2008年1月分
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2008.1.28(月)

週末は本格ブラジル料理を食しに
非・オタクの友人集団に拉致られて来たのですが
ブラジル料理、恐ろしかった。
いや、味は美味しかったのだが、アレなのだ。

わんこそば形式なのだ。

特大の串焼き肉&特大のナイフを持ったボーイさんが
定期的にテーブルを巡回し、
5分置きに客の皿に次々と肉の爆撃を落として行くのだ。
特大ナイフを使って器用にに豪快に串からこそげ落としていくのだ。
しかもいっぺんに3切れとか5切れとかとても気前がいいのだ。
前の肉が終わっていようがいまいが関係ないのだ。
客が降参するまで延々と肉の爆撃が続くのだ。
皿には瞬く間に肉の山が盛り上がって行くのだ。
ものすごい勢いなのだ。
どれくらいものすごいかっていうと、客にはあらかじめ1人1つずつ
「降参」用の赤い標識が配られているくらいものすごいのだ。

アルデバランがあんなに大きくなってしまった理由が
私には今よくわかる。

いや、肉、すっごい美味しかったんだけどさ。
ここ数年の間で何かのラインを超えたらしく
体質の一部が不可逆的に変わってしまった私は、
とても残念なことに「肉を無制限に大量に食べる」という行為が
不可能になってしまった為、
個人的には非常なる不完全燃焼感が…!おのれ!
舌はついていくんだけど、胃袋がついていかないんだよう!
オレの胃袋が動物性油脂を拒むんだよう!
(なんのことかよくわからない方はそのうちいやでもわかる日がくると思うので
心配しないで下さいねハハハ)
(…いや、これはもういっそ体質がチベット僧侶化したと解釈してむしろ萌えるべきか…?
萌えるべきなのか…?←絶対に肉を食べない&食べたがらない生活)

とても悔しかったので焼きパイナップルとデザートビュッフェを
鬼かアホのようにおかわりしました。
ボーイさん呼びとめて思いっきり「そのパイナップルもう2切れ!」って言った。
とても美味しかったヨ。


2008.1.26(土)

DALIA様のところでお見かけした二つ名メーカー!
面白そうなので、やってみました。
http://pha22.net/name2/

その結果、「ティカ」の二つ名は…

虐殺連鎖(スティグマフラワー)!!

なんじゃそりゃーーーーーー!!!
ていうかなんじゃその思いっきりB級レディコミっぽい名前は!
ていうかなんじゃその無駄に血なまぐさい名前は!
ていうかなんじゃその鎖鎌みたいな思いっきり妖しげで
過激な武器持っていそうな二つ名は!!
というかいったい何が虐殺されているというのか!
シオンムウのためならエンヤコラという意味か!
しかしそれなのに「フラワー」のあたりがなにげに
本当に当たっている(一応T'ika=Flowerという意味)とは、
一体どういうことなのか!

ちなみに本名(漢字・間隔なし)の結果は、
不死回廊(アメイジングメイズ)。
・・・シオンムウ死なない

さらにちなみに、本名(漢字・間隔あり)の結果は、
冷たい狂喜(サイレントパラダイス)。
すごい…!なんか、BLっぽい…!
ていうか一体何があったらそんな二つ名が!(爆笑)
私に一体何が起こったというのか!(爆笑)
シオンムウに狂喜してるひとだからそう呼ばれるようになったとか?
シオンムウ的パラダイス?
でも一応隠れオタクだから(一応)(これでも)、大声出せなくてサイレント?
……すごい、謎だ(爆笑)

あと、本名の読みが漢字とかなり乖離しているので
本名のひらがなでもやってみました。
……その結果。

鱗刃鋼刃(ブレイド)。

んなんじゃそりゃああああああああああ――ッ!!
刃で刃でブレイドって、ソレ、どんだけナイフなんだ――ッ!!!
……すごい、めちゃくちゃ良く切れそうです。(爆笑)
ぜーはー。笑い死ぬー。

……つーか何か全体的に、すごい漢(オトコ)らしくないか私?(笑)


2008.1.25(金)

