2015年3月分
遺物一覧へ 日々戯言現在へ トップへ

2015.3.30(月)

シオンの誕生日なので喜び勇んで夜桜見物に行きました。
東京の桜は実に満開です!



まあ案の定というか何というか人がゴミのようでしたが(←自分含め・笑)
今回私が行ったのは宴会禁止の大名庭園だったので、
俗世間のただれた空気はそれほど漂ってはいませんでした。
(↑大名庭園の後に上野公園に行ってみてメチャクチャそのことを痛感した)

とりあえず夜桜見物にいそしみつつ、やはりオタクとしては
シオンムウが一緒にお花見に来たよ的なシチュエーションを妄想してみたのですが、
どうやら眼前の光景に引きずられたらしく、
あまりの人ごみに全くお花見どころじゃなくてドン引きしてるシオンムウ
とかの姿になりました。
お花見シーズンの東京のお花見スポットがいかに非人間的な生存環境と化すのか、
ふたりは痛いほどしみじみと思い知るのだ。
でも人ごみにドン引きしたムウ様が無意識のうちに
シオンにぴったりくっついていたら可愛いなと思いました。
その光景を想像してみて、オタクは人ごみの中でめっちゃテンションがあがりました。
至福でした。
(↑けっきょくシオンムウを堪能している)



何となく神々しくてシオンっぽかった庭園内の枝垂れ桜。
まるで雪のように輝きながらひとりで凛と佇んでいたよ。


2015.3.27(金)

ムウ様お誕生日おめでとうございます!
そしてすみません!昨日の今日でアレなんですが、
仕事が終わらなくて何もできそうにありません!
ああああああなんてこと!
とりいそぎ隙を突いて叫ぶだけ叫んで再びもぐります!
書きたい話はごまんとあるのに!あるのにー!

そしてふと気づいたのだが私がこの日記でムウ様に誕生日おめでとうと叫ぶのは
かれこれ12回目になるようである…うええ。今気づいたよ。
ってことは来年はもう13周年じゃないか。
シオンムウ的に何かしなくては!
(↑ムウ様が人とのかかわりを一切絶ってジャミールに潜伏してた年数を記念して!笑)
いや、ぶっちゃけムウ様的にはその13年間に対して「おめでとう」とか言われても
全然嬉しくなさそうだけどな!
てーかむしろそんなもん祝ったらシオンとかにぶっとばされそうだけどな!私が!


2015.3.26(木)

いまだに片づけていますティカですこんばんは!(ンパアーーーン!)
しかしせっかくの三月、シオンムウのお誕生月間だというのに、私は痴漢にあったので
塩をまいたり悪霊退散用のお香をたいたり
脳内シオンを召喚して定期的にウロタエルナコゾーを発動したり、
割と忙しい日々を送っていました。(妖怪的に)
で、そんなことをしてるうちに、もうアリエス期間だよ!
宝瓶宮の頃にスタートして、もう白羊宮まで来たというのに、
まだ片付けてるよこのオタク!
ちなみに、私が目指す理想の部屋とは、シオンの書斎です。(←妄想内の)
理想が!理想が遠すぎて!(爆笑)

というわけで、前回の日記で予告した(いつだよ)、聖闘士星矢の話をします。

それは昔の専門書とか論文とかのコピーを整理していた時のことでした。
大量の紙の山の中から、ふいに、こんなタイトルの本のコピーが出てきたのです。

『現代のエスプリ別冊 シンポジウム・子ども』
深谷昌志(編)、1990年、至文堂。


えー、ワタシ、正直、いったいどこで、どんな経緯でこの本に出会ったのか、
まったく思い出すことができません。
たぶんおそらくは学生時代にコピーしたものだとしか思えないのですが、
なんでこんな古い本をコピーしようと思ったのか、理由も動機も全然サッパリぷーです。
内容的にも特に興味や必要があるわけじゃないし、専門も違うし、本当に謎。

しかし、実際に中身をパラ見してみて、謎はすべて解けた!

