第三十一話 〜ドラゴンボールを探せ!〜

前回、ザイコーの口から信じられない言葉が、なんと、和解を申し出たのであった。

ヒトソラシ 「どうしたってんだ!?」
「おっと!!油断させて倒そうってんだな?その手には乗らないぜ!」

ザイコー 「私は、あなたを私と同等のパワーを持つ戦士と認めました。
いや、認めざるえない。おそらくは、パワーだけなら、私を超えている。
ならば、とりあえずは、闘う理由がないのです。
私は、ご存知の通り、闘い方、気の使い方など自己流です。
ここへ来た、当初の目的も父である孫悟空に鍛えてもらうためでした。」

ヒトソラシ 「・・・・・・・」
「どうやら、ウソのようではないみたいだな。」
「本当に行動を共にするというのか?」

ザイコーは、超サイヤ人5から通常状態へと戻り、闘う意思が、ないことを示す。

ザイコー 「はい。」
「もし、この戦闘で、あなたを倒したとしても、私には当面の生きる目標がありません。」
「あなたたちと行動をすれば、何かが私の中で、芽生えるかもしれないと思ったのです。」

「とっ、とにかく、いまは、この星の爆発を防がなくては!」

ヒトソラシ 「おっと!そうだった!どうやら、おまえもウソを言ってるようではないみたいだし、どうにかしねえと!」

−神殿からピッコロがテレパシーを送る−

ピッコロ 「とりあえず、ドラゴンボールで、爆発を食い止めるほかない!」
「すぐに神殿へ来るんだ!」

ヒトソラシ 「そうだな!よし!!」
「ザイコー!オレの肩へ手をおけ!」

ヒトソラシは神殿へと瞬間移動する。

ピッコロ 「ドラゴンボールは、ブロリーを生き返らせるために使ったから
いまは、地上の各地にある。いますぐに探しにいくぞ!」

ヒトソラシ 「そうだった!でも、レーダーに反応するのか?石のままじゃないのか?」

デンデ 「その心配はありません。先ほど、すぐに使えるように復活だけは、させておきました。でも、探すことだけはしないと!」

ヒトソラシ 「よし!じゃあ、探しに行くか!」
「みんな!それぞれに分かれて探してくれ!」

ザイコー、ヒトソラシ、ピッコロ、クリリン、18号、パン&ブラ、ビーデルは
それぞれに、神殿を飛び立つ。

ヒトソラシは、火山が爆発している上空へとたどり着く。

ヒトソラシ 「うっひゃあ〜!火山の中かよ!?」
「溶けてないだろうな!」

ヒトソラシは火山の中へと突っ込んでいき、ドラゴンボールを発見する。

ヒトソラシ 「あっち〜〜、あっち〜〜!でもドラゴンボールは無事だったぜ!」

草原では、パンとブラが、鳥の巣にあったドラゴンボールを発見する。

パン 「鳥さん、ごめんね!これは卵じゃないの」

しかし、親鳥が、ブラのアタマを口ばしで、つつく。

ブラ 「いたい!いたいってば!!」

パン 「あははははっ!!」

ブラ 「笑ってる場合じゃないっつーーの!!」

北の都では、ザイコーが、到着する。

ザイコーは、地面に落ちているドラゴンボールを見つける。

ザイコー 「・・・簡単に見つかってしまった・・・。」

その時、地面が割れ、その割れ目へとドラゴンボールは落ちていってしまう。

ザイコー 「ええっ!?ちょ・・!!」

ザイコーはすぐさま、割れ目へと入るが、暗闇で何も見えない。

ザイコー 「ここは暗すぎる。。。」

ザイコーは、そぷつぶやくと、超サイヤ人化し、明るくする。

ザイコー 「よし、見つけたぞ!」

ザイコー、ドラゴンボールゲット!

ビーデルは北極の氷の町へ到着していた。

そして、巨大な氷柱の中にあるドラゴンボールを発見する。

ビーデル 「もう!なんで、こんなとこにあるのよ〜〜」
「よ〜し!久しぶりに腕がなるわ!!」

ビーデルは、気を練り、集中し、気功波を放つ。

氷柱は、激しい音を立てて砕け散る。

ビーデル 「ああっ!!やりすぎちゃった!!」
「ドラゴンボールは?」

しかし、ドラゴンボールは、見事、上手く、取り出すことができた。

ビーデル 「ほっ」と、し、胸をなでおろす。

18号は、海洋を漂っていた。

18号 「ちっ!この海の中にあるってのかい!」
「濡れるじゃないか!」
「クリリンのヤツと場所を交換すればよかったよ。」

18号は、腹を決め、海中へと潜り、ドラゴンボールを発見する。

クリリン 「はっくしょん!!」

クリリンは、レーダーに反応する平地へと向かっていた。

クリリン 「18号のやつが、噂してるんだろうな・・・」
「な〜〜んか、後で、イヤ〜な予感がする。。。」

クリリンは、程なく、ドラゴンボールを発見する。

そして、最後のドラゴンボールをピッコロが、なんなく、見つけ、
一同はそれぞれに神殿へと戻る。

クリリンが神殿へ到着するころ、他の面々はすでに到着し
ドラゴンボールを並べていた。

クリリン 「オレが最後だったか〜ごめんごめん!」

18号 「あんた。一番、最後ってことは、ワタシより苦労したんだろうね!?」

クリリンは、ずぶぬれの身体の18号を見て、さっきの悪い予感が
したことを思い出す。

クリリン 「え?あ、うん!そりゃ〜大変だったさ!!あはははは・・あは・・あはは」

ピッコロ 「グズグズしている時間は、ないぞ!」

クリリンは、最後のドラゴンボールを置く。

デンデ 「出でよ!神龍!!そして願いを叶えたまえ!」

神龍は、閃光と共に現われる。

神龍 「ドラゴンボールを揃えし者よ、どんな願いでも叶えてやろう」
「さあ、願いを言うがいい」

ヒトソラシ 「地球が爆発しそうなんだ!食いとめてくれねえか?」

ピッコロ 「いや!それではダメだ!」
「神龍よ!ザイコーが地球に来くる前の地球の状態に戻してくれ!」

ヒトソラシ 「ああ!そっか、オレたちの闘いで、かなり地球が痛んじまったもんな」

神龍 「了解した」

神龍のチカラにより地球は完全に復元した。

ナレーション:なんとか地球消滅直前でドラゴンボールの神龍により食い止めることができた。
しかし、ザイコーは、このまま、悟空たちと行動を共にすることになるのだろうか?

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