乳がんは4つのステージで分けられます。
乳がんの治りやすさの指標は、リンパ転移の有無としこりの大きさです。この2つがもっとも有用で、客観性のある所見のため、この2つを軸に病期を分類します。
※治療法の進歩と過去のデータから、おおよその予想をしたものです(2003年現在)
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なるひとの割合% |
ガンの種類 |
しこりの大きさ |
リンパ節転移 |
5年生存率 |
最終的な治癒率
(20年無再発生存率) |
0期 |
7 |
非浸潤性の
乳管ガン
小葉ガン |
_ |
_ |
90 |
98 |
1期 |
40 |
浸潤ガン
(早期がん) |
2cm以下 |
なし |
75〜80 |
2
期 |
A |
38 |
2〜5cm
2cm以下 |
なし
あり |
89 |
65〜70 |
B |
5cm以上
2〜5cm |
なし
あり |
85 |
50 |
3
期 |
A |
10 |
浸潤間ガン
(局所進行がん) |
5cm以上
大きさにかかわらず、隣り合ったリンパ節転移あり |
あり |
35 |
35〜40
20 |
B |
4期 |
5 |
浸潤ガン
(進行がん) |
遠隔転移あり |
_ |
15年生存2% |
再発、そして告知の問題
再発して転移した人の場合、避けられない問題として告知がありますが、最近は次第に告知する方向に動いています。
医師から告知を受けるのは本人ではなく家族の場合もあります。本人に告げるべきかも悩まされる問題ですが、本人にとってどうするのが一番いいのかよく考えてみてください。
答えは簡単には出ないと思いますが、皆が納得して人生を受け入れることができますように… |
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