感想上げました。
いつになくタガが外れて薄〜くシオンムウっぽいことを書いてしまっているのですが
まあ(全体の分量に比べれば)ちょっとだけだし別にいいよな。ははは。
というか語り部屋は羊部屋に比べればかなり妄想度低めに設定しているので
その低めの設定でさえ見えてきてしまったものがあったのだと
思ってやってください(笑)

……いやだがしかし、そんなことよりも、
今回のアレにはそのシオンムウを上回るほどのさらなる打撃がありましてですね。
個人的には今回の連載はかなりの衝撃内容だと思います。
ちょっと真剣に今後の展開を見守らねばという様相を呈しつつある……。
基本的に私はシオンムウ者ですけど、それ以前に聖闘士星矢者でもあるからさー。
しかもかなりの原作派だからさー。
えっちょっとどうなっちゃうんですか!?みたいな。みたいな。

まあ気に入らなければ「気に入らん!」と叫んで終わるんだけど。
お買い得な断片だけ頂いて帰ろうと思うんだけど。


2008.1.24(木)

例のブツの感想を猛スピードで書いています。
当初はさっくりと書く予定だったのですが、肝心の本編の内容が
なんかすごくたいへんなことになっちゃっているので
ちょっと時間がかかるかも。
いや明日までには上げますけど。上げたら追記します。

ちなみに今回の私の感想の論点1はシオンムウです。


2008.1.23(水)

朝雨戸を開けたら外が雪景色でたまげたんだぜ今晩はティカです!
すがすがしいまでに突然というか今さらですが、
当サイトの名前の読み方は「セレステ」と言います!

……某様と色々お話しているうちに
やっぱりちゃんと書いといた方がいいような気がしてきたんだ。
(というわけで早速「はじめに」のページにどさくさに紛れて
「サイト名・HNについて」コーナーを作ってみました)
某様ありがとう〜v

ちなみに「celeste」は英語だとセレスト、イタリア語だとチェレステと
読むようですが、私の趣味でスペイン語読みのセレステに決めてます。
語感が一番綺麗だと思うんだ。あと意味がスペイン語の方が萌えるんだ。
ちなみに単語の意味ですが、「天の・天空の」という形容詞です。
当サイトのバックカラーがすべて空の色シリーズなのはそういう理由です。
(日記は曇っています)

サイト名の由来は実はちゃんとした理由があるのですが
理由が4〜5つくらいあってしかもそのうち3つくらいがシオンムウなので、
その3つ分はせっかくなのでいつか小説として書き上げるまで伏せておきます。
小説のBGMも4年前から決まっているんだぜ!
でもなんか思い入れがありすぎて全然書けないんだぜ!
そんなことを言いながらもう4年経つんだぜ!(……。)


2008.1.21(月)

「人様の座布団に乗っかったオフ活動記録」を羊部屋にあげときました!
メモを書くに当たって過去のモノを久々に読み返したわけなのですが
うわー、何だかんだで小説スキルも書き始めて3年半経ったら
変化するんだねーと思いました。(進化、ではありません。)
もちろん初期の頃には無かった良さも今のものにはあるんだけど、
逆に今は忘れかけている初期の頃の良さってのもあるなあと。
まだまだ吸収できることはいっぱいあるのねと思いました。
なんかやる気出てきたヨ!

合同誌のリンク、通販があるそうなのでもうしばらく貼っておきまーす。
遅ればせながら主催者様本当にお疲れ様でした!


2008.1.20(日)

ええ、今日のオンリーが楽しみすぎて昨日良く眠れなくて
寝不足の私が通りますよ!(小学生だ!小学生だ!)
……ハイテンション意味不明すみません。恥ずかしくありませんすみません。
そんな今さら。ハハハ!

