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旅遊記

diary


[旅遊記その12 香港 2005.8.29-2005.9.2]

何と言っても今回は<白蛇青蛇>を見ることが目的!!!

<出発まで>
今回は実に友人に迷惑をかけてしまった。クリスのミュージカルが9月1日〜4日まで開催されることを知り、仕事の都合で行かれないと早くから諦めていた。それで友人たちと9月中旬の中秋節で香港行きの計画を立てていた。なるべくミュージカルの報道にも目を向けず、避けていた。ところが日にちが近付くにつれてやはり我慢できなくなってしまった。旅行の予約を入れてしまっていたが、幸か不幸かキャンセル待ちで取れていなかった。出発日の違う友人二人は取れていたけど、遅れて出発する私とM小姐の分はまだだった。
8月31日まで休むことは問題なかったけど、9月1日や2日に休めるかどうかわからなかった。でも想いは募るばかりで、ダメもとで会社に休暇申請を出したところあっさり許可が下りた。友人に迷惑がかかることを承知の上で旅程を一気に変更。飛行機もホテルもすぐにOKとなった。M小姐は何とか午後便に変更することで当初の予定の9月に香港に行くことができた。ほっ。


<8月29日(月)>
せっかく時間があるので28日出発にしようかと思ったけど、1日違うだけで料金が変わってくるので29日出発とした。香港の知人に譚詠麟の演唱會のチケットをお願いしてあったので、到着後連絡を取り会う事に。彼も私に日本で買い物を頼んでいたので、物々交換。彼は買い物のお礼にクリスのミニポスターをくれた。それに食事もごちそうしてくれた。
彼と別れた後、フェリー乗り場にあるツーリストセンターで今回の旅行に付いていた「地下鉄1日乗車券」の引換えをした。そのあと尖沙咀の書店でいきなり本を5冊も買い、旺角の信和で写真とCDの買い物。知人いわく信和のSKY MUSICが一番安いということだけど(実際そうだった)、私はもう少し奥にある「舗頭仔(MINI SHOP)」の方が好きなのでそちらで買い物。店のお兄さんは私の顔を覚えていてくれてるようだし、以前に華仔のポスターをタダでくれたこともある。
一旦荷物を置きにホテルに戻り、いざ、阿倫の演唱會へ。通常は8時15分もしくは8時半開演が多いけど、阿倫の演唱會は8時開演。最近は公演時間を長く取るために開演を早める傾向がある。これは許冠傑が毎夜夜中まで延長して公演を行い、毎日延長料金を払っていたことが問題になったからです。長くやりたいなら開演時間を早めるべし!ということか。阿倫の演唱會は8時すぎに始まり、11時半頃終った。きらびやかな衣装がいかにも「香港明星」らしく、さすが大御所アラン!金色のスーツを嫌味なく着こなしていた。阿倫の演唱會は91年以来14年ぶり。やはり彼の歌はいい!大好きな歌も歌ってくれて、ゲストは學友ということで大満足。
帰り道、小腹がすいたのでそのへんの店で魚蛋を食べていたら、さっきまで近くにいた男の人がいつの間にかすぐ後ろにいて「小姐!」と声をかけてきたので、思いっきり避けた。あ〜恐かった。


<8月30日(火)>
今回のパックでは何故か毎朝食付き。9時すぎに起床し、ホテルのカフェでゆっくり朝食。明報で新聞チェック。お〜昨日日本で行われた「頭文字D」のプレミアの様子が出ている。食事のあと外に出て新聞を購入。そのまま映画を見ようと又一城に向かう。地下鉄の中で「今日の明星」チェックをすると、2時から周星馳が保良局で慈善大使のイベントをするらしい。映画のあと行ってみようかな。映画館では時間ぎりぎりにチケットを買い、「千杯不醉」を鑑賞。平日の午前中なので客は5〜6人しかいない。映画はラブコメでなかなか楽しかったです。相変わらずダニエルはかっこ良かった。ラブコメとはいえ、思ったよりもコメディ要素は少なく、ドタバタ劇だと想像していたので、意外と真面目な話しだったと思いました。脇の人たちもいい味出してました。
映画のあと本当に時間的にちょうど良かったし、「1日乗車券」を持った私はいくらでも地下鉄に乗ってやる〜って気分だったので、九龍塘から保良局の総本部がある銅鑼湾に移動。地図を片手に保良局に到着。当然中に入ることはできないので、正門から少し離れたところで入り待ち。めちゃくちゃ暑い日でした。星馳の車がどれだからわからないけど、香港明星は大抵ワゴン車に乗ってくるもの。1台ワゴン車が入って、しばらくして出て来た。もしかしてあれがそうだったのかなと思いつつ、もう少し待ってみた。すると今度はかっこいい紺色のRV車が来た。しばらく停まってるのであれは違うだろうと思っていたら、中から星馳が出てきた。走り寄り握手をしてもらおうと思ったけど、すぐにまた車に乗り込んでしまった。その時私に気付いた星馳は「ハロー!ハロー!」と言ってくれた。車の奥に乗っている星馳とどうしても握手をして欲しかった私は無言で手を伸ばし、星馳に「何だコイツは?」という顔をされながら、何とか握手に成功。そのあとすぐに車で中に入ってしまいました。

