2011年6月分
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2011.6.30(木)

ところで原作のカラー原稿を複数見る限り、
原作のムウ様は瞳の色が緑であるように思うのですが、
個人的にそこから連想するのは「翡翠」である。
(字面とかイメージとかの問題)
(だってなんかほら、エメラルドとかペリドットとか草色とか若緑とか云うと
ムウ様にはちょっと派手すぎたり明るすぎたり健康的すぎたりする感じが…)
(ムウ様にはミステリアスなのが似合うと思います★)

で、その翡翠なのだが、実はこれ結構、
羊萌え的な意味でも美味しい宝石だったりする。
例えば翡翠はチベットで実際に古くから使われていた痕跡がある。
まあ実は一般チベット民衆が最も愛している宝石はダントツでトルコ石なのだが、
翡翠の方は数こそ少ないとは云え、歴史の長さで云えば決して(たぶん)負けてない。
(もしかしたらトルコ石よりも珍しくて貴重品だったのかもしれない)
しかもチベットの古い伝承によると、チベット人は翡翠のことを
「何でも見通す神様の目である」と考えていたと言う。なにそれ!萌える!
(そういう訳で古来チベットでは仏像の目のところには翡翠(インド翡翠)を嵌め込んでいたそうだ)

そうかー。ムウ様の目は神様の目なんだねー。
(というか、実は「ムウ」自体がチベットの古い神様の名前なんだけど。何だこの偶然の一致。)
(↑詳しくは2007/03/14日記参照★)

しかし。つい先日になって、さらにもう一つ。
翡翠にまつわる新たなネタ知識が、我がネタ帳に加わったので、
ここでご報告したいと思いマス。(上記神の目ネタは昔オフ原稿にコッソリ書いた)

なんでも、翡翠の中でも最上級のものは、
特別に


「羊脂玉」


という名前で呼ばれるらしいのです。


……なぜ羊。


なぜよりによって羊。



天に向かって叫んで終わる。
なぜだー!!


2011.6.26(日)

所用があって外出したのですが
出先の駅で電車待ちをしている間に
たまたま目の前にあった近隣施設案内板を
漫然と見ていたら



な、何なんですかこれはー!
((((;゚Д゚))))

ものすごく、とてつもなく、なすすべもなく気になったのですが、
残念ながら時間が無くて
この「アリエス」という名の施設が一体どのような施設であるのか
確認することはできませんでした。
き、気になる。
小学校とか病院とか出張所とか区民会館とかに
普通に混じっているのが一層シュールだ。
まるで何事も起こっていないかのようなこのさりげなさは一体何だ。


2011.6.25(土)

マレーシアに半月ほど出張に行っていた知人が
帰国してきて開口一番いわく、

「マレーシア人はミロを愛していすぎる。」

何のことだ!と思ったらアレでした、飲み物の方のミロでした。
あー、そういえばそんなんあったね、子供の頃にCMでやってた……
けど、日本じゃ最近全然聞かなくね?
つか、私、実はミロって飲んだことがないんよ。
子供の時分、ものすごく気になってたんだけど、
親が買ってくれなかったんよ。ミロ。
そんなふうにして国民から忘れ去られつつある
最近のミロであるが(いや本当は良く知らないが)、
マレーシアに行けば今でも人々はミロを飲み続けているらしい。
というか、あまりにもミロしか飲んでいなさすぎるらしい。
どのくらいミロしか飲んでいなさすぎるかというと、
例えばスーパーの飲み物売り場に行くと、
全空間の4分の1くらいがまるまるミロコーナーらしい。
(ちなみにマレーシアでは水道水は飲めないので
飲み物コーナーは元々3分の1がミネラルウォーター売り場らしい。
つまり水以外に限定すれば、
マレーシアでは全ての飲み物のうち4割近くがミロ。
(もちろん酒・コーヒー・ジュースその他すべて合わせてそれでも4割。)
(酒もコーヒーもジュースも軽く凌駕。ミロの圧勝。)

……あの、私はものすごーく他人事のように書きますけど、
ミロ萌えの方々はぜひともオタクツアーを組んで
マレーシアでオフ会をやってみては如何か。


だって楽しそうじゃないですか!ミロ王国!いいなあー
なんかね、会社でもランチの時は
現地人の同僚は全員ミロを注文するらしいんですよ。
しかもそれが半月の間ずっと毎日続いたらしいんですよ。
朝も夜も現地人はみんなミロ。
右を見ても左を見てもミロ。
なんか話を聞いているうちに
私もものすごくミロが飲みたくなってきた。うう。

