2018年3月分
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2018.3.30(金)

近所の桜は満開のまま、徐々にちらほらと散り始めました。
シオンの誕生日ですね。
都内ではシオンムウ誕が見事に桜とかぶって幸福でした!
花粉症ともかぶって、鼻は大変に不幸ですが……笑

以下、シオンと関係ないように見えて関係ある話。

先月の日記でも軽く触れましたが、
この3月、私は宝塚の花組の「ポーの一族」を生観劇してきました。
(ヅカオタ歴50年超の猛者がチケットを取ってくださった)
ちょっともうあまりにもイメージにぴったりすぎて
最初の一幕を見た瞬間に涙目になりました!
なんかよくわかんないんだけどすごすぎるものがバーンと出てきて!
なんかよくわかんないんだけど涙目になった!

実は私は「ポーの一族」は、中学の時に漫画を借りて読んだきりで、
恥ずかしながらあまりよく覚えていない話とかもあったりしたのですが、
今回、舞台を見て、記憶が一気に蘇りました。
そのくらい舞台が完全に漫画の世界観だった!
ビジュアル的にも完璧だった!歌も素敵だった!
(ヅカオタ50年の猛者も「今の花組はめっちゃ歌いいよ!」と仰っていた)
感動したのでプログラムに加えてマンガも全巻大人買いして
今読んでいる。ちょうど文庫の2巻まで読み終えたところ。

それで今、アタマが若干ポー風味になっているのですが、
「200年を生きた不死のバンパネラ」のことを一生懸命考えているうちに
気がついたらいつのまにかシオンのことも考えてしまって夜も寝れません。笑

例えば、200年生きるってことの孤独感みたいなもの。
知り合った子供も赤子も若者も、容赦なく成熟して(老いて)(死んで)いく中で、
自分だけが時代のなかに取り残されていく、
っていう漫画の中のバンパネラの境遇は、
やっぱりなんかものすごくシオンを連想して夜も眠れない。
教皇在位中のシオンも、やっぱり自分より若かった聖闘士とか雑兵とか村人とかが
バンバン老いて死んで忘れられていくのを見てたんだろうなあ
とか考えてしまって夜も眠れない。
バンパネラのことを考えていたはずなのに気が付くとシオンのことを考えている。笑

あと、ポーのバンパネラは見た目が永遠に若いままなので、
それゆえの孤独とか苦悩も非常に深いわけなんだけど、
シオンってそのへんどうだったんだろう。
そもそもシオンって、長生きはしたけど、見た目は果たしてどうだったのか。
個人的には、「30代に見えるほど若々しい50代」の見た目で
いてくれればサイコー!などと、密かにずっと念じつづけておるのですが、
でも、うん、それはさすがにオタクの煩悩きもいって思う。我ながら。
うん、知ってる。笑

でも、なんか最近のNDとepisode ZEROを読んでいると、
どうも教皇シオンの描写って、
見た目があんまり老いてないように見えるんですよねえ。
具体的にいうと、手や頬の描写が、かなり若いひとのそれだと思う。
少なくとも老人紫龍(夢)や老人水鏡(イメージ映像)の描写とははっきりと違う。
手と頬のお肌が明らかにつやつやしている。綺麗に描かれてる。
シワひとつない、シミひとつない、綺麗な肌色なのである。
あと老師とも違って背も縮んでないし紫色でもない。笑
あれ?これって割とマジに、何歳の見た目なのか原作でもわかんなくね?

……なんてことを延々、延々と考え始めてしまって、
マジで夜も眠れません!
ぶっちゃけ、チャンピオンREDに載るという「次の企画」では
そのへんの事情も明らかになるのか、否か!
ああ〜。原作を待たねば妄想が進まない!
オタクとしてたいへんに幸せな悲鳴である。

しかし、もういっそ早いとこ明らかになってくれるんならいいけど、
もし次の「企画」でも明らかにならなかったらどうしよう。
個人的な性分として、原作で設定がはっきりとペンディングになっている部分は
妄想の深まりを自重してしまいがちなのだが、
このままヘビの生殺し状態が延々と続くんだろうか……。
(何となく、次の企画の主役はサガなんじゃないかなーという気はしているのですが)
(ただの根拠のない予想)


2018.3.27(火)

うほーい!ムウ様の誕生日ですね。都内は桜も満開です。めでたし!

すっかり日記はご無沙汰でしたが、3月は実家に帰省して
片づけたりとか、片づけたりとか、片づけたりとかしてました。(相変わらず)
そんで、今回ものすごーーーく久しぶりに出てきたのが、これである。

ババーン!!!



1988年のカレンダーです!!!
せいんとせいやの!!!

スゲー!!!なつかしー!!!
むっちゃなつかしーーーーー!!!!