無敵の「1日乗車券」があったので、映画のためにまた又一城に戻る。またもやぎりぎりの時間にチケットを購入して、「阿嫂」を鑑賞。想像していたのとはちょっと違ったけど、秋生、エリックさん、サイモン・ヤム、アレックス・フォンたちが渋くてかっこ良かった!映画のあと旺角でDVDを買う。以前利用していた店がなくなっていて驚いた!そしていつものデザート店でいつものデザートを食べた。今日は2日目にして飛ばしすぎ、移動もかなり大変だったのでぐったり。夜友人と食事の予定があったので、部屋に戻りその時まで休憩。7時すぎ友人が部屋にやってきて、私はミュージカルのチケットや雑誌を受け取った。特別にミュージカルのポスターやTシャツも取っておいてくれたのだ。嬉しい♪廣東道にあるレストランで食事。もう一人来るはずが結局3人だけの食事に。「4人用セットメニュー」を頼んでしまったから、残ってしまった。それをパックに入れてお持ち帰り。彼女たちは「クリスに差し入れする」と言っていた。クリスのアシスタントに渡すものがあるので今から演芸学院に行くという。私は一度も行ったことがなく、事前に下見をしたいと思っていたので一緒に付いて行くことにした。「クリスに会える保証はないよ!」と念を押されながら。

演芸学院に到着した頃にはすでに10時半を過ぎていたかも。お客さんのいない劇場のロビーでアシスタントを待つ間に、チラシなどをチェック。クリスのミュージカルのチラシやポスターもあった。友人が何度かアシスタントと連絡を取っていると「クリスももう出てくるかも」と言い出した。心の準備ができてないじゃん!食事に間に合わなかった友人が遅れてやってきた。11時過ぎた頃そうこうしてるうちにアシスタントが現れ、物を受け取りそそくさと劇場を出て行った。チケット手配のお礼を言う暇もなかった。友人に「クリスが外にいるよ。早く行きなよ!」と促され、外に出てみると、100メートルぐらい先に赤いTシャツを着たクリスが他のスタッフ2名と一緒に立っていた。ゆっくりでも気持ちは焦りながら近付くと、クリスも私に気が付いてくれたみたいで、にこにこしてこっちを見てる。「ねいほう!」と挨拶すると、「あれ?こんな早く来たの?」と言われた。公演までにまだ2日あるからね。今までいつも私は公演の直前に来て直後に帰っていることが多かったから、2日も前に来てることが意外だったのかも。すると「最初、来れないって言ってなかった?」とも言われた。以前(6月頃?)の手紙に「仕事の都合で行かれなくて残念」と書いたからそれを覚えていたようです。手紙をちゃんと読んでくれたのね。ありがとう♪
すると今度は日本語のできるスタッフが「久しぶり!」と声をかけてきた。私は彼女に会った記憶はなかったけど、どうやら去年の演唱會の時に写真を撮ってくれた彼女らしい。クリスが「二人で日本語で会話してみてよ」というので「どこで会いましたか?」とか「お名前は?」と彼女に話しかけたのですが、彼女の日本語の返事に思わず廣東話で反応しまう私。会話が途切れると「続けて!」とクリス。そんなに日本語を聞いてみたかったのか?今度はクリスが私に何やら歌舞伎のことを聞いてきた。私は歌舞伎を見たことがないので、その場で答えてあげられず申し訳ないことをした。せっかく人も少ないことだし、「写真を撮りたいんですけど」とお願いして、隣に並んだ時にふと横を見ると、何とクリスは去年私と友人でプレゼントしたTシャツを着ているではないか!顔ばかり見てちっとも気がつかなかった。「あ〜っ!」と声を出して驚く私にクリスは、「そう。偶然だね。今日初めて着たんだけど」と言った。私があげたことを覚えていてくれたし、1年以上前にあげたものをまだ持っていてくれたのが嬉しかった。そのあとは私はすっかり舞い上がってしまい、クリス一人の写真も撮らせてもらったけど、手が震えてシャッターを切ることができず、結局友人に撮ってもらった。
クリスたちは私たちとは反対方向に歩いて行ってしまいました。名残惜しそうに何度も振り返ってクリスの後ろ姿を見ながら、駅に向かって歩いて行きました。ところがクリスたちはこっちに引き返してきた。おそらく車がなかったんでしょうね。私たちもだいぶ歩いてきてしまったので、それなりの距離を保ったままクリスたちがこっちに歩いてくるのを振り返りながら遠くに見ていた。広い通りに出たところで曲がってしまったので、最後まで見届けられなかったけど、たぶんタクシーを拾って帰ったと思います。私たちが駅に着いた時にはほとんど12時頃。いや〜充実した1日だった。

