■はじめに

・このサイトについて
・このサイトの成り立ちとか
・このサイトで扱う「入れ替わり」の定義
・商業作品該当リストの見方
・Web作品リストの見方
・アイコンの見方


▼このサイトについて

このサイトは世の中の作品においてよく使われる「人と人の体と心が 入れ替わってしまう」という話が扱われている作品の情報を まとめているサイトです。 一般的にはよくあるネタの一つといった認識でしょう。では実際の ところどの作品がこのネタを扱っているのか? それを調べるのに 最適な場所にしたいと思っています。

この方面に詳しい方ならこの方面の先駆的存在である サイトてっつ庵を ご存知であると思います。しかし2000年12月時点から更新が 行われなくなってしまいました。そして情報掲示板も停止して しまい管理人であるてっつ氏とも 連絡は取れません。事情は人それぞれであるとしても、この 状況をとても残念に思っていました。

そこで誠に勝手ながら無断で(てっつ氏と連絡が取れないため)情報の いくつかを引き継ぎ同じコンセプトでサイトを立ち上げることにしました。 このサイトが自分と同じように入れ替わり作品を知りたい・入手したいと いう人の役に立てば幸いです。
そして出来れば入れ替わり作品の情報提供などいただければとても ありがたいです。よろしくお願いします。

また後発として情報サイトを手がけるからには、より情報の精度を 上げるように心がけています。 このサイトに寄せられた情報や他の場所から知った情報も一度 管理人の手によりまとめなおす作業を行った上でリストに反映させています。 その方が統一感がありより見やすいと考えたからです。そのため情報として ほぼ間違いないとして判断できても、管理人に反映できるだけの情報が無い場合 は、リストに反映出来ないことがあります。

管理人 クロエ
何かありましたらこちらまで cloe000@hotmail.com


▼このサイトの成り立ちとか

自分は物心つく前から入れ替わり作品を見たりしたときから 物凄く引き付けられる何かがありました。自分が一番最初に これらを特に意識しだしたのは『ドラえもん』第8巻に収録 されている「ぼく、マリちゃんだよ」という作品だったと思います。 のび太が女の子のアイドルと入れ替わってしまうという話で、 どこかいやらしさと生理的違和感(とでもいいますか)のようなもの を覚えていてもたってもいられなくなりました。それからは 意識してこれらの作品を集めるようになりましたが、今のように 情報があふれてるわけではないため、入れ替わりがありそうな 漫画等を見ては一喜一憂していました。

そのような状況もインターネットが普及し、個人で情報発信する 時代になり、サイト「てっつ庵」を発見したときには本気で感動 しました。自分以外にも同じ趣味を持っている人がいたのか、と。 そしててっつ庵に寄せられている情報を元に作品を探し、今までに 知らなかった多くの該当作品に触れることができました。自分に とってこの体験はとても忘れ難いものです。

自分にとっての入れ替わり作品志向というのは一種のフェティシズム であり、TSF的な要素も重要ではあるのですが、長年多くの入れ替わり 作品に触れるにつれ、なんというかそういうものを超越した総体的な趣味に なってきました。どういうストーリーであったかはもちろんのこと、 どの作品・どの作家が「入れ替わり」というテーマをどのように 扱ってきたかなどで知的好奇心も刺激され、この作品がどの媒体に 掲載されどの本に収録されたかなどでコレクター的蒐集欲も刺激される―

またリストを作っていると分かるのですが、世の中で発表されて いる作品の全部を押さえることが出来ている訳ではないにも 関わらず、「入れ替わり」を扱った作品の発表を目にする機会は 一ヶ月と途切れない。 言うならば終わりのない趣味と言えて今はこうやって探求していくのが とても楽しいですね。純TSF好きの方にとっては物足りないやもしれません が、入れ替わりが関わっているならウチのサイトを利用したりしてみてください。


▼このサイトで扱う入れ替わりの定義など

一口に「入れ替わり」と言ってもその言葉が意味するところは あまり厳密ではないため、当サイトでは以下のように定義しました。


・対象の「体」と「心」に相当するものが交換された状態で入れ替わりとする。
・一方の体に他方の心が「取って代わる」のみは該当としない。
・一方の体に憑依している状態・精神同居は該当としない。
・三人以上の複数入れ替わりで、体・心に相当するもののいずれかに余りがある場合は該当としない。(※1)
・容姿の似たもの同士が立場を取り替えるものは該当としない。(※2)
・脳勘違い状態(互いに自分が相手だと思い込む状態)はほぼ該当とする。(※3)
・フェイク(入れ替わったと偽って実際には入れ替わっていない状態)は該当としない。(※4)
・作品内で入れ替わりの定義がはっきりしないものは該当としない。(※5)
・劇中の話として出てくるが直接の描写が描かれていないものは該当としない。(※6)



(※1)…この理由から『あかねちゃんOVER DRIVE』や『ソウル・オブ・サラマンドラ』などが非該当。
(※2)…『王子と乞食』や『ふたりのロッテ』など。
(※3)…『人格転移の殺人』における仮説や『3人で愛しあいましょ?』該当話など。
(※4)…コミック版『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に二話ほどそういう話がある。
(※5)…『ドラえもん』第15巻収録「いれかえロープ」などは入れ替わっているものが「性格」や「立場」と
      いった曖昧なものになっている。これは作者もいまいち定義しきれてなかったのでは?
(※6)…TVアニメ『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』第1話には大臣とアンドロイド芸者の入れ替わりの
      話が出てくるが直接描写はない。


