2013年7月分
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2013.7.26(金)

ミューとの戦い(仕事)が実にうざい上に、
今書いているシオンムウ小説で
たった12文字を考えるのにまるまる4日もかかってしまったので、
私の理性は飛び去った!もう何も考えられない!ンパアアアン!

↓そして理性が飛び去った結果の本日の画像



……エエ、はい。これが何かと言うと、
7月16日の日記でチラリと書いた、例のアレです。
そうです。アレです。例のアレです。
8年前、我が恩人Tうこさんがお菓子のハバネロの袋にシオンをラクガキしたという
例のアレでございます。
エエ、はい、良く見たら麻呂眉が描いてありますでしょう?
あとアゴの部分に地味にアリエスのマークが描いてありますでしょう?
っていうか暴君ハバネロのキャラがあまりにも原作シオン(攻め)でありすぎるがために
見た感じの違和感が無さすぎて、地味にツボりますでしょう?
私が思わずキレイに洗って保管してしまった気持ちも少しはお分かりでしょう?(微笑)

***
というわけで、いやはや何の因果か恩人も復活なさったので、
これで漸くこのハバネロシオン(笑)も断捨離の対象になる日が来たかと思って、
記念に写真を撮って日記にあげてみました。
主に私がキモイという記念!(爆笑)

***
……はて、しかし今、ちょっと
この画像のハバネロシオン(暴君)の顔を
改めてじっくりと眺めていたら、何だか
「もしこれを断捨離してしまったら、
私は一体シオンからどんな酷い目に合わせられてしまうのだろう」

という恐怖がフツフツと沸き起こって参りましたヨ……。
良く考えたらコレ、普通に捨ててもいいモノなんだろうか。
非常に怖い。命の危険を感じる。
何かこう、特別なお祓いとか儀式とかをしてから捨てるべきなんじゃなかろうか。
これを捨てたせいで今まで以上にシオンに呪われたらどうしよう。
っていうか、もしかして、今までのシオンの呪いも、
実はすべてコイツの仕業だったんじゃないだろうか。
何かこう、シオンムウの神様がコイツに宿って、色々な呪いをしかけてました、的な。
陰陽師の式神、あるいは神社の御守、みたいな感じで、こう、
今までの私にシオンムウの呪いをもたらしていたのは、
実はコイツだったんじゃなかろうか、的な。

……ダメだ。捨てるに捨てられない。一体どうしたら良いんだ。(笑)


2013.7.22(月)

日曜深夜、NHKニュースを漫然と流しながら作業をしていたら、
突然アナウンサーの人が
「富山選挙区。童虎さんが当選しました」
とかいうから、
「すわ何事!?」と思って
反射的にテレビ画面をガン見したら、
「童虎さん」ではなく、「堂故さん」でした。

そ、そんな名字、日本にあるんだ……。(驚愕)

***
と思って思わず日記に書いたら
恩人の日記にも全く同じネタが書かれているのを発見した月曜深夜……。
(チーン)


2013.7.21(日)

うほほほーーーい!
「spoon」の稲さんからご連絡いただきまして、
サイト復活なさったそうですシオンムウ!
早速、リンクページ修正しておきましたシオンムウーー!!
っていうか、ここ5年くらい(?)リンクページ触ってなかったのに
この数日で2回も触るとか、どういうことなの!?
いったいどういう偶然のタイミングなの!?
これもシオンの呪いなの!?

で、そうそう、シオンの呪いで思い出しました。
ここの日記でもちょくちょくネタにしていた通り
私はこの春、リアル引越しを敢行したのですが、
どうやらこのリアル引越し自体が
シオンの呪いに導かれていたのではないか
という疑惑が、
突如ここにきて発生して参りました。
ええ、一体どういう事かというとですね。
恩人Tうこさんも日記に書かれていらっしゃるので
私も思いっきり遠慮なくここに書き記しますが(笑)、
どうやら恩人は今年の春先から、
前触れもなく突然シオンムウ小宇宙が高まって、
あまりにも突然シオンムウ小宇宙が高まりすぎたがために
8年ぶりに羊誕企画に作品を投稿したり
サイト復活の計画を立てたり
色々色々してしまったそうなんですが、
「いったい何でだろう、どうしてこんなに突然
シオンムウ小宇宙が高まるんだろう」と思っていたら、
ほどなくして4駅隣に私がリアル引越ししてきたらしいです。(爆笑)