ていうか、この空間はうらやましすぎる。
誰か、今からでもいいから
「ムウ」っていう超おいしい飲み物を開発してくれないだろうか。
そんでどこかの国が国ぐるみでそれを輸入して
ランチの時には会社の同僚全員が「ムウ」を飲んでいる、
みたいなムウ王国を作ってくれないだろうか。
そんで「ムウ」が定着してきたら姉妹商品「シオン」を作って
同時に飲んだらヒマラヤンポピーの香りがするよ!とか
混ぜたら100倍おいしくなるよ!ちょっとだけ甘酸っぱいよ!とか
国ぐるみでキャンペーンはって、
右を向いても左を向いてもシオンムウ
そんな国が生まれればいい。
いや、国が無理なら県単位でどうだ。
会社のランチで全員シオンムウを飲んでいる、
世の中そんな県が一個くらいあったっていいだろう。
そしたら私はシオンムウツアー組んで
その県でオフ会やってもいい。
シオンムウ萌えのためならエーンヤコラー

誰かー


2011.6.21(火)

(前回の続き)
さらにちなみに、そのグーグル先生の画像検索で
「tibetan (スペース)」と入力すると
変換候補のひとつに「tibetan fox」という言葉が出てくるのですが、
当然、大のキツネ好きを自認する私は喜び勇んで
萌えの予感に打ち震えながら
速攻で見に行ったわけでございます。

そ し た ら 。

かわいくねええええええ!!!!(爆笑)

うすらキモイ。そんな形容詞の似合うキツネを初めて見た。
衝撃が走った。ある意味。

***
週末はオタク友達と会いました。
その日知ったあらゆるオタク情報の中で最も衝撃的だったのは、
「織田信長はタチではなく、ネコだった」
という 
史 実 でした。
残された手紙の数々を分析すると普通にわかるらしい。
まあ確かに知識さえあれば、専門用語とか文脈とか言葉使いそのものとかから
割と容易に知れますよね、タチかネコかは……

そして同時に明かされる史実。
「森蘭丸はガチムチの巨漢であった」。
同時代の人が普通に書き残しているらしい。
普通に資料が残っているらしい。
走る衝撃。叫ぶオタク。そうか!そういう事だったのか!そうか!
だが同時に個人的には、それで色々な事実が納得できた。
そうか…ネコだったのか。そうか。だからか。だからだったのか。

それにしても先入観って恐ろしいものですね★


2011.6.18(土)

(昨日の続き)
ちなみにグーグル先生の画像検索で
「チベット」と入力しかけると、
自動的に入力候補として出てくるものの中の一つに、

「チベット 犬」

という項目があります。
この検索結果がまた、どえらい萌えです。
ものすごーくものすごーく幸せになれます。
もう、むっくむくのモッサモサ!
しかも偉そう!!強そう!!怖そう!!
人なつっこくなさそう!!
萌えーー!!!

……あの、チベタンマスチフってなんかシオンに似てませんか。


2011.6.17(金)

萌えを求めてグーグル先生に縋りつく日々。
良く利用するのが画像検索なのですが
先日ふと思いついて、英語で「antique tibetan jewelry」とやってみた。

め く る め く 萌 え の 世 界 !!!

さすがだよ。さすが英語圏だよ。
そういやあいつら17〜18世紀の頃からずっとチベット萌えやってんだもんな。
ワールド・ワイド・ウェブの威力、いま思い知った。
(ちなみに「tibetan antique」で検索すると今度は家具がいっぱいヒットします!萌え家具!)


