登山日  平成23年9月23日(祝)〜24日(土)
標 高  北穂高岳 3106m、 涸沢岳 3103m
ルート  [第1日]
  上高地BT(6:15)〜明神(7:00)〜徳沢園(7:50)〜横尾山荘(8:40、9:00)〜本谷橋(10:00)
  〜涸沢小屋(11:50、12:05)〜南稜ルート取付点(13:45)〜北穂高岳山頂(15:25)
  〜北穂高小屋(15:30)

 [第2日]
  北穂高小屋(6:30)〜最低鞍部(8:25)〜涸沢岳(10:15、10:25)〜穂高岳山荘(10:45、10:55)
  〜ザイテングラート取付点(12:05)〜涸沢小屋(12:50、13:05)〜本谷橋(14:15)
  〜横尾山荘(15:05)〜徳沢園(16:00)〜明神(16:50)〜上高地BT(17:40)
好天に広がる展望を楽しみながら、穂高岳山荘方面に向けて下る。
三点確保だけを頭に置いて奮闘するうち、涸沢岳の稜線に飛び出す。
夢中の「G」との戦いでした。
最低鞍部から小さなピークを越えた後、涸沢側に鎖のついた一枚岩に沿って下ってくる。
最低鞍部にある指導標。
ここで小休止。
また滝谷側に回って
急な斜面を下っていく。
右の滝谷側は1200m下の滝谷出合まで落ちている。
見ないようにして、手もと・足もとに意識を集中。
ようやく急な下りが終わり、今度は涸沢槍
〜涸沢岳への急登路を見上げる。
その先はまた滝谷側に15mほどの鎖場を下る。
ドームはピークに登らず
涸沢側の基部を回り込む。
ドームを正面に見て滝谷側を落ちるように下る。
右へ滝谷側を巻いて涸沢槍への急登。
北穂高岳・南峰直下で涸沢へ下る道と分岐。
最低鞍部から登るにつれ、背後の展望が広がる。
眼下に涸沢ヒュッテが小さく見える。
南峰の稜線からいよいよ岩稜の縦走路に入る。
前穂高岳〜奥穂高岳の吊り尾根が正面に見える。
涸沢岳まで鎖場が連続。 ときどき上から「ラク!」の声。
こちらも石を落とさぬよう慎重に足を運ぶ。
足もとを見ないようにして、
辿ってきた北穂からの道をのぞき見る。
涸沢槍の中腹にかけられた梯子。
空に向かって飛び出すようだ。
1m余りの幅の岩、両側は切れ落ちている。
ここは怖い。南無三とつぶやいて足を踏み出す。
涸沢側、陽の当たる小広い岩場。
ほっとする瞬間。
ドームからの下りの鎖場を振り返る。
頂上は反対側から登った多くの人達でほのぼの賑わっていた。
北穂高岳の山頂から涸沢岳・奥穂高岳方面に向かう。
 
北 穂 高 岳
( KITAHO-KARASAWA )