で、シオンムウ本ですが、
スペースに立ち寄って本を手に取った瞬間に突然すべてが暗転して
実は新幹線の中だったりするんじゃないかとか、
実はまだ初夢の中なんじゃないかとか、
実はまだ大晦日なんじゃないかとか、
実はまだアンソロ原稿が終わってないんじゃないかとか
そんな心配を某Yモリさんと一緒に心の底から心配しながら、
スペースの前を行ったり来たり超不審な人になってたんですけど、
とりあえずまだなんとか夢オチにはなってないらしいよ。
なんかすごくかわいそうなひとがひとりここにいるよ。

<プチアンソロ感想(自分原稿以外)>
で、Yモリさん同様私も今まで眺め回していた戦利品の数々ですが(笑)
とりあえず、プチアンソロ、ヤバイ。いやいやいや。これヤバイだろ。
私は自分以外の他の執筆者の皆様の作品をもちろん今日まで読んていなかったので
今まさにナウ初めて読んだのですがいやちょっこれヤバイ。ヤバすぎる。
舐めるように読んで(自分の原稿以外)全部読み終わるのに1時間半かかって
それなのに全然飽きないよ。今すぐもう一度でも何度でも読めるよ。やばいよ…!
しかも誰一人として打ち合わせていない(んですよね?)のに何だか全員の作品が
微妙に他の人の作品の伏線になりまくり&萌えがシンクロしまくり&
なのに「36」のお題自体は微妙にニアミスで誰一人かぶっていないという奇跡が
起こっているように見えるんだけどそれ私だけ?私だけ?キャー!

<プチアンソロ感想(自分原稿)>
……という感想が言えるのは他人様の原稿だけで、
まあ当然自分の原稿はとてもじゃないが正視に堪えませんでした、まず心理的に。
でもやっぱ確認しとかないとまずいよな……と思って、
で、あの、すごく久しぶりに、さっき、目の焦点をぼかしながら、
臭い物のフタを開けるような気分で自分の原稿を見たんですが、
すみません脱字を発見しました。
45ページ下部で4文字ぶん空白になっている場所には
「がれた翼」
という文字が入ります。すみませんすみません申し訳ありません。
……とかこんなところで叫んでもアレなので
遠足の備忘録的に近いうちに「他人様の座布団に乗ったオフ活動記録」を
羊部屋に上げます。自力のオフ活動は皆無なのですが、今回ので一応
ゲスト参加体験が複数回目になったので、その記録だけメモしておこうと思います。
(で、ついでに脱字がありますよの説明もしておこうと思います)

<ウサギの毛皮>
で、帰りの電車の中で某様方とウサギの毛皮の話で盛り上がったんですけど
なんか今改めて気付いたんですけど私、サッカーで応援しているお気に入りの
アルゼンチンのサビオラっていう人が、あだ名が「ウサギ」っていうんです。
ウサギの毛皮とかウサギの生皮とかウサギの皮剥ぎとかウサギの首チョンパとか
やばいちょっとどうしよう的な語感で身悶えします。
でもマジな話、ムウ様が皮を剥ぐとしたらヤクかユキヒョウだと思います。
あっでもユキヒョウだと共食いになるか。いかん…
(すいません今アタマが止まっています)

<それから>
他の戦利品も鼻血ものでした。何度も読み返してます。
萌えをたくさんちょうだいいたしました。
お話してくださった方々どうもありがとうございました。
初めてお会いした方も再びお会いした方もお会いできてすごく嬉しかったです。
もっとお話したかった方もー。(←ダンボール3箱分のシオンムウ話)

ええっと、そんな感じのオンリーでした。
ちょうたのしかった。

今後近々更新したいもの
・上記のオフゲスト参加記録メモ
・羊部屋に語り「シオンムウと私」(仮)
・どうせ車田の連載があるので車田の感想(さくっと)
・長編の続きをはやくなんとかしたい(10ヶ月以上前から手はつけてるんですー)

あっそうだ私信返し:
それじゃ今度お会いした時にぜひー!シオンムウ語りもついでにぜひー!


