産付直後 | 産卵位置 | |
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ヤマノイモ(ヤマノイモ科) | ヤマノイモ(ヤマノイモ科) |
概要 | ほとんどの場合、食草の葉表に1卵ずつ産付される。稀に蔓などに産付されることもある。 |
形質 | 直径約1.2㎜、高さ0.7㎜程度。概形は底面の平らな半球形。表面は頂部から下面に通る隆起状をもつ。色調は透明感のある緑白色で、小褐色斑紋を不規則に散らす。ただし、表面には母蝶の腹端の毛がこすり付けられている。 |
若齢 | 中齢 | 終齢 |
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ヤマノイモ(ヤマノイモ科) | ヤマノイモ(ヤマノイモ科) | ヤマノイモ(ヤマノイモ科) |
幼虫巣(1齢) | 幼虫巣(2齢) | 終齢(越冬中) |
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ヤマノイモ(ヤマノイモ科) | ヤマノイモ(ヤマノイモ科) | ヤマノイモ(ヤマノイモ科) |
概要 | 終齢は7齢。孵化した幼虫は接着面を除き、卵殻をほぼ全部食べる。全幼虫期間を通じて葉の一部に切込みを入れて折り返した巣をつくり、この中に潜んでいる。主に夜間に巣から出て周囲の葉を食べる。 |
形質 | 概形は腹部中央付近がもっとも太いイモムシ形で、頭部はハート形。初齢~終齢まで体型に変化はない。色調は頭部が暗褐色~褐色、それ以外は灰白色で、若齢時は透明感を持つ。齢数を経るにつれてこの透明感は失われ、亜終齢・終齢時は粉白色を呈するようになる。 |
安定期 | 蛹の巣 | ||
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概要 | ほとんど例外なく食草の葉を折り返して作った巣の中で蛹化する。 |
形質 | 帯蛹。概形は やや長い紡錘形。目立った突起はない。頭部と腹端は尖る。胸部背面と腹部中央付近の背面はわずかに盛り上がる。色調は淡褐色で、側縁の翅部は褐色の縁取りをもつ白色。腹部側縁にも褐色の縁取りをもつ白色斑紋がある。羽化が近づくと黒化する。 |
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