2012年3月分
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2012.3.30(金)

シオンさんお誕生日おめでとうございますー。
昨夜、気のおける人との飲み会があって日本酒を3人で1升くらいあけてしまったので
本日の私は非常に生産性が悪かった。
つまり、更新はまだ出来ません。(ドヤアァァ)

ところで酒といえば私個人の好みとしては
シオンさんは異常なまでに酒に強いのが萌えです。
樽一杯のチベット濁酒を飲み干してもケロリとしてるんじゃないだろうか。(妖怪だから)
ムウ様は人間の範疇としては割と強い方なのでその場ではケロリとしてるんだけど、
うちに帰ってからダメージが出てきて、翌朝は二日酔いとかで苦しんでるタイプ。
(気を許すと酔いが回る系)
(←要するにシオンの前では気を許ry)
シオンもそれを見抜いてので、「このアホ」とか言いながら
態度は割とやさしかったりする。
(文句言いながら二日酔いの薬を作ってくれたりとか)
……とかだと萌えるな!

***
前回の日記に対してものすごい反応速度で何本も矢が飛んできて
私はついに例のサッカー曲のタイトルの意味を知りました!(爆笑)
君+羊+青で「群青」だったんですね。漢字分解系の暗号だったんですね。
過去にあれほど落第忍者乱太郎を熟読していたというのに
なんというトリアタマなのでしょうかこの羊オタクは。
(いや、そういう暗号がたくさん出てくるんですよ、あの漫画。笑)

ちなみに正解を教えてもらう前の私は、
あまりにも答えがわからなさすぎたので、
曲の中に出てくるのが「君」と「僕」である以上
タイトルの「羊」とは「僕」のことなんじゃないか。
キリスト教の「迷える子羊」的な意味を重ねているんじゃないか。

というトンデモ理論を危うく発表してしまうところでした。危なかった!
メッセージ下さった皆様方どうもありがとうございました!


2012.3.28(水)

最近、サッカー関係の番組でしばしば流れる
なんかこう早口な感じの曲ありますよね。男性ボーカルの。
つい数日前に知ったのですが、なんかあの曲のタイトルは
「君と羊と青」
というらしいですね。えっなぜ羊?いや青はわかるよ、ユニホームが青だし。でもなぜ羊?
ものすごく気になったので歌詞検索をかけてみたのですが結局
歌詞を全部読んでも一体どういう理由で羊なのだかサッパリわかりませんでした。
いや私あの曲けっこう好きなので(メロディが)、
気がついたら脳内グルグルしてたりすることも割とよくあるんですけど、
よもやまさか羊だったなんて……。


2012.3.27(火)

わあームウ様誕生日おめでとうございますー!
お供え品が何もなくて申し訳ないので
最近発見したシオンムウっぽい日本語を披露。
なんでも前足の指が4本で後ろ足の指が6本あるガマガエルのことを、
日本では古来より
四六のガマと呼んでいるらしいです。
し、シオンムウのガマ……!

この四六のガマというのは、
もともとは筑波山のあたりに住んでいる
妖怪のガマガエルのこと限定だったそうだが、
しかしその後、研究が進んで判明したところによると
そもそもガマガエルというのは
妖怪に限らず、筑波山に限らず、
みーんなみーんな前足の指が4本で、
後ろ足の指が6本である(ように見える)のだそうだ。

だからつまり上記の話を総合すると、

この世のガマはすべてシオンムウ。


今度からガマガエルを見た時には
どのような状況下にあっても必ず脊髄反射の速さで
「あっ四六(シオンムウ)のガマだ!」と
萌え叫べるようにしたいと思います。

***
ちなみに私自身の趣向を言えばガマガエルは平気です、というかむしろかなり好きです。
冬眠から醒めるのが早すぎたガマガエルが道で行き倒れてたのを家に連れ帰り、
獅子座の二等星の名前をつけて可愛がる

などという、まことに小賢しい少女時代を過ごしました。
(東京でもつい数年前似たようなガマガエルをお助け申した。巨大だった。)

助けた当時はもちろんシオンムウとは無関係だと思っていたけれども、
何だかこうやって改めて考えてみると、アレって実は
シオンムウの主だったのかも知れないね……。
因果応報とは誠に恐ろしいものである。

……というか、シオンムウの呪いとは誠に恐ろしいものである。
「ティカさんの人生は全てシオンムウの掌の上なんじゃないか」疑惑が、
もう随分と長いこと消えない。


2012.3.26(月)