2011.6.15(水)

先々週書いたように、梅雨なので紫陽花とムウ様に萌えている。
そこでせっかくなので、紫陽花つながりで、
地元の銘菓の名前の由来を即興でムウ様に語らせてみた。
ひどい結果になった。
これどうしよう。

***

おたくさ

 ――花に想い人の名前を付けるだなんて、まるで変人じゃないですか。
 書を読みながら寛いでいた筈のムウが、唐突に出し抜けに口にする。憤ったような、呆れ返ったような横顔で、ほんの少しだけ眉間を顰め、それでも視線は未だにページの上に落とされたまま。
 同意を求める風にそのまま話し続けるムウを、面白そうにシオンは見やった。読書に熱中しながら不意にシオンに話しかけるのは、幼い頃からの彼の癖である。
 ――しかもラテン語の学名ですよ。学問史に永遠に刻まれてしまうんですよ。何百何千万もの見ず知らずの後世の人間に、残らず暴露されてしまうんですよ。何を考えていたんでしょうね、このシーボルトとか云う人は。想い人は「お滝さん」と云う現地の娘さんだったそうですけれど。
 ――ああ、19世紀のドイツ人の医者の話か。確か日本研究に随分嵌っていたとか云う。
 漸く了解したシオンは笑いながら相槌を打つ。それは随分な変人だな。Hydrangea Otakusaとは、そういう意味があったのか。
 書物の語り伝えるところではどうやら、かのドイツ人は日本語の「お滝さん」がうまく発音できなくて、「オタクサ」になってしまったらしい。しかもその訛り含みの「オタクサ」を、日本の紫陽花の学名として、学会に永久登録してしまったとかで。
 云うに事欠いて学名ですよ。心底理解に苦しむ、といった風情でムウが首を横に振る。一体どういう神経してるんだか。……何だかその学名を聞くたびに、ドイツ語風味に訛ってしまった彼の日本語の発音までが、甦ってくるようじゃないですか。

 『オタキサン、オタキサン、』

 百五十年も昔の人間なのに、まるでその女性に呼びかける瞬間の彼のときめきや息遣いまでもが、時を超えて今の世に生き返るようで。どうにも不思議な気持ちにさせられます。西洋人には難しい音素の並びも、愛する人の名となれば特別に思われて、きっと大切に発音していたのでしょうね。学名に付けるほどの好き者ですし。
 ――聞いていれば随分と贔屓目の論評ではないか。変人だと文句をつけていたのでは無かったのか?
 からかうようなシオンの言葉に、ムウは本に目を落としたまま苦笑した。
 ――ええ、そうですよ。花に想い人の名前を付けるだなんて、まるで変人じゃないですか。変人で、おかしくて、微笑ましい。そう、好ましい方だったのだろうとは思うのですよ、情の濃さも偲ばれて。まあ絶対に真似したくないセンスではありますがね。
 くつくつと笑いながらシオンが問う。真似したくないとはどういう点で。
 何を判りきった事を聞いているんですか、と思いっきり嫌そうに顔を顰めて、冷酷とも云える口調でムウはバッサリと医者の浪漫を切り捨てた。
 ――なぜって、こっ恥ずかしいじゃないですか。臆面も無い。

***
ツンデレムウ様。(むしろツンドラ……?)

ちなみにシーボルトとお滝さんの間に生まれた子供は「稲さん」というらしい。

***
ところで紫陽花の学名は今はオタクサじゃなくなっているらしいんですね!
私は地元の伝説を信じて今もオタクサなんだと思ってましたよーネットで調べるまでー。
でもつまんないのでこのままにしときます(笑)


2011.6.11(土)

ところで数ヶ月前に知った情報なのですが
チベット人にはお墓を作るという習慣がないらしい。
(偉いお坊さんはミイラになるのでまた別だと思いますが、一般的なチベット人の話)
(そもそも伝統的に鳥葬をしてきた国だから、
お墓に入れるっていう発想も生まれようがなかったのかも)

でも、それじゃあ死者の弔いは一体どうするのかっていうと、
死んだ人のためには、お墓を作る代わりに
手のひらサイズの小さな塔を作って、
そんで普通におうちの中に、それを置いておくらしい。
小さなものだからかさばらないし、ずっと一緒にいられるよ!
(だからお墓に何百万も消費する日本式の仏教の有り様が、
あちらの方には本当に不思議に見えるようですヨ。)


……まあつまりこれがどういうことかと言うと、
シオンムウで想像したら鼻血でますねっていう。

し、死んだ後もふつうにお部屋の中に。
毎日一緒に。
ブワアアアッ!!!(血涙)

そういえば近年、
「オレの墓の前で泣くな!」「そこにオレはいない!」という歌が
日本でも流行ったりしましたが、
いや、そもそも最初から、お墓ないから。
あなたのお墓の前で泣きようがありませんから。
それがチベット。
それがシオンムウ。
(最初から空に帰ってることが前提な訳ですね★)
(個人的にはとても好きです。こういう思想。)


2011.6.8(水)

NHKを漫然と見ていたら
MU
という番組が始まったので
「ハアァァァ!?」
と思って
画面を良く見たら
「MU」じゃなくて「MJ」でした
ムウ様じゃなくてミュージック・ジャパンでした
もうだめだ

……って、これじゃマイケルジャクソンもムウ様になっちゃうじゃん!