若干、この定義に反してる部分もあるかもしれませんが、最終的にはケース・バイ・ケースで。


また細かいですが文字の使い方について

当サイトでは「いれかわる」という言葉に対して「入れ替わる」という言葉 を使うようにします。「替」に対して他に「変」、「代」、「換」があるがまぎらわしいので使わないように。
また入れ替わりというものは暗黙の了解として「肉体」を入れ物、「記憶や人格」といったものを 入れ物の中身とする考えを拠り所にしています。
当サイトでは入れ物に相当するものを「体」とします。「肉体」、「身体」という単語は使いません。 入れ物の中身に相当するものを「心」とします。「魂」、「中身」、「精神」、「人格」、「意識」という単語は使わないように。
といってもこれはあくまで基本で、作品内ではっきり「魂」などと言及してあった場合はそちらの 単語を使います。


▼商業作品該当リストの見方

入れ替わり該当作品をリストとして表にしていますが、それは以下の 方針に基づいています。

・大きく「入れ替わりがテーマの単発(もしくはシリーズ)作品」と「ある作品の一エピソード」として分ける。
・海外のものは一応カテゴリとしてわける。また日本語訳されているかどうかで扱うページを分ける。
・各カテゴリ毎に下にいくほど古く、上にいくほど新しい。
・「ある作品の一エピソード」の場合、リストへの反映は作品自体の発表順でなく該当エピソードの発表順。
・「ある作品の一エピソード」の場合、エピソード単位に一つの表を割り当てる。
・分け方の優先順位はジャンル→カテゴリ→作品→エピソードとする。(※7)
・オムニバスドラマの該当はそれ自身を作品タイトルとして扱う。
・コミックアンソロジーなどはジャンルをとりあえずコミック(少年向け)として扱う。
・コミック・小説等で初出が書籍のものは初出の項目は“―”と表記。
・発表されて半年は収録状況の確認ができるまで表記を保留とする。その間収録状況は“―”と表記。
・コミックで初出雑誌以外の再掲載情報は網羅しない。
・上記と同様に映像作品の再放送の情報は網羅しない。(キリがないし、情報としても有益と思えないので)
・小説で書籍のタイトルがエピソードタイトルに相当するものは、あくまでエピソードタイトルとして扱う。
・上記のようなことが稀にコミックでもあるが扱いは同様。
・同人誌はいくらメジャーなタイトルであっても扱わない。



(※7)…同じ作品内で期間をおいて別の該当エピソードがあった場合、必ずしもリストとして“下にいくほど古く 上にいくほど新しい”ということは当てはまらない。(例 アニメ版『ドラえもん』など)


▼Web作品リストの見方

Web上に発表されている作品のリストです。Webに発表されている作品であるので ここのサイトが見れているのなら、直接作品を見ることができるはずなので 敢えてあらすじなどの情報は書いてません。

またサイトがWeb上から消失している場合等もあります。その場合でも敢えて 情報は削除しません。サイトが移転したというのなら修正しますが、一度でも 世の中に発表されたものなら記録として残しておいてもいいのではないか、と 考えます。


▼アイコンの見方

作品リストの頭についているアイコンの説明です。
意味は以下のようになります。

 … 男女間での入れ替わり
 … 男同士での入れ替わり
 … 女同士での入れ替わり
   
 … 人以外との入れ替わり

・主に話の中心となる入れ替わりが対象です。(※8)
・二次入れ替わり(入れ替わった状態からさらに入れ替わる場合)のものはフォローしていません。
・集団入れ替わりの場合、上記の入れ替わりを複数に満たす場合がありますが
 これ以上アイコンを増やすとややこしくなるので、あらすじから判断してください。(※9)
・男同士・女同士が一次入れ替わりで同時に起こった場合はアイコンを二つ表記することになります。(※10)
・人以外というのは今までの例でいうと動物・人形・機械などがあります。
 ただこの括りは話の展開で、どちらかの性別を意識させるか、 人以外のものを意識させるかで
 アイコンを使いわけています。(※11)

(※8)…例えば『ハモンド家の秘密』では入れ替わる薬を最初に猫と犬で試しますがそういうのは除外します。
      また『パートタイムプリンセス』では主人公の男女以外にもいくつか入れ替わりがおきていますが、
      メインとなるのは主人公たちの入れ替わりですので扱いとしては になります。
(※9)…まあ今までの作品ではそのすべてに男女間の入れ替わりが存在するので で表記してますけどね。
(※10)…『変身の国のアリス』など
(※11)…『こはるびより』の該当話では主人公・貴也は メイドロボ・ゆいと入れ替わりますが
      ゆいは女性である面が強いので、この場合のアイコンは
      また『アリスにおまかせ』の該当話では主人公・アリスは少女の人形キャサリンと入れ替わりますが、
      キャサリンは人形としての面が強いので、この場合のアイコンはとなります。




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