たぶん二次創作を念頭に置いての文脈だと思うのですが、
文章を書くことに関して、
「自分の得意分野を見つけるとやりやすいですよ」という意見を
先日ネット上で目にしました。
得意分野……。考えたことも無かった。
何故ならばそもそも私の場合、得意分野だとかそんな贅沢言ってる場合じゃなかったからだ。
理想のシオンムウを見たいがために仕方なく自分で文章ひねり出してたら
いつの間にかこうなっていただけなんだ。
身も蓋も無い。

それでも一応、ここ数日考えてみていたのですが、
その結果、どうやら解ったことがある。
私が二次創作の文章を書いている時に一番悶え苦しむのは、
シオンムウが出てこないシーンである。
情景描写とかもう本当に、1行書くのに1ヶ月かかるレベル。だめすぎ。
で、一番さくさく進むシーンは、
シオンムウが会話をしているシーンである。
ちなみに、過去に書いた二次創作の中で
最も時間がかかったのは「celestial blue」です。半年かかってます。
(どう考えてもシオンがずっといないせいです)
そして最もあっという間に書けたのが何であったかというと、
「人見知り」と「風邪(第一話)」です。
たしかこの2つは3時間くらいで書き上げてたはずです。
あからさますぎます。わかりやすすぎます。

ちなみに今書いている小説は、もう数段落ほど頑張りさえすれば
再びさくさく進みそうなシーンに突入するのですが
やっぱりムウ様の誕生日までにぜんぶ書き上げるのは無理そうでした……
シオンムウの神様に土下座して懺悔……
(いったい何年かけてると思ってるんだ……)

あーあ
情景描写とかのシーン書く時に
そのへんの石とか月とか花とかが
シオンムウの形とかしてたらいいのにー
そしたら早く書けるかもしれないー
(いや、キモいから。そんな景色)


2012.3.21(水)

近所の公園でこのような物を発見しました。



シオンムウ石の復元!!
どういうこっちゃ!!

不審げな同行者の視線をガン無視して説明書を熟読した結果、
以下のようなことがわかりました。
どうやら100年くらい昔、人々が田んぼ用の灌漑水路を作った時に
「こっちの村には四割、そっちの村には六割ね」と取り決め、
そうして水を適切に配分するために「四分六分石」なるものを作成して
取水口のところに置いたのだそうな。

そして見よ!これがそのシオンムウ石(復元)だ!


これは石だけの復元なので、水はまったく配分されてませんが、
左側の凹の幅が四分で、右側の凹の幅が六分という訳ですね。
いや、実は、写真を撮る時にうっかり向きを間違えて
六分を左側、四分を右側に写してしまっていたので、
さっきペイントで思いっきり画像を左右反転させておきました。はっは。

で、ふと今思い立ってグーグル先生にお尋ねしてみたところ、
どうやら似たようなシオンムウ水路は全国各地にあるようですね。
なんか私の知らないうちに日本がシオンムウに侵略されていた的な気分です。
しかも100年も前に。

結論:オタクも歩けばシオンムウに当たる(なんか当たりすぎているような気もする)


2012.3.18(日)

微妙に風邪気味だったので土曜は一日中横になって居たのですが
何だか私の大脳新皮質はよっぽどボンヤリしていたみたいで
漫然とつけっぱなしにしていたNHKで15分ほど大相撲が流れていた間に
おおよそ以下のような事実だけを認識しました。

・白鵬の土俵入りの化粧回しがシオンムウ色である。(←白鵬が登場して0.1秒後に気づいた)
・北大樹vs寶智山の取組がシオンムウである。(←緑のマワシと紫のマワシが対決していた)

この後、気がついたら寝ていたので
多分シオンムウ時間が終わったんだと思う。
反応の仕方がもはや昆虫のようだ。哺乳類ですらない。


2012.3.16(金)

ところで1年ほど前に発見して以来
ずっと気になっているネット通販の商品があります。
その名も
「チベット香 星座インセンス アリエス」です。
こいつです。↓
http://kaorimaniya.com/?pid=22862992

ご覧いただければお解かりのように、
デザインといい形状といいかなり本当にアリエスで、(しかも萌えで、)
あまつさえ、私がの乏しい見聞によって判定した限りでは
この製品は間違いなくチベット香の特徴をすべて兼ね備えており、
たぶんこれ、本当に、ネパール在住のチベット系住民(or難民)が作成した
本式のチベットのお香だろうと思うのです。

