翌日、小屋前は早朝から登ってきた人たちでにぎわう。
小蓮華山・乗鞍岳
( SHIROUMA-DAKE )
登山日  平成26年9月中旬
標 高  白馬岳 2932.3m、 小蓮華山 2766m、 乗鞍岳 2436.5m
ルート  [第1日]
  猿倉(12:50)〜御殿場(13:30)〜白馬尻小屋(13:55)

 [第2日]
  白馬尻小屋(6:05)〜雪渓末端ケルン(6:25)〜雪渓取り付き(6:55)〜雪渓上部(7:45)
  〜岩室跡(8:40)〜緊急避難小屋(9:30)〜村営頂上宿舎(10:45)
  〜白馬山荘(11:15、12:00)〜白馬岳山頂(12:20)〜白馬山荘(12:40)

 [第3日]
  白馬山荘(5:05)〜白馬岳山頂(5:25、6:25)〜三国境(7:00)〜小蓮華山(7:55)
  〜船腰ノ頭(8:50)〜白馬大池山荘(9:30、9:40)〜乗鞍岳ケルン(10:30)
  〜天狗原(11:35)〜栂池高原・登山道入口(12:30)
ただし、連休で大混雑。 お布団は2枚で3人でした。
3000m級の山荘と思えぬレストラン。チーズでワインを楽しむ。
大雨の宵の口から一夜明けて絶好の好天。 早々に朝食を済ませて山頂へ。 ご来光を見ようと集まった人でにぎわう。
見事な雲海の向こうに浮かぶ八ケ岳の山並み。 富士山もうっすら見える。
ついに山頂に到着。 が、残念ながらガスでまっしろだった。
後刻、小蓮華山に向かう道からの白馬岳の姿。
東の雲の下からきれいな朝陽が登ってきた。
山荘に戻りスカイプラザでのんびり過ごす。
登山道横で雷鳥が根気よく羽づくろいをしていた。
今夜の宿泊場所、白馬山荘に到着。受付を済ませてから山頂に向かう。
続いて要塞のように立ち並ぶ白馬山荘に向かう。
出発から5時間弱、ようやく村営頂上宿舎横を通過。
最後の登りを控えて広がるお花畑の中を行く。
葱平を過ぎて、緊急避難小屋前で小休止。
まだまだ溶け残った雪が時折、音をたてて崩れ落ちていた。
崩壊地をジグザグに登る。 振り返ると、後からどんどん登ってくる人の列が見える。
雪渓から上がった場所は一面のお花畑。 晴天に感謝。
雪渓上には左の杓子尾根から落ちてきた岩がごろごろ。
突然、カモシカが現れ、人の列を横切って爆走していった。
雪渓の下端を示すケルン。 9月中旬の今はまだまだ雪渓に乗らず、岩の秋道を登る。
小屋横の登山道からいよいよ雪渓に向かう。
サッシが一重で夜は寒かったが、食事は予想以上に充実して美味しかった。

休前日で宿泊客は7名のみ。互いに登山歴の披露など歓談してのんびり過ごす。
林道終点から30分弱の登りで白馬尻小屋に到着。今日はここでおしまい。
砂防工事専用の林道を歩く。 長走沢(左)を渡り、前方に白馬岳の姿を見ながら、林道終点の御殿場(右)に至る。
早速に山荘横の登山口から登りはじめる。
バスの運行がなく、猿倉荘前までタクシーで入る。
ようやく雪渓に取り付く。 季節はずれのアイゼンをつけて出発進行。 1時間弱の雪渓登りを楽しむ。
南西方向に立山連峰の姿。 右に剱岳、中央は大汝山、左下の山陰には黒四ダムの堰堤も見えた。