産付直後 | ||
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ヨウシュヤマゴボウ(ヤマゴボウ科) |
概要 | 食草の花穂などに1個ずつ産み付けられる。 |
形質 | 直径0.6o、高さ0.3o程度。概形はタイヤ形。表面に細かい三角形の網目状隆線をもち、その交点が突出して鈍頭の突起となる。色調は青緑色を帯びた白色。孵化直前になってもほとんど変化しない。 |
1齢 | ||
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ヨウシュヤマゴボウ(ヤマゴボウ科) |
終齢 | ||
緑色型 | 鮮紅色型 | |
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クララ(マメ科) | クズ(マメ科) |
概要 | 終齢は4齢。孵化した幼虫は卵殻をほとんど食べない。全幼虫期間を通じて、食草の蕾や花の中で見つかることが多い。 典型的な広食性の種だが、食草は季節や地域によってほぼ一定している。県内では初夏まではヨウシュヤマゴボウやフジ、夏はクララ、初秋はクズやハギなどで見つかることが多い。 |
形質 | 概形はワラジ形で、各体節の凹凸は弱い。側面から見るとやや背が高く、各体節が突出して鋸歯状となる。色調は食草の種類や部位に応じて淡緑色〜鮮紅色まで変化する。2齢以降の幼虫は第8腹節に蜜腺をもち、その蜜を求めてアリが群がっていることが多い。 |
概要 | 食草の根元付近の落葉の隙間などで見つかる。 |
形質 | 帯蛹。概形はやや細身のダルマ形。側面から見ると前胸部がやや突出する。色調は褐色で、不規則な黒色斑をもつ。背中線は黒褐色で不明瞭。 |
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