実践5 Art Lessons


A.活動名/Activity Name

「 自然から学ぶ造形 ー イーハトーブの風を感じて ー 」  

                             
 A−1○ 図画工作科・美術科/Art Education  
 a表現(1)造形活動/Formative activity(2)○絵,立体,つくりたいもの/Expression and creation
 b 鑑賞/Appreciation  

 A−2 総合的な学習の時間/Period for Integrated Study  
 a. 国際理解/International Understanding  b. 情報/Information c. 環境/Environment  
 d.福祉・健康/Welfare&Health e. 地域や学校の特色/Characteristic of region and school
 f.児童の興味・関心/Interest of children

B.実施日/Date 「 1999 年 6 月 〜 7月  」

C.学校名/School Name「 岩手大学教育学部附属小学校」 
 C−1○ 小学校 Elementary School  C−2 中学校 Junior High School  C−3高等学校 High  School 
 C−4 養護学校 School for handicapped children

D.学年/Grade Level(s) 「 3、4(複式) 年」1st,2nd,3rd,4th,5th,6th graders

E.先生/Teacher in charge Mr./Ms. 「野沢 久美 」

F.時間数/Class Hour 「 6 」時間Hour

G.場所/Place 「at  教室、校庭  」

H.主なねらい/Main Aim
 ○視覚以外の感覚をはたらかせて表現する経験を通して、周囲の自然に対して豊かな感性で関わる子供を育てる。
 ○感じたことを、自分の感じ方に合った材料や色で表現しようとする態度を育成する。
 ○表現方法を話し合い、工夫していく中で、造形に必要な技能や知識を習得するようにする。
 ○自分の考えた表現と、友だちの考えた表現を交流または共有することにより、お互いのよさを学
  び合い、表現意欲を高めるようにする。

I.活動計画・活動内容/Schedule,Contents
 1. 風のスケッチをする(課外)
 2. 総合学習の時間に合わせ、岩山に出かけたり、中津川に出かけたりして、自然の風を十分に感じる体験をする(総合学習の中で)
 3. 窓に初夏の風を表現する(描く)(1時間)
 4. 山の風と川の風の違いについて話し合い、造形の計画を立てる(1時間)
 5. 山の風、川の風グループに分かれ、製作をする (3時間)
 6. 川の風の作品をみんなで鑑賞し合い、山の風でみんなで遊ぶ(1時間)

J.支援・準備・評価/Support,Preparation,Evaluation  
 ○ 風を感じて色や線で表す「風のスケッチ」を適宜、課外の時間に設定する。(5分ずつ)
 ○ 総合学習の時間が造形のヒントにもなるよう、様々な感覚を生かせる体験として活動計画を立てる。
 ○ 子供たちが考え選択した材料(山→カラービニール袋他、川→透明な傘他)の準備をし、製作に対応した場の設定を行う。
 ○ 子供たちの要望に応じての技術指導やその他の助言を行う。
 ○ 2つのグループが交流し合える場の設定や、十分に作品を楽しめる場の設定をする。



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