2015.8.17 齋藤洋太郎指導員のタイ遠征記

2015715日〜719日にタイへ行ってきたことをご報告させて頂きます。

●登場人物
仙台組:平塚先輩、齋藤、村田さん
東京組:天骨先輩、みよし社長、歌蔵先輩、清水先輩
他:大木さん
タイ組:白石先輩、熊谷さん

●タイ王国
公用語:タイ語 人口:6,718万人 通貨:バーツ 日本との時差:2時間
首都:バンコク 人口:824万人 7月平均気温:最高32℃、最低24
特別都市:パタヤ 人口:10万人 7月平均気温:最高31℃、最低26

●今回の行動予定
7/15
日本→バンコク、7/16バンコク→パタヤ、7/17パタヤ、7/18パタヤ→バンコク、
7/19バンコク→日本



715日(水) 日本→バンコク>
出発の日。AM630仙台空港集合予定。
仙台空港アクセス線の始発で空港へ向かった。
車中では、仙台空港アクセス線の電車運賃が相変わらず高いなと思いながらも、まあ、タイに行くから別に良いかと割り切り空港へ向かった。
電車を降りてすぐに、バックパッカースタイルの平塚先輩と村田さん(平塚さんの仕事の先輩)と落ち合い。搭乗手続きを済ませ国内線出発ロビーへ向かい、国内線にて成田空港へ移動。

成田空港へ到着。国際線への搭乗手続きを済ませ、出発まで時間があったので、空港内を適当にぶらぶらした後、3人で旅の出発を祈願しビールにて乾杯。
ここで仕事用携帯電話の電源をスイッチオフ。朝から飲むビールは最高においしい。
平塚先輩と村田さんとの会話を聞いていると、村田さんはタイのことが相当詳しいようで、
平塚先輩のタイ関係の質問には何でも答えられていた。
ビールでほろ酔いになり、いざタイ航空でタイに向けて出発。
もちろん、機内のファーストドリンクはシンハービール。
そして、機内食には赤ワイン。満腹・・・爆睡。あっというまにタイのスワンナプーム国際空港へ到着。(成田→スワンナプーム 約6時間)
平塚先輩は試合に向けて減量中の為か、あまり寝れなかったとのこと。
ちなみに自分は増量中。


スワンナプーム空港でファイティングポーズ(写真左) シンハービール(写真右)

スワンナプームからはメダルの切符(仮面ライダーオーズのメダルような妖怪ウォッチの妖怪メダルのような)でおなじみのエアポートリンクに乗り、マッカサン駅で村田さんと別れ、平塚先輩と自分は地下鉄(MRT)に乗り換え、クイーンシリキットコンベンションセンター駅で降り、徒歩で宿泊先へ向かった。
自分自信、3度目のタイバンコクの為、何か懐かしさを感じた。途中、建設中の商業ビル施設があり、看板に大林組と記載があった。日本のゼネコンも頑張っているなと思いつつ、向かった。

宿泊先のロンポーマンション。今回はロンポーマンションの中のEZ STAY Bangkok(日本人専用ドミトリー)に宿泊。同部屋に滞在している方々へ簡単に挨拶を済ませ、地下鉄と電車を乗り継ぎ、途中に円からバーツへの両替を行い、ラジャダムヌーンスタジアムへ向かった。
その途中にムエタイグッズショップへ立ち寄ったが、時間が遅かったせいなのか、閉店ガラガラ・・・残念。
気を取り直してタクシーにてラジャダムヌーンスタジアムへ向かった。
到着後、タクシーを降りた途端にタイのおばちゃんが寄ってきて話かけてきた。
話を聞いてみると、2.000バーツ(日本円で約\7.200)のリングサイド席しか空いていないと言っている。2階席も立見席も空いていないと言うのだ。本当かよと思いながら、取り合えず隣接のツインズショップで買い物。平塚先輩によると、以前はラジャブランドのショップがあったらしい。
自分はキックパンツとパンチンググローブを購入。
タイ初日ということもあり、ムエタイ観戦は諦め、入口で写真撮影。
お腹も空いたので、タクシーで移動し、村田さんとアソークで待ち合わせ。
村田さんと村田さんのタイの友人の方と平塚先輩と自分の4人で、村田さんなじみのお店でシンハービールとタイ料理を満喫。
地元の人はビールに氷を入れて飲むのがタイスタイル。
食事中には何度も腕時計を買えとアラブ系の人が話かけてくる。無視。
村田さんはどうやらタイ語の日常会話も出来るらしい。いや出来ている。
村田さんと村田さんのタイの友人にタイ語のレクチャーを受けながら、楽しい食事会は終了した。
平塚先輩は減量中の為、食事を制限していた。自分は増量中の為、120%の食事。
ホテルに帰り、夜の遅い時間とアルコールも摂取したせいか自然に眠りについた・・・爆睡。