そんなわけで、ものすごーくものすごーく気になっているのですが、
ただひとつ無念極まりないことに
私は通販というものがものすごく苦手で、
どれくらい苦手かというと、
過去に出席した友人知人の結婚式でお祝い返しがカタログ通販だった際には
そのカタログ通販の申込みをすることがどうしてもできなくて、
そのまま数年が経過してしまい、カタログ通販の申込み期限も過ぎてしまい、
結果として結婚式のお祝い返しを5〜6回分くらい貰い損なっている。
きり丸並みのドケチを自認する私としては
申込み期限が切れるたびに毎回受けるこの心理的ダメージは、
正直、計り知れない。
3日は立ち直れず、1年は引きずる。それ程のレベルだ。
……ええ、つまり、要はそれ程までに通販というものが苦手なのです。
そして、紙の通販がここまでダメな以上、
ネット通販は当然、さらに輪をかけてダメになります。
だってこの商品のページが本当に今も生きているのか確信がもてないじゃないか。
とっくに死んでるサイトでページだけ残ってるんだったらどうしよう。
申し込んでお金だけ払って商品が来なかったらどうしよう。
悪徳業者だったらどうしよう。
個人情報入力したくないよう。代引手数料が高すぎるよう。
えーんムウ様おいらやっぱりアナログがいいですう。

……オタクとして甚だ不利な性癖だなとつくづく思う。
いやでも愛の対象が多すぎるから、このくらいの制限がついてた方がいいのか……
(なにせ道を歩けばシオンムウに当たるオタクなので、
もし通販の世界を歩いたらいったいどれほどのシオンムウに当たってしまうのか
その時間的金銭的浪費を考えただけでもガクガクブルブルガクガクブルブル)


2012.3.13(火)

フラフラと何となく駅のパン屋さんに入ってみたら
「春の新作!三色メロンパン(花見団子風)!」と称して
このようなシオンムウ色のパンが並んでいたので
思わず即買いしてしまいました。



罠だ……。
この世は罠に満ちている……。


2012.3.10(土)

・アフロディーテさんの誕生日
・ルーピン先生の誕生日
・チベット民族蜂起記念日
・このサイトの誕生日

これが全部一緒の日の出来事だなんて濃密すぎる。
そんな私は東風が吹いたので梅を見に行って参りました。


梅です。ピンクです。
ムウ様(かわいいバージョン)(二人きりでシオンの前にいる時限定)に
ちょっと似ています。
そう考えてみると、何だかいい匂いがするところとか、微妙にエロく思えて来ます。


梅です。白です。
潔癖そうなところがシオンに似ています。
香り高い、高貴な感じが無性にシオンぽいと思います。
穢れなく真っ直ぐな感じがします。背筋が伸びる様です。
でも通常バージョンのムウ様(二人きりでシオンの前にいない時)も
何気に白梅っぽいと思います。
なんというか神秘的で高潔な感じがします。
真っ直ぐに天を見上げて佇んでる仙人みたいなイメージです。
少しだけ人間離れしています。

ちなみにこれは正面玄関入ってすぐのところに居た牛です。

なぜこれが羊ではないのだ!と
私は歯噛みし、地団太を踏んで悔しがりました。
これ以外にも牛の銅像が何十個もありました。
なぜあれが全部羊ではないのか。悔しい。


そしてこれは、のれんです。
ムウ様色だったので即刻激写した。
それから梅の印がオシャレでとっても可愛いと思う。
(いや違う。つけたしで褒めた訳ではない。断じて)

なお、のれんの向こう側には割と大きな松の木が見えていて、
ムウ様色の暖簾がシオン色の松葉に映えてとても綺麗でした。
もしもこの世に「どこに行ってもシオンムウを発見する才能コンテスト」があったら
たぶん私は全国3位くらいにはなれると思います。
(1位はたぶんクリコさんとかじゃないかと思います)

最後におまけ。

こちらはシオンムウとは関係ないのですが、
灯篭にまで梅の印が入っていて非常に萌えだったのでした。
かわいい!かわいい!!

そして帰宅後に気づいた超どうでもいい情報なのですが、
このサイトの管理人の誕生花って、そういえば「梅」だったような気がする。
(語り部屋のネタで散々使わせていただいた誕生花の本にそう書いてあった)
……ううむ、そうか。
サイトの誕生日に自分の誕生花で
シオンムウの妄想をしていたことになるのか私は。

本望であるよ。はっは。


2012.3.5(月)

週末は有名な東大寺の修二会(しゅにえ)に行って来ました。



東大寺の修二会といえば国内で唯一!奈良時代のお経が聞けるチャンス!
……なんでもアレだ、天平の時代から一度も欠かさず毎年やってるらしいんだ。
天平の頃のお経の読み方がそこはかとなく伝承されてる国内唯一の行事らしいんだ。
つーか過去帳読み上げの際にフツーに聖武天皇の名前が読み上げられるレベルなんだ。
奈良マジパネエ。

