★今回の旅行の日程&感想★ |
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2004.8.11 | 東北新幹線「つばさ」に乗って山形へ。東京からは、3時間かかからないで到着します。朝8時台の新幹線に乗ってお昼前に到着しました。 お盆期間中という事で新幹線は満席状態でした。自由席も立っている方が結構いました。 山形駅に到着。私は山形は初めてでしたが、結構大きな駅だなぁと思いました。外に出るとむわぁ〜とかなり暑くて東京とあまり変わらないなと思いながら蔵王温泉行きのバスターミナルへ。蔵王温泉へは、「山交バス」に乗って45分〜50分ぐらいでした。 バスに乗って外の景色を見ているとどんどん山に登って行くのがわかりました。 そして「蔵王温泉」に到着。外に出ると山形駅とは変わってすごい涼しい風が吹いていました。山形駅周辺とは、気温差が10度ぐらいあると聞いたけど本当にそうかもしれないなぁと思いました。 まず、向かったのは昼食を食べるためにまたしもお蕎麦や(笑) 蔵王温泉街の中心部にあるZAOセンタープラザ内の「そば処 悠々亭」に行きました。結構混んでいて少し待ちましたが、山形名物「板そば」を食べました。 私達が食べたのは「三味板そば」で板そばにとろろ、なめこ、鶏煮の3種類の味の薬味がついていてそれでおそばを楽しむというものでした。 味もすごいおいしかったし、何よりも店はクーラーをかけていない事に気がついたのですが、本当に涼しくて良い風が吹いていて山に来たんだなぁと言いながら夫おそばを楽しみました。 昼食後、アーリーチェックインをできるようにしてあったのでホテルへチェックインしました。 今回は、お風呂がすごい良いと口コミで評判だった「ルーセントタカミヤ」と言う宿へ宿泊しました。 チェックイン後、荷物を整理して目的地である「どっこ沼」に行く為に、宿のすぐそばにある「蔵王中央ロープウェイ」乗り場へと急ぎました。 ロープウェイは、すごい新しい感じがしました。7分で鳥兜山頂に到着しました。 たくさんのハイキングコースがありますが、普段全く運動と縁のない生活をしている私は「どっこ沼コース」というのならだいじょうぶかなぁと思って選びました。 鳥兜山頂には、展望台あってとってもきれいな景色が見えました。展望台に「大黒天」があったのでお参りをして、どっこ沼に行く為の夏山リフト乗り場へ。夏山リフトを下りてからは、数分でどっこ沼に着きました。 「ドッコ沼は、金剛杵の独鈷と似ていることから独鈷沼と呼ばれ周囲約350m、平均水深2m、沼底から湧き出る水は枯れることはない。」 という事です。 早速どっこ沼周辺を散策。蔵王の温泉街よりも更に涼しくて神秘的な色のどっこ沼は本当に美しくて、「来てよかったね〜」としみじみ夫と話しながらのんびりと散策を楽しみました。 あまりの涼しさと美しさに「東京にもう帰りたくないね〜」(笑)と話しながら、同じコースで山を降りて次の目的地へ。 次は、これまた絶対に行こうと決めていた「蔵王温泉名物 稲花餅」の店「さんべ」へ向かいました。 「稲花餅」は、こしアンをもち米とうるち米を練った皮で包み、黄色のもち米をまんなかにあしらって稲の花に見たてたかわいらしい和菓子です。 笹の葉に包まれた稲花餅は、粘りのある皮と上品な甘さが後を引くおいしさです。 「さんべ」で山ぶとうのジュースと稲花餅のセットを頂きました。おいしい山ぶどうのジュースと甘すぎない上品な味の稲花餅はおいしかった〜。 残念だったのは、当日中しか日持ちしないと言われて、おみやげに買いたかったけど買えなかった事。 その後は、蔵王の温泉街にておみやげなどを購入してホテルへ戻りました。 そして楽しみにしていた温泉へ。内湯は檜木のお風呂や岩風呂、サウナなどもあって露天風呂は自然の中で鳥のさえずりを聞きながら・・・乳白色のトロッとした感じの温泉は評判通りですごいよかったです。 夕食は、山形牛をふんだんに取り入れた懐石料理でした。これもおいしかった。 |
