( KITAHOTAKA-DAKE )
山頂に小屋が見え始めた頃から、バラバラと霰が降り出し驚かされる。
頑張った甲斐あって、今日はまだ布団2枚に3人の混み具合。
鎖ふたつと梯子ふたつ、合計約50mの高さを連続して登る。
小屋から約50分で大きな岩を登る。
テント場の横を通過する時にはかなりグロッキー。
座り込みそうになる。
傾いた陽を受けて、常念岳だけがその整った姿を見せていた。
上高地からの一気登りで、かなり足が疲れてきた。
高さが加わるにつれ息も切れる。
梯子を登って飛び出たところが南稜ルートの取付点。
穂高岳山荘方面。ザイテングラートにガスが降りてきている。
山荘名物、槍ヶ岳に向かう大キレット稜線の展望。
登山日 |
平成23年9月23日(祝)〜24日(土) |
標 高 |
北穂高岳 3106m、 涸沢岳 3103m |
ルート |
[第1日]
上高地BT(6:15)〜明神(7:00)〜徳沢園(7:50)〜横尾山荘(8:40、9:00)〜本谷橋(10:00)
〜涸沢小屋(11:50、12:05)〜南稜ルート取付点(13:45)〜北穂高岳山頂(15:25)
〜北穂高小屋(15:30)
[第2日]
北穂高小屋(6:30)〜最低鞍部(8:25)〜涸沢岳(10:15、10:25)〜穂高岳山荘(10:45、10:55)
〜ザイテングラート取付点(12:05)〜涸沢小屋(12:50、13:05)〜本谷橋(14:15)
〜横尾山荘(15:05)〜徳沢園(16:00)〜明神(16:50)〜上高地BT(17:40) |
寒さの厳しくなった翌朝、テラスに出て朝陽を見る人達。
富士山もはっきり見えている。
陽が落ちて上空の雲が晴れてきた。
頂上から数十歩で北穂高小屋に到着。
南稜ルートに入ってさらに登りが険しくなる。短い鎖場と梯子を抜ける。
涸沢小屋よこの登山口から北穂高岳を目指す。
涸沢ヒュッテあたりのテント群がみるみる小さくなっていく。
やっとたどり着いた北穂高岳山頂。残念ながら展望は全くなし。