実践15 総合的な学習の時間 "Period for Integrated Study"
A.活動名/Activity Name
The newspapers tell us what is happening in the Earth.
「新聞は地球の出来事を教えてくれます。」
○A−1 図画工作科/Art Education
a表現(1)造形活動/Formative activity(2)絵,立体,つくりたいもの/Expression
and Creativity
○b 鑑賞/Appreciation
A−1 美術科/Art Education
a表現(1)絵や彫刻/Painting and Sculpture(2)デザインや工芸/Design and Crafts
b 鑑賞/Appreciation
○A−2 総合的な学習の時間/Period for Integrated Study
a. 国際理解/International Understanding ○b. 情報/Information ○c.
環境/ Environment
d.福祉・健康/Welfare&Health e. 地域や学校の特色/Characteristic of
region and school
f.児童の興味・関心/Interest of children
B.実施日/Date 「2000年1月」
C.学校名/School Name「東京都葛飾区立中青戸小学校学校」Nakaaoto Elementary School Art Class
○C−1 小学校 Elementary School C−2 中学校 Junior High School C−3高等学校
High School
C−4 養護学校 School for handicapped children
D.学年/Grade Level(s) 「5 年」1st,2nd,3rd,4th,○5th,6th graders
E.先生/Teacher in charge Mr.「川島真紀雄 Makio Kawashima」
F.時間数/Class Hour 「6」時間Hour
G.場所/Place 「at 図工室とコンピュータ室 Art room & Computer room」
H.題材について・主なねらい/The subject matter, Main Aim
○多様な手段で情報を集め,その情報を主体的に選択・活用できるようにしたり、情報の発信・受信の基本的ルールを身に付けるなど,情報活用能力を培う。(情報化への対応)
○地球環境についての理解を深め、環境を大切にする心を育成するとともに、環境の保全やよりよい環境の創造のために主体的に行動する実践的な態度や資質、能力を育成する。(環境問題への対応)
○問題の解決や探究活動に主体的,創造的に取り組む態度を育て,自己の生き方を考えることができるようにすること。(総合的な学習の時間)
○表したいことを表すために,形や色,材料の特徴や構成の美しさなどの感じ,つくるものの用途などを考えるとともに,表し方を構想し計画して,創造的な技能などを生かして表現すること。〔図画工作科第5学年及び第6学年〕A表現(2)ア
○自分たちの作品や表し方の変化などに関心をもって見るとともに,表現の意図や特徴をとらえ,見方や感じ方を深めるようにすること。[図画工作科第5学年及び第6学年B鑑賞(1)ア]
○校内の適切な場所に作品を展示するなどし,平素の学校生活においてそれを鑑賞できるよう配慮するものとする。[図画工作科 内容の取扱いについての配慮]
I.活動計画・活動内容/Schedule,Contents
1.地球の環境について調べる。
(地球と生活のデザインノート*学校図書館の利用*インターネットでの検索*マルチメディア百科事典での調べ学習*親や地域の協力)
地球と生活のデザイン The globe and living design 「こんな地球にすんでみたい」" I want to live in such the earth ". Think globally, act locally. 地球的に考えて、できることをやろう! 5年 組 1、地球の情報を集めよう。《家庭学習・図書館・インターネット》 ●調べる例 ○国連人間環境会議[United Nations Conference on the Human Environment]1972年○地球サミット[Earth Summit/United Nations Conference on Environment and Development]1992年○地球の温暖化[global Warming]○温室効果ガス[greenhouse gas]○オゾン層の破壊[ozone layer depletion]○オゾン・ホール[ozone hole]○酸性雨[acid rain]○森林の減少[reckless deforestation]○砂漠化[desertification]○ワシントン条約「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」[Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora]1973年○環境基本計画[The Basic Enviroment Plan]1994年 ○京都議定書「地球温暖化防止条約」[Kyoto Protocol to the United Nations Framework Convention on Climate Change1994年○自然の権利訴訟○ゴミゼロ工場[zero emission factory]○ダイオキシン[dioxin]○産業廃棄物[industrial waste]○大気汚染[air pollution]○土壌汚染[soil pollution]○環境ホルモン[endocrine disrupters]○環境白書[Quality of the Environment of Japan]○エコ・マーク[eco-mark]○こどもエコ・クラブ[Junior Eco Club]○パブリック・アート[public art]○ガーデンアイランズ(庭園列島)○バリアフリー社会○エネルギー問題○インテリジェント・シティ[intelligent city]○エコシティ[ecocity]○ウォーター・フロント[water front]○ビデオトープ・ネットワーク[biotope network]○対人地雷全面禁止条約1999年 ●インターネットの例 EICネット http://www.eic.or.jp/ こどもエコクラブ http://www.wnn.or.jp/wnn-jec/top.html 地球の今を知ろう http://www.digitalium.co.jp/kids/KID02.html 2、情報を交換して,選ぼう。 《グループ学習》 3、情報を生かし、環境プランを立てよう。 《アイディアスケッチ》 4、プランを表そう。 [Environment Desing] 《新聞つくりー文字と絵、写真、コンピュータなどで》 道具:サインペン・マジック・絵の具・コンピュータ・ハサミ・のりなど 5、発表しよう。 《展示・プレゼンテーション》 |
2.テーマを決めて構想する。(*情報手段の活用)
3.地球新聞を表す。(*もの『新聞』づくり・コンピュータの活用*問題解決学習)
4.展示(教室や廊下での鑑賞*児童のよい点や進歩の状況などを積極的に評価する)
J.支援・評価/Support,Evaluation
○図工室にも調べるために本を用意する。
参考図書:地球のためにわたしたちにできること[ポプラ社],地球は暖かくなるのか?[草土文化],水をきれいにしよう[ほるぷ出版],空気をきれいにしよう[ほるぷ出版]もうすぐ地球はゴミの星[文研出版],いま地球が大変だ[草土文化],宇宙のオアシスを守る[草土文化],オゾン層の破壊をふせごう[ほるぷ出版],酸性雨をふせごう[ほるぷ出版],地球温暖化をふせごう[ほるぷ出版],生物は生き残れるか?[草土文化]
○見やすい新聞の見出しやレイアウトなど制作がスムーズに進むように支援する。
○新聞づくりで工夫しているところや,表現のしかたのよいところを評価する。
○本だけでなく,インターネットの記事を活用したり,コンピュータ室でマルチメディア百科事典をプリントアウトしたり,多様な方法で地球の危機的な状況を提言していた。
H.準備・材料/Preparation,Materials
○白ボール紙(45p×60p)・色画用紙・マジック・ハサミ・のり
○コンピュータ・印刷機