● 背景の色をのせていく
まずは手前のお薬様の線画は非表示にします。
手前に物があるからと、細切れに色を塗っていると、後で見たときのつながりが悪くなる事があるからです。
最初に背景、特に画面奥にいる物から色をのせていきます。
下から順番に書き加えていくので、鶴ごとにレイヤーを分け、下から順番に奥から手前になるようにしています。
上の画像だとDとEが逆になっているので、後でこっそりひっくり返しました…(;´∀`)
鶴ごとにザックリ色をおいてみます。
真ん中と左がすでに描き込んであるのはご愛嬌…。
● 背景を描き込んでいく
@
A
左写真が最初にザックリ色をのせた状態です。
レイヤーは分けずにこのままフチを少し綺麗に塗り足しておきます。(右写真)
首元の白から緑のグラデーションはぼかしツールを使っています。
黒、白、緑などの色の境目は、今回は特に生き物の毛ということもあって、あまり拘らずに塗っています。
B
C
Aで胴のベースの色になっている緑をスポイトで取り、少し明度を下げて体に大きな影を入れました。(B)
ちなみに、スポイトツール自体は筆の中に見当たらなかったのですが、Alt+右クリックでスポイト出来ます。
大体の影を入れたら、次は羽のグラデーションを入れていきます。
塗る羽のベースをスポイトし、さっきと同じように少し明度を下げた色をのせていきます。
D
E
さらにもう一段階濃い色をのせた状態。(D)
一応一番左端と、左から二列目数枚に少し明るい光色をのせてみました。
毛ですので、ほとんどわからないくらいですが…。
こんな感じで背景の鶴さん完成。
一匹ずつ、全部の鶴にこの作業を繰り返します。
途中で絶対(・∀・)ダレてくるので、休憩とか気分転換を挟みつつ作業進めると良いと思います…。
描いてる途中、あまり画面を拡大してばかり見ていると全体のバランスが崩れることがあるので、
塗っている途中も、たまにズームアウトして全体を確認するのも大事です。
これでいったん背景は終了です。
⇒3. メインの色をのせていく