2011.6.6(月)ムウムウの日(←ええっ)

メールを開けたら、すばらしいシオンムウ情報が届いていました!
Suaraさんという人が歌っている「星座」という曲は、
内容がめっちゃシオンムウだそうですよ、みなさん!要チェックですよ!

……という訳で、速攻で聴きに行ってみました。
ちょっ!何これすごいハーデス編!めっちゃハーデス編!
ハーデス編の、一途で報われなくて切ないムウ様、そのもの!
ひ、久しぶりに滾りました。ハーデス編シオンムウに!
(いやもちろんシオンムウには常に滾っているのですが、
ハーデス編シオンムウの場合、どうも切ない系哀しい系であるためか
萌えのたびに非常に体力を使うので、体力の落ちた昨今なかなか乱発できないのです)
(でもこの曲聞いたら一発ですね!一発で瞬時に萌え体力回復ですね!リポ○タンD状態ですね!)
(ファイトー)(モエー)

というわけで、メッセージどうもありがとうございました!(私信)

……しかし。
しかしですね。
曲をリピートしているうちに
なんか、だーんだんと記憶が甦ってきたんですけど、
なんかこの「星座」って曲、ワタシ、数年前に某方様から、
「シオンムウだよ」って情報を教えていただいてたような気がする……

うわーーー!!
忘れていたという事実さえ忘れてしまっていたーーー!!
\(^q^)/


もはやこれは「昼ごはんに何を食べたか思い出せない」レベルを遥かに凌駕して、
「昼ごはんを食べたこと自体を完全に忘れている」境地ではありませんか!
どうすんだ私!思いっきり真性の痴呆症じゃないか!

……いや、こう、確かに、なんか色々ね、
ッパアアアアアンな状態がここ4年くらい続いててね、
確かに色々とカオスだったんだけど、あー……。
数年前に「星座」「Suara」ってメモした、あのメモどこに紛れ込んだんだろう……
確かにメモだけはしたはずなんだけど……

わ、忘れていたという事実もついでに思い出させてくださって、
どうもありがとうございましたー!(爆)
何かなくなってたものが帰って来る予兆かもしれない!(ヤケクソ!)


2011.6.4(土)

昨日あんなことを書いたばっかりなのに
もう更新します。
しかも昨日言ってたのとは違う奴を。(……)
しかもすみません。
口にするのも恐縮ですが、去年の日記の再録です。(……)
一応3割くらい手直ししました。(←本人主観比)

梅雨が悪い。紫陽花萌えが悪い。ムウ様萌えが悪い。

***
そんなことを言いながら今ふと気づいたら
今日の日付がムウシオンだ。
えー。


2011.6.3(金)

今日の萌え情報。
英語の「mourn」(嘆き悲しむ)は
「memory」(記憶)と語源が同じであるらしい。

シオンムウだね!!

(いまいちピンとこない人は
「シオンを失った子ムウちゃんの13年間」というお題で
めくるめく我が脳内劇場をご想像下さい★)
(memoryとmournが限りなく同義、みたいな状態)
(つか、気づいたらそういう小説ばっかり書いてるな、このサイト……)
(だからって訳じゃないですが、次の更新はちょっくら違う系列で行きます!予告!)
(いつになるかは誰も知らないけど!遁走!)
(……)


2011.6.1(水)

今日ふと思ったのだが、
毎年4月6日に「4=シオン」「6=ムウ様」ってことで
「シオンムウの日だシオンムウの日だわーい」
って言って毎回大喜びしてるってことは、
もういっそ6月はムウ様の月ってことにして
1ヶ月丸々大喜びすればいいんじゃね?


……ということで私は今日から1ヶ月間
1人で勝手に大喜びしようと思います。
ムウ様の月だー ムウ様の月だー
紫陽花も咲くしー
わーい
(↑ムウ様と紫陽花萌えについて詳しくは2010/06/24日記をご参照下さい)


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