HOME BACK

上海影視樂園

shanghai filmpark


[2004年9月8日(水) 上海松江市]


大陸の映画やテレビドラマはもちろんのこと、香港の映画撮影などにも使用される上海の映画村。上海郊外の工場団地、松江市にある。若干不便な場所にはあるけれど、なかなか興味深かった。
<新上海灘><風月><功夫>などを撮影。セット自体はそのままだけど、映画撮影の内容により建物は看板や外装を変え、いろんな店や建物(時には警察署だったり、やくざの事務所だったり)に変身。それなので、実際に見に行っても、映画のシーンで出てくるものそのままではないので、どの建物が使用されたのか特定するには事前にしっかり映画を見ておくべし。実際、<風月>に出てくる「天香里」も通りの表示はなかったので、最初はそれと気が付かなかった。でもそれらしい通りが1か所しかなかったので、いろんな角度から見てこれに違いない!と確信したのでした。
帰国後、<功夫>を見ていて、「あ、ここだ!あそこだ!」と記憶が蘇って嬉しかった反面、もう一度行っていろんな場所を確認したいと思った。行った時は右も左もわからない状態で歩いていたけど、だんだん位置関係がわかった時にはカメラが壊れ、写真が撮れなかったので、ここで紹介しきれないのが残念。実際にはもっとたくさんのものを見てます。


映画村の入り口からこのトラムに乗って、いよいよメインストリートへ。

<新上海灘>にそのまま出て来た映画館前。建物はちゃんとしていたけど、どうやら中は映画館ほどの広いものではないようでした。
再現されているのは南京路 この日、大陸のテレビドラマの撮影が行われたいた。通りの片方しか使用していなかったので、反対側の通り沿いでは、次の撮影のために建物の看板掛け替えの作業を行っていた。
ここの向かい側あたりが<功夫>の最後に出てきたアメ屋さんだと思う。

映画村の南京東路の中心。
手前の人たちはドラマの出演者。衣装を着て出演待ち。
現在の実際の南京東路。時計のある建物は今も変わっていないのですぐにわかりました。左の丸い建物も変わっていないようです。

<新上海灘>に出てきた像。映画では海の目の前に立っていたはずだけど、映画村の近くには海などなく、小さな川があるだけ。撮影の時だけ移動させて設置したのだろうか?
ということで写真を撮りながらも確信が持てなかったので、遠目の写真のみ。像のアップの写真も撮ってくるべきだった。
<功夫>では最後の方のシーンでアイスクリーム売りの女の子がワゴンを押して歩いている後ろに見えます。
ここのすぐ横には庭園のあるイギリス風洋館が建ってます。