……ええ、そうです。
これこそが有名なシオンの呪いです。
またの名をシオンムウの呪いとも言います。
要するに、シオンムウでオタク活動をしていると、
このような不思議なシオンムウ現象は、非常に非常に良くあることなのです。
「なんでそのタイミング!」とか、「どういう偶然だよ!」とか、
そういう有り得ない諸々の一致は、
シオンムウ活動をしていると、ほとんど日常茶飯事と化します。

例えばシオンムウについて人生で2回タロット引いて
2回とも世界の正位置を引いてしまったりだとか。(←2013.3.20日記参照)

あるいは日記のネタとして
「この2年間でショートカットが背中まで伸びた!
髪が伸びるのが早すぎる!絶対にシオンのせいだ!」
というような文章をさらっと書いたら、(←2013.5.26日記参照)
我が恩人Tうこさんから
「あの、実は私、今まさに、サイトアップ用に
シオンの髪が伸びるのが早すぎるネタ(漫画)を
描いているんですけど……」
というメールが来たりだとか。(爆笑)

ちなみに今回のシオンの呪い、
私の方にはどのような形で発動したのかというと、
今年の3月27日、しかも当日の夕方になってから、
なぜか突然、4年ぶりに、どうしても
ムウ様のお誕生日更新がしたくてしたくてたまらなくなり、
その結果、「ジェバンニが一晩でやってくれました」を
リアルで強行する羽目に陥りました。
前日までネタひとつ考えていなかったのに、
本当にジェバンニが一晩でやりました。
ま、まさかこれも、シオンの呪いによる
Tうこさんとの小宇宙の共鳴だというのでしょうか……
(今年の羊誕、なんと8年ぶりにTうこさんも作品を出されており……)

あとちなみに、私、実は、もともとはTうこさんの近所じゃなくて
別の街に引っ越す予定だったんですけど、
ちょうどシオンムウの誕生日あたりになって、
急遽、引越し先が変更になって、
Tうこさんの近所になってしまったというね……
もうこれ、シオンの呪い以外の何者でもないんじゃないかっていうね……
(エエ?もちろんその時点での私は、その引越し先がTうこさんの近所だという事実どころか、
Tうこさんの連絡先すら、全く知りもしませんでしたヨ……)

ちなみに過去の引越しでも物件名「シオン」というアパートを紹介されるなど
色々とシオンムウづいていた私は、既に今年の3月18日の日記で、
「一体今回の引越しにはどのようなシオンムウネタが飛び出すのか楽しみですヨ!」
と書いておったのですが、
まさかこのような方向からシオンムウネタが飛び出すなんて、
本当に、思っても、いませんでした。
引越し先そのものがシオンムウの呪いとか、いったい誰が予想できるっていうんだ……
アパート名とか、部屋番号とか、そんなチャチなもんじゃあ、断じてねえ……
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……

という訳で今日の結論:


シオンムウの呪いは怖いヨ!

本当だよ!



***
あっそれから私信:
ご報告ありがとうございますシオンムウ!ご返信メール、お送りしましたシオンムウ!届いてなかったら事故なのでご連絡お願いしますシオンムウ〜


2013.7.18(木)

(前回の続き)
ちなみに私のサイトの各所がいかに恩人の影響を受けているかについて
ほんの一握りの具体例をばご紹介いたしますと、
まずウラにアップしてある「肌」という名の短編は、
はるか昔に恩人のサイトにアップされていた修行服姿のシオンの絵を
思いっきり念頭に置いた上で書かれています。
何がかというと、こう、あれです。
普段は教皇服ばかり着ている人が、たまに修行服を着ると、
常には無い肌の露出度に、何だか見てはいけないものを見てる気分になって
ドキドキしますよねエロいですよね、的なそういうコメントを、
当時の恩人がその絵に付けていたのです。
それが何年経ってもどうしても忘れられなかった。
……いや、私が「肌」を書いた頃には、既に恩人のサイトは影も形もなくなっていたのですが。
(↑ははは、どうですか、キモイでしょう)(私が)

