大航海時代2 プレイレポート 7
A「東アフリカの港を制覇し、中近東もポルトガル色に塗り替えたぜ。メッカでネコと経緯儀も買えたし」
F「これで、オスマンの陸上交易路を潰せたから、あとは地中海に戻ったときにどれくらいポルトガルの同盟港が残ってるかで、オスマンの命運も決まるな。ともあれ、そのままインドも抑えに行くが、実史通りポルトガルの同盟港が多いからその辺りでは手間取らんだろうな」
A「……のようだ」
F「じゃぁ、そのまま陸地伝いでマラッカ海峡を越えたら、途上の港はスルーしてジパングへ向かおう。日本の港ふたつには長逗留することになるから、マラッカから東の港は後回しでいい」
A「日本で何するんだ?」
F「特定の港の工業値を1000まで上げると、隠し船を建造できるようになる。日本の長崎と堺では鉄甲船を作れるんだ。ただし、投資は月イチでしかできないのに、堺の工業値は410、長崎なんかは220(いずれも初期値)」
A「あんがい低いな」
F「加えて、日本列島の南側も暴風圏なんだ。台風をイメージしてるんだと思うが、鉄甲船を作ったら女神像もつけなきゃならんから商業値も上げなきゃいけない。だいぶカネと時間がかかるから、東南アジア・黄河流域(今回は長江がマップにない)・ロシアの探索をしながら日本の港を発展させよう」
A「長い日々になりそうだな」
F「鉄甲船そのものを作るのにも確か80日以上必要だしなぁ。まぁ、1年はかかると思ってくれ」
A「簡単に云うなよ!?」
(せっせとせっせと航海、せっせとせっせと探索、せっせとせっせと投資)
A「黄河流域の探索が終わったぜ。長安も同盟港にしてきた」
F「堺がやっと女神像が出せるくらいになったよ。まだかかるだろうなぁ」
(せっせとせっせと航海、せっせとせっせと探索、せっせとせっせと投資)
A「東南アジアの港も同盟港にしてきたぜー」
F「あぁ、堺への投資が来月でやっと終わるぞ。長崎もだいぶ栄えてきた」
(せっせとせっせと航海、せっせとせっせと探索、せっせとせっせと投資)
A「カムチャツカまで行って帰って来たぜー」
F「他の船がまったく見当たらないのが寂しいよなぁ。ともあれ、鉄甲船一隻めの建造に取りかかってもらった。必要水夫数は45人だが60人乗れる設定にして、大砲はナシ。積載量は1040だ」
A「ラ・レアル3隻の容量に近いんだが!?」
F「云わなかったか? 鉄甲船の最大積載は、乗員45人の場合の1055だが。いまのが視認用の2番艦の予定で、資材用の3番艦は1055で行くよ」
A「はぁー……で、旗艦は?」
F「水夫300人の戦闘仕様だが、それでも容量は800を数える。完成すればガレアス・ガレオンでも倒せるぞ」
A「なんてオーバースペック……これだけ時間がかかってるだけはあるか」
F「だわな。長崎でももうすぐ作れるようになるから、もう少し待っとけ」
(せっせとせっせと航海、せっせとせっせと探索、せっせとせっせと投資)
A「まだできんか」
F「長崎で3番艦の建造に入ったところだ。オーストラリアの探索でもしててくれ」
(せっせとせっせと航海、せっせとせっせと探索、せっせとせっせと投資)
A「2番艦、引き取れたー!」
F「じゃぁ、いままで乗ってた2番艦は惜しまれつつ処分で。そして、1番艦の建造に入ってもらおう。2番艦に女神像つけるのも忘れるなよ」
A「うーっす。……しかし、600万枚あった現金が400万枚にまで減ったなぁ」
F「まだまだ減るぞー。何しろ、鉄甲船ができあがったら、カムチャツカ伝いにアラスカに渡って、そこから太平洋岸に面したアメリカ大陸の港を制覇する。その後にマゼラン海峡を渡って大西洋岸やカリブ海の港をポルトガル領にしつつ、南北アメリカの発見物を探し回るンだから」
A「……気が遠くなる作業だな」
F「黄金のメダルが、ある意味正しいんだがアマゾン川にあったのが悪い。前にやったときはガラパゴス諸島にあったが、やはり南アメリカの近くで見つかるモンだろうか」
A「黄金郷の秘宝だからなぁ。じゃぁ、今度はニュージーランド行ってくるわ」
(数ヵ月後)
A「なるほど、コレ待ってたら世界地図の太平洋を埋めたくなるな」
F「だろ? 僕だけじゃないと思う。まぁ、地図工房への報告は海岸線だけでいいから、実際そんなに手間はかからんのだけどね。ともあれ、鉄甲船艦隊3隻、ついに完成だ」
A「1年4ヶ月……! 日本に到着してから実に16ヶ月かかったが、これでハイレディンも怖くないな」
F「まぁ、日本まで赤ヒゲが来ることもないだろうから、その辺は油断していいよ」(ピコーンッ!)
A「……いま、どこかでフラグが立った音が聞こえたが」
F「気のせいだろう。じゃぁ、予定通り北太平洋からアメリカに渡り、太平洋岸の発見物と港を制覇。終わったら東岸、大西洋側に渡って、南米も制覇する」
A「おぅ。待ってろよアマゾン川、待ってろよ黄金のメダル!」
(せっせとせっせと航海、せっせとせっせと探索、せっせとせっせと投資)
F「そして、アマゾン川河口にヴェネツィアン・ガレアス(10隻)」
A「誰が呼んだー!?」