なぜ、ブラックリストは黒いのか 奴隷
ゲーム上のデータ
名称 奴隷 経緯度 所在 N5E0 都市「サン=ジョルジェ」内 証拠品 奴隷手形 発見条件 文献によるヒント 発見方法 都市「サン=ジョルジェ」に入港し「ギルド」に入る。 ライバル 年次 バルトロメウ=ディアス 1491年 ヒント名 奴隷 記載文献 文献タイトル ギネー発見征服記 発刊 既刊 記述言語 ポルトガル語 必要スキル 会計3 記載条件 なし 所在図書館 リスボン 備考 悪名が2000上がる。
初回ロット版のみ登場。
F「はい、大航海時代3というゲームの、数ある問題点のひとつ、奴隷です」
A「まぁ……問題だな」
F「発売直後から叩かれたようで、初回ロット版でしかその存在が確認できない。ハンドブックでもなかったことにされてるし」
A「よく初回版なんて持ってたよ、この雪男……」
F「現実問題として、人類の文明が産業革命を経て農業主体から工業主体の時代を迎えるまで、生産力としての奴隷は必要悪だったんだよ。偉大なる"正直エイブ"ことリンカーンだって『奴隷をひとりも解放せずにアメリカを救えるなら、私はそうしたい』と云い切っている。無論、悪であったことは疑う余地はないだろうけど、だからって奴隷制というシステムがなかったことにするのは、素直にどうかと思うんだけどね」
A「俺のツッコミ流すのはいいけどよ……それがオトナの判断ってモンだろ?」
F「僕は朝鮮が嫌いだから、朝鮮半島のない世界のお話を書いたとする。どこからも文句は来ないのか?」
A「……来るだろうな」
F「そう、原住民は文句を云うだろう。それと同じだ。奴隷も朝鮮もない方がいいに決まってる。だが、歴史的にあった事実は隠せない。にもかかわらず、それを隠すのがオトナの判断か?判った」
A「いや、奴隷と朝鮮と同列に並べるのもともかく、つーかまたお前取り返しのつかないこと考えてないか?」
F「判ったと云った」
A「……ホントに判ったんだな?」
F「えーっと、発見にはヒントが必須ですが、前述したように、初回版でしかヒントが入手できません。ヒントを得てしまってからサン=ジョルジェのギルドに行けば発見できます。でも、これを発見すると、悪名が2000上昇。具体的な数字を挙げると、都市を10個ほど陥としたくらい」
A「まぁ、それくらいの悪名なら、貿易の利潤に比べて安いものか」
F「ただ、ちょっと気になってるのは、これディアスが発見するのが、1491年なんだけど」
A「それまでに見つけとけって?」
F「いや、報告が1495年なんだよ」
A「……4年も何やってんだ、あいつは?」
ニコ「提督、奴隷売買の元締めがいますぜ」
元締め「なんだ? あんたも奴隷貿易に手を染めるのかい?」
YES
「商売ができるよう、口をきいてやってもいいぜ?」
YES
「本当にいいんだな?」
「近々、奴隷売買は禁止されるって噂もある」
「そうなりゃ、この稼業は裏世界にまわるしかねえ」
「人売りの烙印を押されても後悔いねえな?」
YES
「ひひひ、ぼろい商売だからな。いい度胸だ、あんた気に入ったぜ」
奴隷取引手形を手に入れた!
悪名が2000上がった