下界に反映されたオリオンの三連星 ギーザの三大ピラミッド
ゲーム上のデータ
名称 ギーザの三大ピラミッド 経緯度 N30E30 証拠品 補足 エジプトのアンク 贋作あり 発見条件 なし 発見方法 発見ポイントに到達する。聖杯パズルを達成する。 ライバル 年次 ハサン=ブン=ムハンマド 1519年 ヒント名 エジプトのピラミッド ギゼーの三大ピラミッド 記載文献 文献タイトル 世界の七つの景観 花の驚異 発刊 既刊 記述言語 スラブ・ギリシャ語 アラビア語 必要スキル 歴史学1 記載条件 なし 所在図書館 アテネ
イスタンブール
ヴェネツィア
ジェノヴァ
チュニスアレキサンドリア
カイロ備考 聖杯パズルが発生。
スフィンクス、エジプトのアンクを同時に発見。
F「はい、皆さんおなじみの三大ピラミッドとスフィンクスですー」
A「誰のピラミッド?」
F「クフ、カフラー、メンカウラー……だったかな。ただし、近年では王墓との説は否定されています。早大のエジプト研究の第一人者からして、違うんじゃないかって発言してるし」
A「あー、聞いたことあるな。古代の天文台じゃなかったかって説?」
F「アキラ、時々意外と物知り。オリオン座のベルト部分の三連星が、当時一直線に並んでいたらしいのね。したら、洪水とか飢饉とかが起こったモンだから、慌てて『正しい』並びのランドマークを建てた、ってオハナシ」
A「壮大だな……」
F「フィロンが選定した世界七不思議で、唯一現存してるものですから。否が応でも壮大になるよ」
A「さすがはエジプトが誇る世界遺産だな。もっとも、エジプトにピラミッド以外の観光資源があるとは思えないが」
F「日本人限定○春ツアーとか、実在してるけど?」
A「危険な発言すんなっ!」
F「あっはは。さてさて、ヒントは2種類存在してるけど、なくても発見できます。ただし、契約の如何を問わず聖杯パズルをこなさないといけないけど。さらに、聖杯パズルを達成すると、流れでスフィンクスが見つかります」
A「ボンボエリカ虫?」
F「……今さらそのネタ判るひと、どんだけいると思ーてんね?」
A「そんなにいないだろうと素直に思う。つーか、スフィンクスだな」
F「うん。神話のスフィンクスは、跛行者オイディプスが退治した」
A「跛行者……?」
F「オイディプスの父親は、占い師に息子に殺されるって予言されたから、生まれたばかりの子供を、足を砕いて捨てたんだね。そのせいで、彼は生き残ったものの、片足が不自由だった。長じて、旅人に謎をかけ応えられなかった者を喰い殺していたスフィンクスに遭遇し、その謎を解いて投身自殺に追い込んでいる」
A「頭が悪いのか、何なのか。つーか父親はどうなったの、その後?」
F「実はテーベの王様なんだけどね、オイディプスはスフィンクスに遭遇する前に王様の乗った馬車に出くわして、道を譲る譲らないの問答の末殴り殺してるんだ」
A「おいおい」
F「その後、しばらくテーベの王位は空位だったんだけど、競技会が行われて、優勝者に王の未亡人が贈られることになった。もちろん勝ったのはオイディプス。結局彼は予言を成就し、父を殺し、母を娶り子まで産ませた」
A「壮絶だな……」
F「んで、テーベで飢饉が起こったときに問題の占い師が『王を殺した犯人を追放しろ』と云い出して、実はオイディプスが王の息子で、父を手にかけていたことが発覚。それと気づかず我が子とまぐわっていた母は自殺し、オイディプスは眼を潰してテーベから出て行った」
A「……やりきれないな」
F「父は子を殺そうとしたから、子は父を殺したから、それぞれ報いを受けたような状態かな。母親に関しては悲劇だったとしか云いようはないけど……要するに、因果応報って奴だ」
A「……でもよぉ、ガルフの意見は正論だぜ。杖を突いたら3本足?酔っ払いの寝言でももう少しマシな発言するさ」
F「所詮はマザコン野郎の寝言かなぁ。えーっと、スフィンクス相手にするには、もちろんクイズをこなさなきゃいけません。連立方程式を立てればそんなに難しくないので、あっさりこなせるんじゃないかな?」
A「こなしたら、なぜかロゼッタストーンのヒントだったな」
F「うん、それを得てからでないと見つけられない。それと、三大ピラミッドはバベルの塔へのフラグのひとつです。発見したらこんなメッセージを聞けます」
スフィンクス「イシスの意志に叶いし者よ。天に向かいてそびえたる螺旋を復活せしめん」