ホテルに戻ると、再放送ドラマをやっていた。昨日から見てるけど、古代にタイムスリップした話しのようだった。古天樂、宣萱主演。
クリスに会えたことで興奮してなかなか眠れなかった。日本の友人にすぐに知らせたかったけど、すでに12時(日本は午前1時)なので電話は控えた。


<8月31日(水)>
昨日の興奮冷めやらぬ、といった感じで、ホテルで朝食のあとは思わず日本の友人に電話して、昨夜の出来事を報告。ついでに歌舞伎のことも聞いてみた。いてもたってもいられず、入り待ちすることにした。というのもプレゼントを用意していたので、どうしても事前に渡したかった。公演が始まってしまうと出待ちする人が多くなかなか話しもできないと思ったから。適当な時間に演芸学院に行って待ってみたけど会えなかった。私が来たのは早すぎたのかもしれない。その後、上環の乾物屋でいつもの買い物。乾物屋の近くに百佳ができたので、そこでも買い物を済ます。荷物を置きに一旦ホテルへ。3時半頃だったか友人から電話が来た。「今夜ヒマ?<新傾城之戀>のチケットが取れるみたいなの。じゃあ、劇場に7時半ね」やった!この芝居を見たいと思っていたけど、とっくに全日売り切れになったと諦めていた。疲れて休憩していた私は途端に元気になった。榮華茶餐廳で遅いお昼を食べ、尖沙咀と佐敦をぶらぶら。すると6時頃友人からまた電話があり、「銅鑼湾でクリスのCDが売ってる!欲しい?買っておくよ」とのこと。当然お願いしました。そうこうしてるうちに友人との待ち合わせ時間が近付いてきたので灣仔へ移動。
友人は知り合いにお願いしてお芝居のチケットをゲットしてくれたみたい。一番安いチケットで2階の横の手すり脇の席(バルコニーと言うべき?)でした。ちょっと見にくかったけど、お芝居の方は中英文字幕があったので話しを理解するのには問題はなかった。もちろん台詞の一語一句の意味がわかったわけではないですけど。梁家輝の芝居を生で見て感激。お芝居自体日本でもほとんど見たことない私にとってはどれも新鮮に思えた。
観劇のあとクリスがリハーサルを終えるのを出待ち。その前に<新傾城之戀>の出演者が出てきた。梁家輝にサイン、ツーショットをお願いしてもらった。彼も他の香港明星同様とてもフレンドリーでいい人でした。アシスタントを乗せ、自分の車を自分で運転して帰りました。それから20分ぐらいしてクリスがやっと出て来た。その時には他のクリスファンも合流。結局出待ちしたのは4人だけですけど。NYから来たファンがいたので今日は彼女がメイン。私は昨日すでに会ってるし写真も撮ったので今日は少し控えめにしましたが、一緒に来られなかった日本の友人のためにチラシにサインをもらいました。今日はちゃんとプレゼントを用意してきたのでクリスに渡すと、ちらっと紙袋の中を見て「ケーキ?」。「いいえ。日本酒です」と答えると、「お〜サケ?」と日本語で言ってました。クリスがあまりお酒を飲めないことは知ってますが、ミュージカルの上演のお祝いということで日本酒を選んでみました。果たして飲んでくれたかな?そうそう、この日もクリスは赤い服。あとで地元ファンに聞いたところ、縁起担ぎで毎日赤い服を着ていたらしい。
発売されたばかりのミュージカルのサントラCDをクリスに見せたところ、中のリーフレットをじっくりと見て、クレジットなどをチェック。1ページ目の解説を見て「何でこんな小さい文字なんだ!」とちょっと不満そうでした。今日はどうしてもひとつ聞きたいことがあった。それは字幕。「明日って字幕はあるんですか?」と聞いたところ、クリスはスタッフに確認してくれて、「ないよ」と。ちょっとがっかりしたというか、ちゃんと理解できるのかと不安になったけど、クリスは字幕なんてなくてもいいじゃんって感じだった。地元ファンには「じゃあ、顔を見てればいいのよ。口元とか(笑)」って。「明日いよいよだけど緊張してる?」の問いには「緊張してない」と言ってました。結構のんびり話しをしてると(私は横で聞いていただけ)、スタッフから「クリス!もういいでしょ。そろそろ12時よ」と声がかかる。今日はスタッフが運転する車でクリスは帰りました。昨日より少し元気かな。毎日リハーサルで大変みたいで、クリスはだいぶ痩せてしまいました。