2008.1.19(土)

明日は例の黄色いチベット護符を首から下げて(2007/5/10参照)
会場をウロウロしている寒さに弱そうな人がいたらたぶんそれは私です。
よろしければ声なんぞかけてやって下さ〜い。

護符以外にもうちょっと普通の目印は無いのかと言えば
多分マーマからお下がりで貰った40年前の茶色っぽい花柄の膝上スカートを
はいて行くと思います。
ちなみに高校生の時のティカは50年前に祖母が買った羅紗織り生地を使って
45年前にマーマが仕立てた黒コートを着て通学していました。
実家には百年以上前にひいおじいちゃんが使っていた
小学校の教科書と卒業証書がまだあります。
ちなみに卒業証書には、
「卒業証書 平民 ティカ田ティカ雄(仮)」
って書いてあります。なんか士農工商時代の香りがします。

どうも物が捨てられない呪いみたいなのがあるらしいです。


2008.1.18(金)

今日の夕刊を読んだら日曜日の天気予報が

になっていて今からガクブルですティカです今晩は。
南の人間なので寒いと呼吸が出来なくなるのです。
そして冬眠を始める。(←歩きながら意識が飛ぶ)
その辺の道端で埋まっている人間がいたらそれは私です。
冬場の体温調節機能は変温動物並みです。
小学生の頃あまりにもトロくて「菱沼聖子」と呼ばれていました。
今年の正月には18年越しの付き合いの友人から
「普通の人は急行とか特急とか新幹線で走っているが
ティカ(仮)はトロッコだ。手漕ぎだ」と言われました。

……でも多分私の場合シオンムウへの妄執により
ゾンビになって地下から甦るね。
いや、最悪、電車が止まらなければいいね。


2008.1.17(木)

某様から正答を頂いたのですが、おお!
やっぱりバビロンも桜の下に死体でしたか!
(それじゃやっぱり私が死体説を知ったのはバビロンですね。10代の刷り込みっておそろしい…)

ところで、天の神からメルフォで電波を受信いたしました。
電車の中吊り広告で、金曜時代劇の原作小説の、
「冥府の刺客」
という本が、バーンと宣伝されていたそうです。
ボロ布!ボロ布!(シュプレヒコール)
……もういっそのことそれ、週末のイベントで売ったら?って思います。
中身は文庫本200ページくらい全部シオンムウ。
私買うよ。めっちゃ買うよ。

しかしマジな話、今週末のイベントで出るシオンムウプチアンソロは
64ページも
あるそうですよ。おおお。おおお。どうすればいいんだ。わくわく。
来週は仕事が絶対手に付かないぞ。
というかこのような幸せに慣れていないので既に今から挙動不審です。
(ちなみに私の原稿は8ページなので、残りの56ページ分、すべて、
他人様が書いた/描いたシオンムウを読めるという計算に!)

ちなみにイベントは勿論行きます。来週のプレセンタシオンとか気にしない。
コノ機会ノガサデオクモノカ!(笑)


2008.1.15(火)

そういえば今さらですがサンクチュアリって英語で
希少動物保護区
っていう意味なんだそうですね。
……たしかに。あそこの中にいるヤツら全員人間じゃないよな。
妙に深々と納得してしまう今日この頃でありました。


2008.1.12(土)

(一昨日の続き)
おお、桜の木の下に死体が埋まっている方は
梶井基次郎でしたか!どうもありがとうございます(私信)
しかし梶井作品なら中学の教科書に載っていた「檸檬」以外
私は間違いなく読んだことが無いはずなんだけど、いったいどこでどうなったというのか…

そして東京バビロンの桜は何だったっけ(細かい話みんな忘れた)

そういえば、宮部みゆきの「
火車」も桜の木の下に死体を埋めてたような。
やっぱりそういうモチーフがみんな好きなんでしょうか。

いっそサガも桜の木の下に埋めとけば良かったのに。(誰を)

……いやでもマジメな話、スターヒルの祭壇なんかにそのまんま放置しといたら
明らかに証拠残っちゃうのに(実際そのせいで魔鈴さんにバレた)、
なんでその場で埋めるなり燃やすなりしなかったんだろうねえ。
自分がスターヒルに登れたってことは、やろうと思えば他の黄金も登れるだろうに。
それともそんなことも思いつかなかったのか、15歳。(リアル中坊)


2008.1.11(金)