そんな訳で人生初拝聴した奈良時代のお経の読み方は、恐ろしい程に異文化でした。
というか、ぶっちゃけチベットのお経の読み方と似てるような気がした。
何が似てるってもうメロディがですね。
メロディの取り方がめちゃくちゃ似てるんですよ。お経のメロディが。
ていうか、まずそもそもお経にメロディがあるんですよ。
メロディとリズムとグルーヴ感が全部あるんですよ。けっこう複雑なんですよ。
そんでまたリズムが激しいんですよ。ノリがいいんですよ。めちゃくちゃ複雑な変拍子なんですよ。
現代音楽のカリスマが作曲したのかヨ!とでもいうべきレベルのカッコ良さなんですよ。
合いの手とか掛け合いとか輪唱とか打楽器とかめっちゃ入るんですよ。
しかも唄いながらお坊さんめっちゃ五体投地してるんですよ。
激しいんですよ。ドカーンボコーン言うとるんですよ。
そんで足元ズガンズガンいわせながらすごいスピードで堂内走り回ってるんですよ。

正直CD欲しいレベル。音取りして自分で歌えるようになりたいレベル。

そんなわけで私の聴覚によると、千二百年前の日本は今よりも
かなりチベットと似たような文化に属していたようでした。
(ちなみに我々が日本で普段聞くのは多分
室町時代くらいに確立されたお経の読み方ではないかと思います)
(島国の内部で長期間の発酵を続けたせいか、本場インド直伝のバージョンと比べると
随分独自のアレンジが入っているように思います)
(いや多分ですけど。多分)


しかしこの天平時代のお経が現代まで残ってるってことは、
すなわち要するに
奈良時代の人と平安時代の人と鎌倉時代の人と
室町時代の人と戦国時代の人と江戸時代の人たちが全員
同じこのお経を読んできたってことなんだよなあ。
今ここで流れてるお経って、その人たちが何千何万何億回と唱えた過去のお経と
おんなじお経なんだよなあ。
と、お経を聴きながら思ってみたら、
何だかものすごく不可思議で異様な心地になったことであるよ。詠嘆。
(いやまあ厳密には時の流れで色々変化してるんだろうけど、基本的な部分は同じかな、と)

で、結局そんなディープな空間で世にもディープなお経を聴きながら
最終的に夜の10時半まで居座ってしまった私はついに
・何も食べていないのに空腹を感じない
・全身が冷たくなりはじめているのに寒さを感じない
・数時間同じ姿勢で座っているのに痛みを感じない
・ぶっちゃけ自分がこの堂の壁の染みか蝋燭の火にでもなった気がする

という俗世の者としてそれはどうなんだ的な謎の新境地に到達し、
その後、何とか我に返って帰宅の途についたは良いのですが
食欲がないまま理性のみで入った駅ビルのサイゼリヤでは
食欲がないはずなのに気がついたら三人前の量をたいらげており、
さらに帰宅後、理性のみで入った風呂では
設定温度を42度にしないと体が温まらないという事態に遭遇し、
挙句の果てに翌日と翌々日は午後までひたすら寝込みました。
しかも寝込んだ後はなぜか強制されてもいないのに
ひたすら仕事の本を読み続けるという謎の苦行を遂行。休日なのに。
だが修二会をやっている十一人のお坊さんはあの日私が帰った後も
明け方の3時までスゴーンバゴーン走りながらお経を読み続けていたはずなのであった。
しかも彼らはそれを毎夜毎夜同じメンバーのみで、1ヶ月間もやり続けなければならないのだった。
しかもその間、御飯は常に一日一食なのだった。
しかもその間、本番以外はずっと超狭い建物に籠もり切りなのだった。
貴様ら、実は黄金聖闘士だろ……。

多分、このお坊さんたちの荒行があまりにも凄すぎる所為で
存在論的に引きずられてしまったのだと思うのですが、
しかしあのとき終電という制約がなかったら私本当に
東大寺二月堂の壁の染みになってしまっていたかもしれない。
あれを無我の境地というのかも知れないと少しだけ思う。
あの瞬間の私の心は、たとえアステリオンでも読めなかったに違いない。

結論:
奈良の本当の恐ろしさを知りたい人は、修二会でお経を3時間以上聞くと良いみたいですヨ!
死ぬけど!


おまけ:二月堂の正面扉すぐ出た所の蝋燭。


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