それから同じくウラにアップしてある「彼の見る悪夢」は、
恩人と遊んだ時に構想だけお話しして、
「でもシオンがちょっと弱気なので、サイトにはアップしないかも…」と言ったら、
「そんなことどうでもいいから、載せなさい!!」と、
恩人が叱咤激励してくださったお話です。
それがあったおかげで、「書かねば!」と一念発起して、
何とか書き上げることができました。
……いや、実際に私が「彼の見る悪夢」を書き上げてサイトにアップした時には
既に恩人のサイトは影も形もなくなっていたのですが。
(↑ほんと使えないヒヨコですよね)(最悪ですよね)

何だか事例がウラ関係ばっかりのような気がするかもしれませんが
気のせいです!ダバーン!
それもこれもシオンがエロすぎるせいだ!(笑)

***
あ、ちなみに具体例1の修行服シオンの絵は
復活された恩人のサイトで閲覧できます。
復活させてくださってありがとうございましたとうこさん!ウフフフー!(私信)

***
私信:
初めまして、メッセージどうもありがとうございます!
とうこさん復活によって沸き起こった、この興奮さめやらぬ状態を、
共有してくださる方がいらっしゃって、私も嬉しいです!同志!
そして激励のお言葉も大変嬉しいですありがとうございます!
シオンムウ更新がんばりますー!


2013.7.16(火)

昔話になりますが、私がこのサイトを開いた頃、
右も左もわからずアタフタとキョドっているヒヨコに対して
諸先輩方は大変ご親切にしてくださいました。

その中でもとりわけ忘れられない恩人があります。

恩人は、まだ私がサイトを開く予定すらなかった頃に
人生で初めてファンメールを出したサイトマスターさんでした。

シオンムウでした。(ええ?いちいち言わなくてもわかるって?またまたぁー)

ちなみに当時の私は居並ぶ星矢サイトさんを閲覧しまくってはいたのだが、
自分でサイトを開こうだなんて全く思いつきすらしないような、
正真正銘、引きこもりの小心者の、名も無き一般オタクでした。
恩人のサイトだってずっと閲覧専門で、メール出すつもりなんて微塵もなかった。
ただ、
恩人が日記でZABADAKの「私は羊」について語っていたがために
うっかり血迷って衝動的にメールしてしまったのだった。
だってただでさえ嬉しいシオンムウサイトさんだというのに、
ピンポイントで「私は羊」とか!もう!

やがて、修羅場を1つ超えた反動ですっかり頭がオカシクなって
このようなサイトをうっかり開いてしまった私に対しても(笑)、
恩人は実に色々と、親切にして下さいました。
どのくらい親切にしてくださったかというと、
イベントの際にはペーペーのヒヨコである私にも優しく声をかけて下さったり、
はたまたPS2の星矢を買ったので一緒にやりませんかと遊びに誘って下さったり、
その足でネパール料理屋さんに一緒にチベット料理を食べに行ったり、
それで所持金を使い果たして電車に乗れなくなった私に1000円貸してくださったりと、
それはもう絶対に一生足を向けて寝られないほどの、大恩深き御方なのです。
っていうかこれ私もう完全にダメ人間じゃん!特に1000円のくだりとか!(爆笑)

ちなみに私の人生初のオフライン活動は
恩人のシオンムウ本にお寄せしたゲスト原稿です。
なんと恩人はサイト開いて半年も経っていないようなピヨピヨのヒヨコに
ゲスト原稿やりませんかと声までかけてくださったのでした。
もちろん言うまでもなく、ヒヨコは激烈に緊張しました。
緊張のあまり涙目でした。
涙目になりながら持てる小宇宙の200%をつぎ込んで
1ヶ月かけて原稿ひねり出したのを、昨日の事のように覚えています。

