今回の滞在は今までの最短。それでやれることは限られてくるけど、これだけは絶対ということを優先してこなしていった。まず銀行で両替。そのあと朝食。映画を見るにはまだ時間があったので、朝なら空いているだろうということで、「星光大道」を見に行った。あった、あった。張國榮に劉徳華に成龍。とにかくスターの手形がたくさんありました。
そのあと香港文化中心の中のチケットセンターに行き、クリスの演唱會のポスターを見てきた。もう今日で終わりだからはがしても問題ないんじゃないかと思いましたが、「欲しい」とは言えなかった。人に頼まれた買物のためにペニンシュラホテルへ。買物を済ませて又一城へ映画を見に行った。「江湖」だけは絶対に見たいと思っていたから。
映画の上映時間までにまだ時間があったので、日本の自宅に無事を電話し、友人にも電話し、昨日の出待ちの状況を報告。それでもまだ時間が余っていたので、本当は荷物になるから後にしたかったけど、先にスーパーで買物。これも私にとっては毎回恒例のこと。そして開店時間を待ってようやく香港唱片を覗く。クリスの新譜のポスターも貼ってあるし、試聴機にもクリスのCDが入っている。それにCDも店内でかけてくれている!まだ聞いたことなくても声ですぐにクリスの歌だとわかりました。かかっていたのは♪Just For You。友人に頼まれた買物を済ませ、いよいよ映画館へ。
「江湖」は華仔も學友もすてきだったけど、ストーリーは私が想像していたものとは違っていた。「いますぐ抱きしめたい」と「無間道」を合わせたような映画。画面がずっと暗めだったのが気になった。果たして日本で公開されるのだろうか?!
映画のあと旺角の信和を一応チェック。昨日の演唱會の写真が入ったばかりだったけど、見ている人がたくさんいて、あまり買えなかった。CDなどの買物を済ませ、荷物を置きに一旦ホテルへ。まだ早すぎるかなと思いつつ、入り待ちのためにコロシアムへ向かう。気ばかり焦ってしまい、ついついまたタクシーを利用してしまいました。数人のファンらしき人がいたけど、まだ来そうにないと思ったのか食事に行ってしまいました。私もさすがにお腹が空いてきたので、クリス登場前に腹ごしらえ。
小一時間待ってクリスは女性3人のスタッフに付き添われやってきた。やはり乗用車で、クリスは助手席に乗っていたのですぐにわかりました。こっちに歩いてきてくれたので、プレゼントを渡すと、ちらと中身を覗いて(?)、「多謝!」。前の晩に香港入りしたばかりだということを知っているからなのか、「遊びに行ってくればいいのに。僕のことを待ってる必要はないから」と言われました。それですぐに中に入って行こうとするところを引き止めて、一緒に写真を撮ってもらいました。スタッフの一人がシャッターを押してくれたんですが、彼女は日本語が少しわかるらしく、「ハイ、チーズ!」と言ってました。クリスは写真を撮ったあと、そのスタッフに何て言っていたのか確認し、嬉しそうな顔をして私に「今、彼女は日本語をしゃべったんだよ!」と言ってました。はい、はい、もちろんわかってます。ちゃんと聞こえましたから。最後にはクリスも「サヨナラ〜」と日本語で挨拶してからコロシアムの中に消えていきました。
友人との約束のためにホテルに戻って演唱會の準備。友人からは古いクリスの本を2冊譲ってもらいました。今では当然廃版になっているので、入手できないもの。あ〜ありがたい!
友人と一緒にコロシアムへ。やはり中に入るとちょっと緊張しますね。みんなはもうすでに1度見てるわけだけど、私はこの日が最初で最後。しっかり見ておかなくちゃ!今回のライブはCDやDVDなどで発売される予定はないみたいだから。
クリスが事前に言っていたように演唱會では80%ぐらいが音楽劇スタイルになっていました。この日の一番のメインゲストが譚詠麟ということでかなり盛り上がっていました。レポートはこちらで!
演唱會のあとは急いで会場隣のホテルへ移動。ここでは打ち上げをやることになっていた。記者会見の会場として利用していたホテルなので、みなさんわかってるようでたくさんのファンが待っていました。黄伊文が最初に来て、クリスはそのあとで登場。クラッカーでお出迎えしました。ちょっと驚いたクリスだったけど、とても嬉しそうだった。歩きながら「演唱會は良かった?」と聞くと、みんな「良かった!」と大声で答える。クリスが入ったあとクラッカーのごみを片付けていると、さすがに入り口で大勢がごみ拾いしてる姿はホテル側からすると見栄えが悪いので、ホテルが代わりに掃除してくれることになりました。申し訳ない!
しばらくすると天使役の蔡一傑や心魔役の許願、衣装デザインのアンディ・ダニエルもやってきて、私たちは声をかけたり拍手で迎えた。パーティは1時間ぐらいだったかな。そのうちマスコミがぱらぱらと出て来て、ゲストたちもそれぞれ帰って行った。ゲストたちのファンも出待ちをしていて、ツーショット写真を撮ったりしてました。
クリスがパーティ会場から出て来た時はバラバラで待っていたファンたちがロビーに一斉に集まり、ちょっと混乱していた。クリスは顔ぶれで判断したのか、「こっちとこっちの2つに分かれて写真を撮ろう」と言い出した。20人ずつぐらいとグループショット。カメラを構えた人はたくさんいたけど、一体誰が撮影していたんでしょうか?誰かあの写真下さい!
どうやらクリスは演唱會期間中はこのホテルに滞在していたらしく、写真撮影のあとはアシスタントとセキュリティに守られて部屋にあがっていきました。私たちもそれぞれ家路に急いだのでした。
ほとんど興奮状態で眠れません!あ〜無理して香港まで来て良かった!