しかしこのカレンダー、言うに事を欠いて
去年うちのマーマが勘違いして町のバザーに出してしまい
(私のではなくキョウダイの人のものだと思ったらしい)
(しかもキョウダイの人も自分のだと思いこんで許可を出したらしい)
(なんでだよ!!!!!)
しかし幸いにも同時に出したスラムダンクのカレンダーは即売れたのに
せいんとせいやのカレンダーは全く売れなくて、
その後ずっと町の図書館で在庫として保管されていたらしい。
マーマ!!!!!
ちがう!!!そのカレンダー!!!わたしの!!!
わたしのーーーーー!!!(血涙)
てーか、キョウダイの人、そのころ3才!!!
ぜったいちがう!ヤツのじゃない!ぜったいわたしの!!!
……と数週間前に電話口で教皇に、いや強硬に主張した甲斐あって、
このカレンダーは町の図書館の閉架書庫の片隅から無事救出され、
実家に戻ってきたのでした。
(図書館の中の人が全員マーマの知り合いなので、そういうミラクルも割と可能なのだった)
あっぶねーーーー!!!!
マジ売れてなくて良かったーーーー!!!!
町のバザーに聖闘士星矢オタクがいなくて良かったーーーー!!!!
(もしかしたらカレンダーに私の生霊がついてて売れなかったのかもしれないが・笑)

そういうわけで、貴重な文化遺産の写真を少々。笑

 

1・2月が星矢で、3・4月が紫龍。
未使用なのは、もちろん1988年当時の私が敢えてキレイに取っといたためです。
当時は「観賞用」とか「保管用」とかいう言葉も知らなかったけど、
うっとりと眺めながら模写とかしてたよ。
1ページ目の魔鈴さんとかシャイナさんとかめっちゃ模写したのよく覚えてるよ。
てゆーか、むしろ前回の帰省の時、その模写が出てきたよ。
物を捨てられない呪われた血族の末裔だから……。

 

さて次。5・6月が瞬で、7・8月が氷河。
真夏に氷河って、なんかイメージと違うような気が一瞬したんですけど
よく考えたら逆に涼しくていいかもしれない。
というか、2番目が紫龍で瞬が3番目って、今の感覚からしたらちょっと意外だけど
当時はたしかに紫龍が大人気で2番手扱いだったような記憶がうっすらとある。
というかそもそもまだこの頃はアニメが暗黒聖闘士とか白銀聖闘士編までだったし、
実際、紫龍の活躍シーンってかなり目立ってたっていうかインパクトあったかも。
(何しろ彼はこの時点で既に3回死にかけていてしかも失明までしているのだった)
(まだ!黄金聖闘士とも!戦ってないのに!)
……なんてことを懐かしく思い出しました。
しかしそれにしても星矢のページ(1・2月)、ほとんど全員集合みたいになってて
星矢の影がとっても薄いんだけど、うん、そのへんもある意味、
当時っぽい……ような気もするがヒドイ……

 

9・10月が一輝。11・12月が全員集合(アニメのエンディングの絵)。
しかしこの一輝はすごくスレンダーなんだけど、瞬のページ(5・6月)にいる一輝は
まるで1人だけ北斗の拳みたいな絵柄だと思う。すごいガタイだ。何度見ても。
(てーかそれ、このカレンダーを初めて見た当時も思った)
(30年もたったのに、感想が全く変わらなかった・笑)

あともうひとつ感慨深いのは、このカレンダー、
星矢たち5人と沙織さんのほかに、
なんと邪武が、複数回登場しているのである。
まだ邪武がひょっとしたらレギュラーに残るかもしれないと思われていた時代。
そしてまだ黄金聖闘士が誰もカレンダーに登場してない。
しみじみと歴史を感じる次第である。

***
ところで、今回はせっかく帰省したのに片づけ以外なにもしませんでした。
どこにも行ってないし誰にも会ってない。
実家から文字通り一歩も出てない。マジで。
その代わり、歴史の勉強ができました。
(我が一族は本当に、物を捨てられない呪われた血の一族なのです・笑)
例えば今回は、会ったこともないひいおじいさんの尋常小学校の教科書が
全学年・全教科ぶんすべて出てきた。段ボール1箱分に達した。
うひょーと思って読本(国語)の教科書をぱらぱらめくってみたら
その中に「羊」というタイトルの文章が載っていた。
「日本人のほとんどは羊を見たことがないが、
羊とはこうこうこういうふうな動物である。
(略)この羊は主に毛をとるために飼うのである」
みたいなような意味のことが書いてあった。
日本人のほとんどは羊を見たことがない……。
明治20年代の教科書であったよ。
(今回あまりにも余裕がなさすぎて該当ページの写真がないのですが
いつかまた帰省した際にでも撮ろうと思います・笑)

あとこれに加えて大正生まれのおじいさまの尋常小学校と軍隊の教科書が
全学年・全教科ぶんすべて出てきた。段ボール2箱分に以下略。
匍匐前進のしかたとか爆弾が近くに落ちてきた時の対処法とか
そういうことが書いてあるぽかった。
今回は読むヒマがなかったけどいつか読んでみたい。
非常に勉強になりそうである。


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