右が村田さん(写真左)                 ラジャダムナンスタジアム(写真右)

716日(木) バンコク→パタヤ>
平塚先輩は減量中の為、睡眠中。
自分は朝起きてすぐに、シーフードマーケット方面へランニング。
渋滞の道路で渡るのが難しい横断歩道、地元の人も通う屋台、放し飼いの犬たち、独特の空気のかおりと何か懐かしさを感じるおなじみの風景が飛び交っていた。
懐かしさを感じながら走っているとマクドナルドがあり、マクドナルドの旗が駐車場と歩道側に立っていてそれをショートカットして行こうと思い、旗に向かって突き進むと、なんと旗に鉄のような芯が入っており、体に強打し激痛。一人でうずくまってしまう状況。読みが余かった・・・情けない。タイ侮れない。
何ごともなかったようにランニングを済ませ、ホテルへ戻り、平塚先輩とホテルで朝食。
自分は普通にエッグトーストとコーヒー。平塚先輩は水のみ。何かすみません。
朝食後はホテルのプールで泳ぎ、筋トレ、ストレッチ。
プールから部屋へ戻り、リビングでくつろぎ、同じ部屋に滞在している方々や管理人と雑談。そんな中、偶然にもパタヤに行く人が一人(静岡出身の大木さん)滞在していた。そして、パタヤまで一緒に向かうことになった。
ホテルをチェックアウトし、タクシーをつかまえ、平塚先輩、自分、静岡出身の大木さん3人で、エッカマイの東バスターミナルへ向かった。
バスターミナルへ到着。ここで東京組4人(天骨先輩、みよし社長、歌蔵先輩、清水先輩)と合流。簡単に挨拶を済ませエアコン付きバスに乗り、パタヤへ移動。
(所要時間約2時間30分 料金119バーツ(日本円で約\428))
快適な乗り心地のエアコン付きバス。いつの間にか爆睡してしまった。
あっと言う間にパタヤに到着。初めてのパタヤ。ワクワクドキドキ。バスターミナルから宿泊先のホテルまでの移動は、バンコクには無い、パタヤ特有の乗り物のソンテウ。後部座席側の真後ろがオープンになっている為、しっかり掴まって乗っていないと急ブレーキを踏まれたときに道路に放り出される危険性がある。タイは基本的に自己責任の国だから、自分の身は自分で守るしかない。
初めてのパタヤと初めて乗るソンテウ。脳に刺激を受けまくり、宿泊先のサワディー・サンシャインに到着。
静岡の大木さんはパタヤでの宿泊先を決めていなかったので、同じサワディ・サンシャインに宿泊することになった。


これがテンソウ(写真左)                 パタヤの風景(写真右)

