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ユルスリーヌ塔



フランスのブルゴーニュ州オータン市は、古い歴史のある都市で、
12世紀に造られた城壁(しかも基礎は紀元前のもの)をはじめ、
数々の歴史的建造物があります。

ユルスリーヌ塔は、12世紀に建てられたもので、のちに
ルイ13世が所有し、ユルスリーヌ女子修道院に贈られました。

塔に隣接する「小聖堂」は、19世紀初めに建てられたもので、
修道女たちがチャペルで敬虔な祈りを続けておりました。
現在の所有者は、フランス文化省公認壁画修復家・フレスコ画家の
高橋久雄・CITU所長です。



高橋所長は、歴史的建造物の壁画修復を数多く手がけ、
中世のブルゴーニュ芸術を保存するため、オータン市に住んでいます。

フレスコ壁画芸術の実践と教育の場としてユルスリーヌ塔を取得し、
さらに国際的文化交流を発展させるため、CITUを設立したのです。

また、高橋所長の尽力により、
2000年秋、オータン市と埼玉県川越市が姉妹都市となりました。
10月には、オータン市において、
オータン市・川越市の記念式典とCITU開所式が行われました。



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産経新聞・2000年4月16日朝刊
朝日新聞・2000年10月3日朝刊


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