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千年を生きる大地の母 ウェル=ウェッ=チャ

ゲーム上のデータ
名称ウェル=ウェッ=チャ
経緯度S22-26E14-15
証拠品ウェル=ウェッ=チャ
発見条件なし
発見方法発見ポイントに到達する。
ライバルなし
ヒント名触手草
記載文献文献タイトル博物史
発刊既刊
記述言語ロマンス語
必要スキル科学2
記載条件喜望峰の発見
所在図書館ヴェネツィア
バルセロナ
リスボン
ローマ
備考なし

F「はい、続いてはウェル=ウェッ=チャですー。ヒントは不要なので、ケープタウンの帰りにでも発見しようね」
A「これが判らない。コレ、何?」
F「植物だよ?一属一種のウェルウィッチア・ミラビリス(ウェルウィッチア科ウェルウィッチア属)ナミブ砂漠には2000年を生きたものが現存してる多肉植物で、別名グランドマザープラント」
A「おいおい!?」
F「日本での学名が凄くて『奇想天外』っての。地中深くに張った根っこから水を吸い、ひたすら2枚しかない葉っぱを伸ばし続ける辺りから、地上でもっとも奇怪な存在のひとつに数えられてるね。……その割には、普通に姉が栽培してた気がするけど」
A「お前のねーちゃん、マンドレイクとか栽培してないだろうな!?」
F「マンドレイク?期待外して悪いけど、マンドラゴラならナス科の植物で、実存してるぞ」
A「……あ、そーなの?」
F「植物系の知識で、姉に勝てると思うな。えーっと、正史での発見は確か1859年だったかな?ウェルウィッチアさんが発見したんだけど」
A「例によって人名だったのかよ?つーか、どんな植物だ?ニコラス、驚いてたけど」

ニコ「何ですかねえ、このグロテスクな植物は?」
監察官「うむ、これぞ触手草!」
ニコ「世の中広いですね。未知の生き物が、まだまだたくさんいますよ」

F「まず2枚の葉っぱがあって、それが伸び続けるの。風で裂けたり、原住民が千切ったりしながら、それでも伸ばし続けて……うまい表現では『立ち往生したタコ』みたいになってしまった」
A「風雨にさらされて2000年か……。想像もできんな」
F「だが、それでも生き抜く者はいる。滅び逝く者を看取りながらね」

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