しかしこれだけ恩人から大恩を受けたというのに、
当時の私はまったくの小心者でありすぎたため、言うに事欠いて
恩人と遊んだという事実を日記に書くことすらできなかったのでした。
いや、今思えばどう考えても逆に失礼だろ!って感じなんですが、なんかこう、
恩人のプライバシー侵害に当たるんじゃないかとか、
恩人のファンから呪われるんじゃないかとか、
いらんことばっかり考えて……

まあその、つまりは当時の私にとって、
恩人とはそれ程に雲の上の存在だったのです。

しかし超絶多忙であられた恩人は
そのシオンムウ本を出してからほどなくサイトを閉じられ、
連絡を取ることもできなくなりました。
ヒヨコは心の底から悲しみました。
どのくらい悲しんだかというと、
かつて恩人と一緒に遊んだ時に
恩人がお菓子のハバネロの袋にシオンをラクガキしたものを私に下さったのですが、
そのハバネロの袋をどうしても捨てきれなくなってしまい、
ついウッカリ洗剤でキレイに洗って厳重に保管してしまうという
ありうべからざる暴挙に出るほどの悲しみようでありました。
そればかりではありません。
お菓子の袋を洗いながら、ヒヨコはとある事実に気づき、
衝撃のあまり愕然と立ち尽くしました。

あの時の1000円、まだ返して無いのに!

……そして1000円借りたまま8年がすぎ、
このヒヨコサイトも9年目を迎えてしまうのでした。
実に光陰、矢のごとし。諸行無常もここに極まれり。

だがそんなある日、
ヒヨコは1通のシオンムウメールを受け取ったのです。

ええ、突然ですが、そ の よ う な 次 第 で !!!

リンクに1件、お迎えいたしましたシオンムウ!!
(許可を頂いたので早速シオンムウ!!)
実は今年の4月15日の日記で、私が
「ギャアアアーーーー!シオンムウーーーー!」
と絶叫していたのは、この、
恩人から受け取った8年ぶりのメールのせいです!!
そしてその後、リアル引越しに伴う壮絶な修羅場を
何とか乗り切ることができたのも、
恩人との熱きシオンムウメールがあったおかげです!!
っていうか5月10日の日記で
シオンムウがどうとか課題がどうとか言ってたのはすべて、
恩人とのシオンムウ会合の成果です!!
あれから長らくサイト開設楽しみにしておりましたので、
喜びもひとしおですシオンムウ!!
っていうか長年の歴史と思い入れがありすぎて自分がキモすぎて
日記もキモすぎてほんとマジすみませんシオンムウ!!
もはやムウ様をストーキングしていたミューのようです!!
我ながら酷いです!ウワーッハハハハ!シオンムウ!

……そういう訳でどんな訳で。
長年サイトやってると、こんなすごい事もあるんですね、という話。
将来の楽しみがまた色々と増えました。ウフフフ!

***
それで、ついでと言っては何ですが、
溜めまくっていたリンク修正をやりました。
サイト閉鎖の事実を私が受け入れたくなくて
長らく放置していた御宅がたくさんあったのですが
涙を呑んで整理します。
うん、だって人生、何が起こるかわかんないしね!
もしかしたら今後戻ってくる人だっているかもしんないしね!


2013.7.11(木)

ところで、突然ですが
日本の中央アルプスには

越 百 山

という山が存在している、という事実を最近知りました。
これ、どう読むかって。
ええ、そうですよ。
まさかのアレですよ。


コ ス モ や ま


って読むんですよ。
本当ですよ。

……。

コスモって、日本語に存在してたんだ……。

恐るべきはアテナ。
まさかこのような場所にまで勢力を広げていたとは。
いったい何世代前のアテナの仕業なんでしょうか。
随分と古そうな、由緒ありそうな山の名前だから、
流石に最近の沙織さんの仕業ではないような気はするんですけど。


2013.7.9(火)