チェックイン後、昼食を食べる為、皆で近くのタイ料理屋に徒歩にて移動し、ちょっと遅い時間の昼食。
食事後は自由行動。マッサージに行く班とムエタイ練習班と別れ、ムエタイ練習班は平塚先輩、自分、天骨先輩、大木さんの4名。練習用にコンビニで大きめの水を購入し、個人タクシーのようなもので、ムエタイジムへ向かった。
乗車して30分経過・・・何か運転手の様子がおかしい。更に45分経過してもムエタイジムへは辿りつかない。どうやら運転手は道に迷っているらしい。携帯電話でムエタイジムまでの地図を見せても全く見ようとはしない。
運転手は何度か車を留め、近く住民に道を聞いていた。1時間くらい経過してやっとのことでムエタイジムのスイーヨットンジムへ到着した。
リングが3つプラス別の離れにもリングが1つある大きいジム。
練習中のタイ人や欧米人が何人かいて、ミット打ちや首相撲の練習をしていた。
トレーニング料金は300バーツ(日本円で約\1.080)。
直ぐにキックパンツに着替えて、各自ストレッチ→ロープ→シャドー。
ミット打ち開始。(各自4ラウンド) 1番手:平塚先輩、2番手:齋藤、3番手:大木さん、4番手:天骨先輩。
平塚先輩は減量中でもあったが、全体的にスピードは切れていた。
自分齋藤は、受け手のトレーナーのミット持ちが上手いせいもあり、凄く気持ちよく打たせてもらった。
大木さんは初めてのムエタイ体験だったので、だいぶ体力を消耗していた様子。
天骨先輩はミドルキックが切れていた。ミット終了後、何か不満そうな顔をしていたので、理由を聞いてみると、ラウンドの合間にトレーナーから水を飲まされることが嫌だったらしい。なぜならば、練習後にビールを上手く飲む為に、我慢しているからとのこと。なるほど・・・納得。
次は首相撲。平塚先輩のみ参加。自分と天骨先輩は撮影。大木さんは休憩。
平塚先輩の相手は平塚先輩より小さいタイ人。
最初の方は平塚先輩が首相撲で相手を倒していたが、相手のスイッチがオンになり、平塚先輩を投げ倒しまくっている。びっくり。相手は相当強い。投げられている平塚先輩は何か楽しそうだった。首相撲練習終了後の平塚先輩は、明日試合ということも忘れて首相撲をやってしまったので、首が少し痛いが強い相手と出来て楽しかったとのこと。上には上がいるようだ。どうやら平塚先輩の首相撲の相手は、マックスムエタイに出場している選手でプラム中心の選手らしい。どおりで強いわけだ。


首相撲に挑む平塚先輩(写真左)            右から大木さん、天骨先輩、平塚先輩、齋藤

練習中には初スコールに遭遇。練習終了。練習終了後はジム内にあるムエタイグッズショップを見たり、ヨットン会長(銅像)と写真撮影。帰りも契約して待ってもらっている個人タクシーのようなもので、宿泊先のホテルへ帰宅。(帰り時間は道に迷わなかったので約30分)
ホテル到着後は、シャワーを浴び、マッサージ班と合流し、ホテル近くのタイ料理屋で決起会。途中、村田さんも合流。試合前日の為、平塚先輩は酒を飲まず、食事の量も抑えていた。
流石、試合にかける思いはプロフェッショナル。見習いたい。
何かすみません。増量中の自分はタイ料理、タイビールを満喫。特にココナッツの中に入っているグリーンカレーが美味しかった。
決起会終了後は、パタヤビーチ(別名うんこビーチ)まで出て、明日の試合会場の確認に徒歩で向かった。パタヤ独特な風景のパタヤビーチをWALKING STREET方面へ歩いて行き、WALKING STREET入口の手前にある、リングがある飲み屋が明日の試合会場だった。中に入って店内を一周し店を出た。その後は、社会勉強の為、WALKING STREETを観察したのち、途中お土産屋により、ホテルまで帰宅。
明日の試合が楽しみ。


スコール!(写真左)     グリーンカレー(写真中)    試合前日の決起会「やるぞ!」(写真右)