2004.8.12 | この日は、朝ちょっと早めにホテルをチェックアウトしてまたバスにて山形駅へ戻りました。駅のロッカーに大きな荷物を入れて、今回の一番の目的地である「山寺」へ向かう為に、山形駅と仙台を結んでいる「仙山線」乗り場へ。7月から9月の期間限定のトロッコ列車「風っこ山寺芭蕉号」という列車があるのですが、行きは時間が合わなかったので帰りに乗ることにして普通の仙山線にて「山寺駅」へ。山形駅からは、20分かからないぐらいで「山寺駅」へ到着。 駅も何かお寺っぽい感じ。 山寺の正式名称は「宝珠山立石寺」と言い。貞観2年(860)に慈覚大師によって開基された東北地方第一の天台宗霊場として広く知られていて、奥の院まで千余段の階段が続き、まさに山の寺です。山形県でも有名な観光地のひとつで、かの有名な松尾芭蕉も立ち寄り、「閑さや 巖にしみ入る 蝉の声」という俳句を残しているというお寺です。 山寺の案内図(山寺ウォーキングガイドより) クリックすると大きくなります。 (このページに戻る時はブラウザの戻るボタンで戻って下さい) 松尾芭蕉は「奥の細道紀行」において山形には40日近く滞在して山寺での名文を残したそうです 山寺の駅は、とっても風情があって駅から山寺までも歴史を感じずにはいられない古い旅館や店が立ち並びとても情緒ある風景になっています。 さすが有名なお寺だけあってかなりの観光客がいました。 皆、山の上を見上げて「え〜あそこまで登れるかな」などど話していましたが、私も山を見上げて「すごいなぁ〜」と思ってしまいました。 でも頑張らなきゃ。 出発して階段を上がると目の前に国宝である「根本中堂(本堂」が見えました。堂内慈覚大師と伝えられれている木造薬師如来坐像が安置されている他、千百余年前に比叡山から移された不滅の法灯が守られているそうです。 そして招福布袋尊(しょうふくほていそん)があって、悪いところを触って拝むと直ると言われていているので、私もさわってきました(笑) 全身を触っていたら、夫に笑われました。 その先には、元禄二年に建てられた芭蕉の句碑と芭蕉像があってそれを見た後に、名物の「力こんにゃく」を食べて山門へ。 気合を入れて登り始めました。夏休みという事もあって、かなりの人がいました。しらばく登ると「姥堂(うばどう)」が。堂より下は、地獄上は極楽という浄土口だそうです。 更に登り続けると「弥陀洞(みだほら)」が姿を現しました。長い年月の間に岩が風雨などによって削られて、阿弥陀如来の姿を作り出したと言われていて、ここに仏の姿を見ることができる人は幸せになると言われているそうです。私には・・・見えなかったなぁ(邪心が多いからかな) また登り続けると有名な「せみ塚」がありました。「せみ塚」は、松尾芭蕉の「閑さや岩にしみ入蝉の声」と山寺で詠んだ短冊をこの地に埋め石の塚をたてたものだそうです。 ここで止まっていられないので更に登り続けると「仁王門」がありました。左右に安置されている仁王尊像は、邪心を持つ人を通さない為に置かれたとも言われていますが、私達夫婦は何とか通って(笑)更に上に登りました。 かなり疲れてきましたが、杖をついたおばあさんもどんどん先に登っていたので「よぉーし!!」と気合を入れて登りはじめました。 そして、ようやく「奥の院」に到着。お参りをして、今度は「五大堂」へと向かいました。途中に修行の岩場と言われる場所に「胎内堂」、「釈迦堂」などが見えましたが、今は修行僧以外は立ち入り禁止になっているそうです。 そして最後の「五大堂」に到着。堂の舞台からの景色は本当に素晴らしくて今までの疲れも吹き飛びました。 しばし、「五大堂」で休憩をして下山しました。 山寺の所用時間は3時間ぐらいだったかなぁ。 下山した後に、山形特産の「ラ・フランス」のソフトクリームを食べて、これまた山形特産の「紅花」のお線香をお盆だったので買って、山寺のおみやげの定番の「円仁さん餅」を買い求めました。 家に帰ってから食べましたが、上品な甘さのお餅にきなこがマッチしてすごいおいしかったです。 そして次の目的地「山寺芭蕉記念館」にのある「風雅の国」向かいました。とりあえず昼食を食べようという事になり、「風雅の国」の中にある食事処「馳走舎」へ。私達は「そば御膳」というセットを頂きました。(コリもせずまたそばです。笑)。風雅の国は山の上にあるのでレストランからは、山寺の全景が見えて景色がすごいよかったです。「そば御膳」も大変おいしかったです。 そして、芭蕉記念館へ。奥の細道に関するたくさんの資料や作品が展示されていました。ゆっくりと一通り見て、ポストカードなどを購入してまた山寺駅へ。 帰りは、トロッコ列車の「風っこ山寺芭蕉号」の指定席を予約して(自由席もあります)山形駅まで戻りました。風がすごい気持ち良かったです。 そして山形駅でまたおみやげを購入しました。(どれだけ買えば気が済むの?と夫に言われながら。笑) そして駅で山形牛の「牛めし弁当」を購入して、新幹線で東京に戻りました。 ★今回の旅行全体の感想★ 今回の山形旅行は、どっこ沼などの美しい景色、温泉、山寺などなどかなり充実した楽しい旅行になりました。山寺はかなり暑くてしんどかったけどまた秋や冬にも行ってみたいなぁと思いました。 参考文献:山寺ウォーキングガイド |
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