2日も会えて興奮。いよいよ明日は公演初日。無事に開幕することを祈るのみ。


<9月1日(木)>
昨日出待ちをしてる時に、学院のスタッフがダンサーたちと今日の入り時間の確認をしていた。それを聞いていた私はクリスも来るのかなあと思い、入り待ちをしてみたけど、やはり会えなかった。今日ものんびり起きてホテルで朝食。新聞チェックしたけど大した話題はなかった。尖沙咀で少し遅いお昼を食べたあと、信和へ頼んでおいた写真を取りに行った。この間見つけられなかったCDを見つけて購入。またデザート店でデザートを食べたけど、この時に食べたたまごプリンがどうやら胃もたれしてしまい、その後ずっと調子が悪かった。荷物を置きにホテルへ戻った時にまだ時間があったので、シャワーを浴びました。せっかくの初日公演なので私も身を清めました(笑)6時に灣仔の駅で友人と待ち合わせ。一体何人の人が来るかわからなかったけど、待っているとぱらぱらと4〜5人集まってきた。地下鉄の中で見かけたクリスが表紙の雑誌。これは駅で毎週木曜に無料で配布されるものらしいけど、私が気付いた時には遅くすでになかった。それを友人の一人がたくさん持ってきてくれて1冊私に分けてくれた。あ〜嬉しい!食事をした店にはすでに先に来ていた友人や遅れて来た友人など結局全部で8人ぐらいになった。私は食欲がなかったというか、お腹が空かないし、胃もたれしたままだったので、アイスティーのみ。みんなに「11時までそれで持つの?」と言われた。

7時すぎに店を出て、いざ演芸学院へ。たくさんの人が会場に向かっていたけど、<新傾城之戀>と同じ場所なので、誰がどちらを見に行くかは判別不能。2階のロビーには花がたくさん!クリス宛のもの、クリスタル宛のもの、二人宛のもの。それにクリスタルの旦那の杜文澤(チャップマン・トー)や呉君如(サンドラ・ン)や許願(クラレンス・ホイ)、張敬軒(ヒンズ・チャン)などの招待客もいた。若干開場が遅れた間に私は自分も参加したお花の写真を撮ったりしてました。ロビーで再会できた友人もいた。いよいよ劇場内に入って自席に着く(最前列の中央)。舞台は目の前。見てるこっちがドキドキものでした。

音楽が聞こえてきて開幕!クリスの出番までには5分ぐらい待ったかな。チラシやポスターで見た衣装で登場。歌声はたまりません!字幕がないので台詞の一語一句を聞き取ることはできなかったので、みんなが笑ってる時に笑うことができなかったけど、字幕がなくて良かったかも。字幕があると字幕を見てしまって芝居に集中できないから。<白蛇伝>のあらすじはわかってるし、芝居を見ていれば彼らが何をやってるのかは充分理解できた。オープニングは見ていている時は何となく大丈夫かなと不安になったけど、見てるうちにどんどん引き込まれました。途中、クリスがステージから客席に下りてきて歌うシーンがあるんですが、私のすぐ目の前で歌っていて嬉しかったけど、緊張しました。この時にちらっと目が合ったような気がするのですが(妄想?)。ミュージカルは無事終了。最後の挨拶の時にマイクには通ってないけど、クリスの口は「多謝!」になっていたのをしっかり見ました。レポートはここ