717日(金) パタヤ 平塚先輩試合当日>
少し寝坊したが、自分は昨夜行ったWALKING STREET方面へランニング。
日中のパタヤビーチの風景は夜のパタヤビーチの風景とは全く違う風景だった。
ランニング終了後は、朝食を食べに平塚先輩とホテル近くの洋食ビュッフェ屋へ向かった。
タイ人の店員に話しかけても、基本ノーリアクション。通じているのか、通じていないのか、よくわからないが注文したものは運ばれてきた。日本人が日本で突然、英語で外国人に話しかけられた感じかな。違うか。
朝食終了後は、近くのページ10ホテルの屋上にあるプールでスイミング、ストレッチ、筋トレ。
平塚先輩は試合前の減量で、体はバッキバキの6パック。南国ドリンク的な飲み物も飲み満喫。プールの後は宿泊先のホテルに戻り、ホテル内で昼食。
昼食後は昼寝をし、ホテル近くのマーサージ屋さんで、フットマッサージ。(1時間200バーツ(日本円で約\720))最高に気持ちいい。マッサージ後はコンビニにより、平塚先輩はコーラ、自分はマグナムアイスを購入。
マグナム最高。平塚先輩すみません。
その後は近くのお土産屋を何件か探索。そして、試合前の最後の食事。
食事後はホテルへ戻り、集合時間まで休憩。
集合時間はPM19:00ホテルのロビー。
今回の試合のセッティングをお願いしていた元大道塾の白石先輩と待ち合わせ。
白石先輩は最近パタヤに引越して、県境の秘密組織で働いているらしい。
天骨先輩とは3度北斗旗関東予選で対戦しているとのこと。現在、独身。
いまだ対戦相手の情報も無いし、本当に試合が出来るのかもわからないという、不安を抱え、徒歩とソンテウで試合会場まで向かった。
ソンテウに乗車中の平塚先輩は、もうすでにスイッチが入っているようだった。
会場に到着後、白石先輩筆頭に店の支配人的な人に交渉。
白石先輩はタイに在住している為、タイ後はペラペラで読み書きも出来るらしい。
試合会場ではちょっとふっくらした体型のタイ人のおじさんがムエタイショー的なものをやっていた。
交渉終了後、試合の時間まで間があったので、近くのマクドナルドへ移動し、時間潰しとミーティング。


バンテージを巻く平塚先輩(写真左)       ウォームアップの相手は清水先輩(写真右)

時間になり、いざ出陣。店の中は、さっき来たときよりもお客の人数も増え、タイ人から視線を感じながら、歩き進む。完全にアウェイ。平塚先輩は着替えを済ませ。軽く自分と目慣らしをし、その後、清水先輩と目慣らし。
そこには清水先輩の後輩(平塚先輩)に対する熱い思いが感じられた。
自分ごとだが、支配人的な人が、自分の腕や胸を触って来て、試合をしろとしきりに言ってくるのだ。
肘打ちも禁止で場の雰囲気もあり、迷ったけど、最初から試合しないつもりだったので、断った。試合にかける思いが、平塚先輩のようには無く、腹もくだしていたので、相手にも失礼だし、なんと言ってもびびっている自分がいた。今思えば、せっかくムエタイの試合が出来る滅多にないチャンスを自ら、遠ざけたことは後悔。
マイクアナウンスにより、平塚先輩の試合の入場が始まった。曲が流れ、平塚先輩の後をセコンドの清水先輩、歌蔵先輩、自分齋藤、その後ろをみよし社長、白石先輩、白石先輩の会社の先輩の熊谷さん(秘密組織の先輩のムエタイ女子)、天骨先輩。
ビデオ撮影に村田さん。応援に村田さんの友人のタイ人の方(わざわざバンコクから駆けつけていた)。
対戦相手は平塚先輩より小さく、体のぜい肉は無く、背中と腕と腹にタトゥーが入っている。歳もわかそうだし、相当期待出来そうな相手だった。
試合前にムエタイではおなじみのワイクルーの舞い。
平塚先輩は四方に十字を切り、正座にて瞑想。日本らしさが出てる、かっこいい舞だった。
試合のルールは、2分3Rでラウンド間は1分、肘無し。
そして、試合開始、1R目は、お互い探りあいの試合展開。周りのタイ人のタイ人選手への声援は熱いものがあった。完全アウェイだが、平塚先輩は場を楽しんでいるように見えた。
2R目からは、ローキックとパンチ中心の攻め、対戦相手を翻弄した。相手はするどいミドルキックで、応戦してくるが、明らかにパワーの差が感じられた。
3R目は平塚先輩のローキック、パンチが効いて来て、相手は守りの姿勢で、平塚先輩に攻められれば抱きついて首相撲でかわす状況。
試合内容は平塚先輩の圧勝だったが、引き分けと言う結果に終わった。