いつのまにか七夕が終わっている!
土日は渋滞のせいで合計10時間ほどバスに揺られてきましたティカです今晩は。
そしてその10時間のあいだ思いっきり
ケータイでシオンムウ小説を推敲していた。
おかげでここ一週間くらいドツボにはまっていた箇所を
ようやく抜けることができたぜ!
(もうね、数行おきにドツボにはまるのは何故なんだろうね)
そしてシオンムウのご利益のせいか、持病の腰痛はなぜか全く発生しませんでした。
おそろしい……。シオンムウの呪いおそろしい……。

しかし東京に戻ってきたら何だかものすごい暑さである。
なんてーか、あれだね。
こう暑いとパソコンを開く体力も気力も失せてしまっていかんね。
ケータイの内容をパソコンに反映させるのにも一苦労である。
もういい加減、ケータイ以外の執筆方法はないものだろうか。
というわけで今、ちょっくら条件を考えてみた。
文字書きのオタクが二次創作をするのに都合の良い諸条件。

条件その一:5秒以内に立ち上げることができるもの。
なぜなら思いついた時にすぐに書けるようにしなくてはならないからだ。
ネタも文章も時間が経つと忘れてしまうのである。
ゆえにマイパソコンはこの時点でアウト。ノートだろうがデスクトップだろうがアウト。

条件その二:持ち運びしやすいもの。
なぜならオタクは時間を有効活用しなくてはならないからだ。
電車の中でも執筆できるくらいでなくてはダメだ。
ゆえにマイパソコンはこの点からもアウト。持ち運ぶのめんどくさい。そんな軽くて薄いの持ってない。

条件その三:人から見られても不自然でないもの。
なぜなら移動時間中に二次創作をするためには
周囲の乗客の注目を浴びずに万事行動できなくてはならないからだ。
ゆえに手書きノートはこの時点でアウト。目立つにも程が有る。

条件その四:5秒以内に仕舞うことができるもの。
なぜならオタクはオタク用品を人から発見されそうになった時に
すぐに隠すことができなくてはならないからだ。
ゆえにパソコンや手書きノートは以下略。

条件その五:文字を打ちやすいもの。
なぜなら文字が打ちにくいとそれだけでストレスが生じて創作意欲が萎えるからだ。
できればブラインドタッチのできるものだとなお望ましい。
ゆえにこの時点でスマホやiPadの類はアウト。
だってあれブラインドタッチができないんだもん。文字打つのめちゃくちゃストレス。

条件その六:わざわざそのためにお金を払わなくても良いもの。
なぜなら「オタク活動はタダで行う!ビタ一文払わない!」というのが
このサイトを作った当初からの私の信条であるからだ。
(長く続けるためにはお手軽感が重要だと思うので)
この時点でポメラ購入案はボツとなる。
だってオタク活動のためだけにお金払って何かを入手してしまったら
逆にそれがプレッシャーになりそうなんだもん。
何となくお手軽感がなくなっちゃうんだもん。(←あくまでも個人的な感覚ですが)

……というわけで、以上の条件をすべて満たす執筆ツールが
私のアタマではもはやケータイ(しかもガラケー)以外に思いつかないのだ。
っていうか、ここまで並べて考えてみると、
実はケータイ(ガラケー)ってすごくね?何気にすごくね?
あ、ええ?私ですか?もちろん未だにガラケーですよ?
だってガラケーなら電車の中のコンパクトな空間で画面を隠しながら
さりげなくブラインドタッチできるんだもん?
(↑明らかに電車の中でシオンムウ小説を書きすぎたせいで生まれた能力)
(↑気の毒)(哀れ)(かわいそう)(病気)

いや、どなたか、何かいい方法ご存知じゃありませんかね?
っていうか、世の中の文字書きオタクの人々って
いったいどういうツールを用いて二次創作の小説を書いてるんでしょうか。
地味に100人くらいにアンケート取って聞いてみたい衝動に駆られる。
いや無理だけど。


2013.7.5(金)

