日本料理では、ほうれん草や大根の葉などに含まれる葉緑素(クロロフィル)を取り出して使う方法として、考えられたものを青寄せと言います。鮮やかな緑色の色素だけを抽出し、天然の色素として使用するための技術です。
<基本の抽出
1 ほうれん草の葉を細かく刻んですり鉢に入れ、塩少々を加えてよくすりつぶす。
2 1を裏ごしにかけて、水をたっぷり加え鍋に移して火にかける。
3 沸騰する前に、葉緑素が上に浮かんでくるので、それをすくい取る
4 すくい取った葉緑素をぬれさらしをのせたすいのうの上に集める
5 さらしをたたんで、葉緑素を包み、冷水に打たせた急激に冷ます。
6 水気を絞り、葉緑素だけを取り出して使用する。
<玉味噌の材料>   <木の芽味噌の材料>
・白味噌 500g
・砂糖   125g
・みりん  50cc
・酒    270cc
・卵黄    5個

※ つくり置き保存できる
玉味噌 100g
・木の芽 大 1
・青寄せ 小 1
・筍
・貝柱
・独活

※ 木の芽味噌は豆腐や筍の田楽焼、鮑やサザエの木の芽味噌和えなどに応用できます。
<作り方>
1 ベースとなる玉味噌をつくる
2 青寄せをつくる
3 筍を煮て1p角に切っておく
4 うどを茹でて1p角に切っておく
5 貝柱を酒煎りして1p角に切っておく
6 木の芽(大1)をすり鉢にとりよくする
7 青寄せ(小1)を加えてよくすり混ぜる
8 水気を布巾でよく取った筍・独活・貝柱を加え合えて出来上がり


お食事のご予約

お料理 ほし
Tel:022-263-3010

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