試合後の平塚先輩のすっきりした笑顔。北斗旗では見たことのない顔。満足そうではあったが、周りの人には、相手を倒せなかったこと(ダウン)に対して謝罪していた。
平塚先輩らしいプロフェッショナル魂。
試合終了後はリングからはけた場所で、対戦相手にお礼の挨拶。すると、まずはセコンドをしたタイ人にセコンド料200バーツ(日本円で約\720)を支払えとのこと。自分らがセコンドに入っていたのに、やけにグイグイ入ってくるタイ人がいるなとは思っていたけど、案の定、事後請求。あっち方面の人か?
対戦相手も平塚先輩に対して、試合のチップを要求してくるのだ。自分ら日本人関係者にもチップを要求してくる。
その場はふざけるなと思ったけど、よくよく考えれば、生活をかけてムエタイの仕事をしているし、逆にプロフェッショナルなんだなあと思った。
お店を出て、打ち上げ会場まで、ソンテウに乗り移動。打ち上げメンバーは平塚先輩、天骨先輩、歌蔵先輩、みよし社長、清水先輩、白石先輩、熊谷さん、自分齋藤の8名。
打ち上げは皆、精一杯騒ぎ、飲んで食べた。
みよし社長が途中頭から流血し、(氷を頭で割ろうと頭突きした為)試合の話より、流血ネタで持って行かれた感があった。
最後は熊谷さんが作ったアルコール度数が高いお酒を飲んで、周りのお店も閉店し始めたので、打ち上げ終了。ソンテウでホテル方面へ戻り、コンビニで平塚先輩と清水先輩と自分でご褒美にマグナムゴールド(アイス)を食べたのちホテルへ戻り、眠りについた。


対戦相手(写真左)                 お気に入りのマグナムアイス(写真右)

718日(土) パタヤ→バンコク >
起床予定よりも寝過ごしてしまった。昨夜飲んだ、濃い目の魔法の酒が体の中に残っている。平塚先輩とホテルの朝食を食べ(店員はニューハーフだけど)、ムエタイの練習をする為、再び個人タクシーのようなもので、スイーヨットンジムへ向かうことにした。メンバーは平塚先輩、清水先輩、自分齋藤の3名。運転手も前回と同じ人だった。
2回目は、流石に運転手も道に迷わず、すんなり着いた。
ジムにとっては、着いた時間が、練習時間内の中で遅かったらしく、早くしろとあおられた。
巻でアップしミット練習を行った。平塚先輩のトレーナーは体は小さいがミット持ちが上手く、相手の隙への返しの反撃スピードがかなり早い人だった。
自分はミット終了後、腹痛の為、練習終了。
清水先輩、平塚先輩はサンドバック練習と筋トレ。
平塚先輩は試合後の翌日でも、淡々とメニューをこなして行く。見習いたい。
練習終了後、ホテルへ戻り、シャワーを浴びてからチェックアウト。
平塚先輩、清水先輩、自分齋藤の3人は帰国の為、天骨先輩達と別れ、ソンテウでパタヤのバスターミナルへ移動。乗車時間までは時間があったので、バスターミナル内で昼食。
そしてアイスをかけて男気じゃんけん。(ちなみに自分は腹痛の為、棄権)
平塚先輩の勝利。
出発時間になり、パタヤからバンコク行きへ出発。エッカマイの東バスターミナルへ到着。
(タイの高速バスは目的地の向かう途中でも、降りたいところで降ろしてもらえるらしい)
エッカマイ駅よりBTSに乗り、プロンポンで村田さんと待ち合わせ。
途中の乗り換え駅で偶然にも静岡出身の大木さんと再会。
大木さんとは716日以来、音信不通だった。自分達より早い時間のバスでパタヤからバンコクへ移動してきたとのこと。旅でのお礼とお別れの挨拶を済ませ、再び村田さんとの待ち合わせ場所プロンポンまで移動。
村田さんと落ち合い、お土産屋を紹介して頂き、お土産を買いに向かった。おしゃれなデパートの中に入っているスーパーで自分達では行かない(行けない)ようなところだった。流石、村田さん。そこて大量にお土産を購入し、夕食を食べに近くのタイスキ屋へ移動。バンコク最後の夕食。ちょっと値段の高めなタイスキ屋。定員の様子がおかしい。定員はタイ人で片言の日本語が話せるが、常に鼻歌を歌いながら接客している。それに値段の高いものを推めてくる。
この感じもタイスタイルなのか・・・?
シンハービールで乾杯し、タイスキを食した。
村田さんと別れ、平塚先輩、自分齋藤、清水先輩の3人はタクシーに乗り、ムエタイ観戦の為、ルンピニースタジアムへ移動。多少渋滞での移動中、メータータクシーのメーター料金の表示が、突然消えた。
運転手は、困っている様子。しばらくたっても直る気配は感じられない。困った表情の運転手は、降りて別のタクシーに乗り変えて目的地まで向かってくれと言って来たので、それは無理と断り、200バーツ(日本円で約\720)で目的地まで行くように交渉したが折り合いがつかず、300バーツ(日本円で約\1,080)で交渉成立。
運転手は目的地に着くまでの間、ずっとメーターが直らないことを気にしていた。仕事にならないので、目的地に着いたら、今日の仕事は終わりにし、家に帰ると言っている。
結局のところ、この車内でのトラブルは運転手が故意にやったことなのか、本当のトラブルなのかはよくわからない。