若干開場が遅れたせいか、開演も少し遅れ、終演は11時頃。ロビーに出るとアシスタントから「来てくれてありがとうね。どう?良かった?来た甲斐があったかしら?」と言われたので「もちろん!」と答えました。この時やっとチケットを手配してくれたお礼が言えました。外に出るとさすがに今日の出待ちは30人ぐらいいました。<新傾城之戀>の出演者たちはほとんど帰ったあと。クリスを待ってると他の出演者やクリスタルと文澤などが出てきて、帰って行きました。クリスが出てきたのは11時半頃だったかな。ファンの拍手を受けて嬉しそう。あちこちから「今日はどうだった?」「満足だった?」とか「死人なのに手が動いていたわよ!」などどファンから声がかかる。「とにかく今日は初日だから。明日はもっといいものにしたい。それだけ」と答えていた。今日は長くなると思ったのか、スタッフが来て、ファンからもらったプレゼントをクリスから受取り、背負っていたリュックも下ろしてあげていた。30分近くファンと談笑したあと、突然ファンの間を抜けて車の方へ行ってしまったクリス。私は一言も話すことなくこのまま別れるのは嫌だと思い、すぐに追いかけて、話しかけた。振り向くクリスに「明日帰るんです。」と言うと、「あ、そうか。どうだった?」とクリス。「良かったです。」と言うと、「衣装が日本っぽかったでしょう?髪型も」と聞いてきた。私も見ていて和服っぽい衣装が多いなあと思っていたけど、単なる私の思い込みでもしかして中国も大昔はああいう感じのものを着ていたのかと思ってました。でもやはり日本風だったのね。特に最後のシーンでクリスタルが着ていた白い衣装がまるで白無垢のような感じだったので、そのことは伝えました。握手もしてちゃんと挨拶ができて良かった。ただ最後にクリスに言われたことがよく聞き取れなくて残念。たぶん「来てくれてありがとう」というようなことを言ってくれたような気がしますが。あ、もちろん今日も赤い服でした!

駅までの帰り道は興奮してました。最終日にクリスに渡すカード(ファンたちが協力して何やら大きめのカードを作ったらしいけど、私は見ていない)に貼付するメッセージを書いておくように言われたので、もらった色付きの紙(花の形になっていた)に地下鉄を待つ間にメッセージを書きました。無事にクリスの手元に届いたのかな。


<9月2日(金)>
明日出勤のためにどうしても今日帰らなくてはいけない私。とっても後ろ髪引かれる思いだったので思いきってまた入り待ちをしてみた。やはり会えなかった。ちょっと早すぎたみたいです。11時半ホテル出発だったので、11時20分にはホテルに戻ったのですが、なかなか迎えのバスは来ない。旅行会社に問い合わせしたところ、行きの係員が私に間違った時間を言ったようで、実際には12時出発だった。30分を無駄にした気分。でもその間に見送りに来た友人と会えたからいいとしよう。そして迎えに来た係員は「あなたのこと覚えてますよ。1年ぐらい前に来たでしょ?」って。私の顔ってそんなに覚えやすい?いくら顔を覚えていたとしても、毎日日本人観光客の送迎をやっている中で、よく1年前だと覚えていること。私は彼のことを覚えていなかったけど、「覚えてます」と調子のいいことを言ってしまいました。日本に帰ってから去年一緒に香港に行った友人たちと話しをしてるうちに、そういえば彼だったかもと思い出しました。
空港ではキャセイにお勤めの友人と会い、しばし話しをしてました。彼女のおかげで荷物検査は職員通用口から通してもらい、時間短縮。いろいろ楽しい話しも聞けて有意義だった。帰りの機内では「早熟」を鑑賞。一度香港で見てるものだったけど、また見てしまった。結構この映画好きなんです。でもDVDを買ってくるのを忘れた!今回は毎日のように演芸学院に通い、クリスのために時間を費やしてきたので、本当は時間に余裕があったにも関わらず、他のことをしたいと思わず、だらだら過ごし、必要以外のことは何もしなかった。とにかく行けないと思っていたミュージカルを見れたことと、クリスに会えたことで無理して行って良かったです。本当は全日見たかったけど、それは贅沢というもの。海外ファンで全然見られなかった人もいましたから。評判の良かったミュージカル。再演の噂もあるようなので、あればまた行きたい。