帰宅中ふと、
「貴鬼」という名前は実にチベット語っぽい名前である
という事実に気づいた。
唐突に一体何事かと思われようが、いつもの事なので仕方がない。

で、まず、何がチベット語っぽいかというと、「キ」である。
名前に「キ」という音を用いている、という事実そのものが、
既にものすごくチベットっぽいのである。
何故かというと、チベット語で「キ」とは「幸せ」の意なのである。
従ってチベット人は、実際に名前に「キ」を入れることが非常に多い。
「○○キ」「○キ」という名前などは、男女を問わず非常に多く聞かれる。
(いや本当のところチベット語の「幸せ」は正確には「キポ」というのであるが
どうやらチベット人はたった二文字の音を発音するだけの作業が余程面倒くさいと見えて
非常にしばしば「キポ」のことを「キ」と省略してしまうのだった)
(いったい何なの酸素たりなさすぎるせいなのそこんとこどうなの)

したがって、「キキ」なんていう名前は「幸せ幸せ」の二重かさねで、
チベット語的に見ると、ものすごーく良い意味なのである。
いかにも「チベット人にとって縁起が良さそうな名前」なのである。
すごい。車田すごいよ。マジですごいよ。
(こう、日本名で喩えたら「美々ちゃん」とかそういう付け方に近いかもしれません)

だが、しかし、実はそれだけではない。
「貴鬼」という名前が実際にチベット人っぽいな、と思われる点がもうひとつある。
それはムウ様もシオンもカタカナなのに、貴鬼だけ漢字表記だという点である。
これが何というか、その、現実のチベットの歴史を反映していて非常に恐ろしいのである。
要するに、シオンは明らかにチベットが独立していた時代の人間なので
名前を漢字で書く習慣などは当然持っていない。
そしてムウの場合は恐らくチベットが中国の支配下におかれた後の時代の人間なのだが
まだ抵抗勢力だのゲリラ隊だのがウヨウヨしていて
中国語教育がチベットに根付くどころの騒ぎじゃなかった、みたいな
そんな頃に生まれた人間だと思われる。
ゆえに名前を漢字で書く習慣は未だ無い。たぶん。
しかし貴鬼は、恐らく中国語教育がチベット全土に浸透した後の世代の生まれである。
ムウとの年齢差はわずか12年だが、20世紀後半期におけるチベットで12歳差といえば
日本で言ったら戦前生まれと平成生まれくらいの違いに当たる。
(それくらい社会が根底から変化した訳だ)
ゆえに貴鬼の場合はシオンやムウとは違って、名前に漢字表記を持っている、
というか、むしろ必ず漢字を持っていなくてはならない筈だ。
(ちなみに中央政府に反旗を翻して亡命とかをする人は全員
漢字名を持っていても漢字を名乗らなくなります)
(なので貴鬼はたぶん亡命はしてないし、党中央に反旗も翻してない・笑)
(その一方でムウ様は亡命しているか、党中央に反旗を翻している可能性があります・笑)
(↑党中央に恭順してるなら大人になった後からでもムリヤリ漢字を作るはずなんだ)

あ、あと、ちなみに、実際の中国語(北京語)では
「貴鬼」という漢字の発音は「クェィクェィ」に近いのですが、
たぶんそのへんは中国語に「キ」という発音がないので(←本当)
仕方がなく近い音の漢字を選んで名付けたんじゃないかと思います。
実際のチベット人の名前もそんな感じで、チベット語表記の発音と中国語表記の発音が
相当かけはなれた風になってたりする。
……。
いやあ、矛盾があまりにも一切存在しなさすぎて、すごいですね車田漫画!
こわいですね車田漫画!
(っていうか上記のこと全てについては、あまりにも車田の直感と奇跡が凄まじすぎて、
個人的には割とマジで空恐ろしくなるレベルです……)
(いやマジでマジで……)


***
七夕にシオンムウ更新をしたかったのですがだめでした。
間に合いませんでした。
というか6月の私は体調が悪すぎました。
どうも去年の6月に色々と動乱していた分のツケが今年の6月にどっと出た感がある。
紫陽花とか菖蒲とか、季節の花を見るたびに、去年の体験がフラッシュバックするのだよ。
人間の脳とは不思議なものである。
7月は是非とも浮上をしたい。

あっ土日は旅に出るので日記更新ありません。
何かしらんがこう、バスに片道4時間半ゆられてきます……!
腰は大丈夫なのか!オレの腰は!
以下次回!


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