スイ―ヨットジム(写真左)             ジムのみんなと(写真右)

新しいルンピニースタジアムへ到着。到着後、清水先輩はムエタイ観戦があまりのりきでは無かった為、お別れの挨拶をし、宿泊先のホテルへと向かって行った。(清水先輩は帰りの飛行機が自分達とは違う為、バンコク市内でもう1泊)
リングサイドで観戦することは決め、試合開始まで時間があったので、入口で写真撮影とムエタイグッズショップでお買い物。
そして、試合開始時間が迫り、試合会場への入場が始まった。会場はリプレイ用のモニタやエアコンも付いており、設備が整っていた。蚊もいないし、以前のルンピニースタジアムとは全く違う雰囲気だった。
体重の軽い順から試合開始。自分達は帰国の為、飛行機の時間が迫っていた。
結局5試合しか観戦出来なかったが、5試合中2試合がKOで決着がついた面白い試合だった。
判定が多いムエタイの試合で、この確率はめずらしいことだと思った。しかも、戦った選手 は日本言えば、小学生、中学生、高校生クラスの選手達。KOは2試合とも肘によるKO。危険性はあるが、彼らの試合に対する熱い気持ちは感じとれた気がした。
スタジアムを出たら、タクシーが3台停車していた。スワンナプーム空港へ向かう為、1台目に交渉したら、メーター料金ではなく、料金は500バーツ(日本円で約\1.800)と言っているので断った。次に2台目に交渉した。メーター料金ではなく、料金は600バーツ(日本円で約\2,160)と1台目よりも高い。ふざけるなと断り、3台目に交渉。3台目はメーター料金でOKということで交渉成立。(バンコクのメータータクシーの初乗り料金は35バーツ(日本円で約\126)とかなり安い)
やっとのことでタクシーに乗り、スワンナプーム空港へ向かった。
タクシーの中から見えるバンコクの夜景は、名残惜しかった。そして、スワンナプーム空港へ到着した。
メータータクシー料金は約400バーツ(日本円で約\1,440)。選択成功。3台の中でメータータクシーが1番安かった。夜中のフライトで日本への帰国となった。帰りは博多経由の仙台空港行。
タイから日本に帰りたくない病なのか、腹痛が全く治らなかった。この腹痛は週末の大道塾東北地区サマーキャンプまで引きずってしまう結果となった。


ルンピニースタジアムの入り口とリング

<お礼と感想>
平塚先輩、今回も自分にこのような刺激的経験をさせて 頂き、誠にありがとうございました。
そして、パタヤでのムエタイの試合はかっこよかったです。試合までの過程も尊敬しています。
村田さん、天骨先輩、清水先輩、みよし社長、歌蔵先輩、白石先輩、熊谷さん、大木さん本当にお世話になりました。ありがとうございました。
バンコクも良いところですが、パタヤも良いところです。人間の欲は果てしないですね。
また、タイへ行けるように色々と日々頑張って行きたいと思います。
ありがとうございました。

齋藤 洋太郎



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