それはこの本の24ページ目から35ページ目までに収録された、
「あふれる情報の海に漂う子どもたち――子ども調査の立場から」
というタイトルの論文の中にありました。
(執筆者は高山英男さんという方で、1930年大阪生まれの調査研究者でいらっしゃるようです)
色々説明するよりも、さっくり引用した方が早いと思うので(笑)、
以下、少々長いですが、引用してみます。

 先日、東京郊外の小学四年生の男の子たちにインタビューしたときのことです。
 ――最近、友だちとの遊びでどんな遊びはやってる?
   「聖闘士星矢ゲーム」
 ――なんだファミコンのゲームか。
   「ファミコンじゃないよ。黄金聖衣集団と暗黒聖衣集団とに分かれて陣取り遊びやるんだよ、な」
   「うん、敵のコスモにやられると敵の陣地に閉じこめられて、仲間にタッチされるまで逃げられないんだ」
 (中略)
 「聖闘士星矢」とは『週刊少年ジャンプ』に連載されていた車田正美の人気漫画で、アニメ化されてテレビ放映されたりおもちゃになったりして、小学生の男の子の間でひところ圧倒的に流行したものです。だから、「聖闘士星矢ゲームがはやってる」などと聞くと、大人たちはせっかちに「近頃の子どもはテレビや漫画やファミコンのゲームを受け身にしか遊ばない」と舌打ちしたりしてしまうのです。
 ところがその遊び方を具体的に聞いてみると、じつはその遊びは祖父母の子ども時代から遊ばれている陣取り遊びとほぼ共通のルールであることがわかってきます。子どもたちはそのような伝承遊びの基本を受け継ぎながら、最新流行の漫画を借りてルールをアレンジしなおしたり、遊びをよりドラマチックに演じたりしているのです。現代の子どもたちの鬼ごっこや陣取りの遊びには、俳諧の世界でいう〈不易〉と〈流行〉がみごとに一体化しているということができましょう。


(以上、前掲書pp.27-29より引用。なお太字はこのティカの仕業です!爆笑)

いやー、どうです皆さん。恐らくはツッコミ所が1000個くらいあって
もはやどっからつっこめばいいのかわかんないレベル
だと思うのですが、
とりあえず、まずは時代を感じますでしょう!
良く考えてみたら1990年ってまだハーデス編が連載してた時代なんですよ。
アニメでめっちゃ聖闘士星矢が再放送してた時代なんですよ。
そりゃー子供達はめっちゃ聖闘士星矢ごっこで遊んでいましょうよ。
っていうか私も似たような遊びやってましたよ友達と学校の校庭で。笑
あれって東京でもやってたんですね、すごいですねめっちゃ全国的ですね。
ていうか片方が黄金聖衣集団なのに、もう片方は暗黒聖衣集団なのか。
いったい青銅聖衣集団はどこにいってしまったんだ。
当時から、男子の間でさえも、主人公は影が薄かったというのでしょうか。まさか。

しかしまさか大人たちに舌打ちされていたなんて、
このティカ恥ずかしながら全く気づいていませんでした!
しかも、自分でも知らないうちに
「俳諧世界でいう不易と流行」を実践していたなんて!
ぎゃははははは!
てーか研究者の人にマジメに聖闘士星矢ゲームを分析されちゃうなんて
オタクの心情的にはもうホント駄目ですね!
面白すぎておなかの皮がよじれそうです!ぎゃははははは!

……というのが面白すぎたので、今まで捨てきれずにいたんだな。よし。
今回、日記のネタに使ったので、この論文はもう捨てよう。
こうしてオタクの断捨離は進んでいくのであった。

しかし微妙に最大の謎なんですけど、学生時代の私はいったいぜんたい
どこでどうやってどのようにして、こんな論文を見つけ出してきたんでしょうか…


***
ていうか明日はもうムウ様の誕生日じゃないですか!
今日はもうイブじゃないですか!ムウ様イブ!
どうしようこんな聖闘士星矢ゲームで笑い転げている私に
明日中に一体何ができるというのだろう!(動転)


2015.3.10(火)

過去が重すぎて片づけが進みませんティカですこんばんは!(爆笑)

えー、前回の日記で書いた通り、片づけ祭をやっておりまして、
それがいまだに進行中なのですが、
ここ2週間ほどはずっと書類と格闘しています。書類。
雑誌のコピーとか論文のコピーとか新聞のコピーとか専門書のコピーとか。
正直、全捨てしたいんですけど仕事で必要なのでそうもいきません。
なんかもうめっちゃ寝不足ですつらいです。
いるやつといらないやつとを分類するだけで目の下にクマができました膨大すぎて。
でもそのコピーの山の中から、聖闘士星矢が出てきました。
どういうことなのか詳しくお話ししたいのですがああもうだめだ時間がありません!
また今度!チャオ!


遺物一覧へ 日々戯言現在へ トップへ