某オリンピック開催予定地話題。
そのエベレストの山頂で聖火リレーをやろう!という
無謀な遠征隊に参加するチベット族女性の名前が、どうやら

ギギ

さんというそうですね!
濁点と性別が非常に惜しい感じです。
あっでもチベット語の「G」って日本語の「K」にやや近い感じの発音だから
事実上、発音してみたら結構「キキ」に近かったりしてこれ。
いやー、かねてからあの孫弟子の人の名前はチベット人っぽくないなあと
思っていたのですが、そうかチベット人でもOKなのか。
あーそりゃまあ「ムー」や「カノン」や「サガ」が実在するくらいだからなあ、
チベット語。(2006年10月10日参照)
ひょっとしたら「シオン」もあったりして……

ちなみに個人的には、恐らく漢民族同化政策が定着した時期以降の生まれだから
漢字表記の名前を持っているんじゃないかしらあの孫弟子の人は、と
妄想推理するのですが、それにしても車田の直感が怖すぎる今日この頃です。


2008.1.10(木)

ところでちょっと前に安吾先生の「桜の森の満開の下」を読みました。
「桜〜」どころか安吾作品自体を読んだことの無い私の目の前で
友人知人見知らぬ人がこぞって褒めるので
以前から気になっていたのだけど、いかんせん古本に出てなくて。
……で、私は今まですっかり勘違いしていたようなんですが、
「桜の木の下には死体が埋まっている」
っていう文章は安吾先生じゃなかったんですね?
誰だったんだろう。昔一瞬だけ読んだ記憶があるんだけど…
え?あれ?まさか、もしかして東京バビロン……???
そ、そんな馬鹿な…!?

安吾桜感想:
あの残酷描写が延々と続いた後の、オチのラストに出現する、あのなんていうか絶望のような悲しみのような物凄いものを、冷たさではなく温かさと記述したところに私は彼の天才を見た。(鬼才といった方がいいのか?) 
おそらくはこの発想力こそが、彼の本質的な魅力ではないかと思う。
そう、あの悲しみは山賊の男が初めて人間になった=人を愛した瞬間なのだから、温かいと書く以外に無いのだよなあ…。いやもちろん文章力も魅力なのですが、そんなことなど瑣末なことだ!と思わせるくらいに(霞ませるくらいに)、発想力の方が輝いていると思いました。なんだこの独創性は!しかもただ独創的なだけなんじゃなくて、そこには何か、思想と、哲学がある。それがすごく引き込まれる。

ちなみにあの残酷描写は、行われていることは猛烈なんだけど、なんかもう人間じゃないものの凄みがあまりにもすごすぎて、逆に訳の判らない色気が出てた。なので個人的には全然平気な部類というか、むしろとても魅力的でした。すげえ…


2008.1.9(水)

藤崎竜の天才を確認するために、
最近ようやく重い腰を上げて「屍鬼」を読みはじめました。
なぜ重い腰かというと、ページ数が尋常じゃないからです。
(600ページくらいの文庫本が5巻ある)
しかも惜しむらくは以前、別ジャンルの文章をネット上で読んでいる時に
「屍鬼」の核心ネタバレを一行読んで知ってしまったからです……(痛恨の極み)
お前アホかって感じですな。
ただ、話の展開や登場人物や細かい謎なんかは全然知らないので、
そういう色々を十二分に楽しんで読もうと思います。

でもそう、なんていうか、今まで十二国シリーズとと東京異聞しか
読んだことが無かったせいで知らなかったんですけど、
小野主上は、「田舎」の描写がうまいんですねえ……。
あの滅茶苦茶な息苦しさを、久しぶりに思い出しました。ははは。
(嫌なことは記憶喪失になる主義なので、いつもは良い部分しか思い出しません)
そういえば小野さんも確か地方のご出身だったような。
都市部出身の作家さんには、あまり書けない物語だろうと思いました。
ネタバレ知ってるけど、田舎の描写だけでも私は読めてしまいます。
そして色々考える。


2008.1.7(月)

ちょっと前のことですが某駅で「薬師寺展」の宣伝ポスターを見かけました。
ポスターの右側と左側にそれぞれでっかい菩薩様の仏像が、
全身アップで仲良く並んで佇んでいました。
ポスターによるとこの2体の菩薩様は今度の春、展覧会のために
初めて東京の上野にやってくる菩薩様であるようでした。
そして、2体の菩薩様の間には、宣伝の文句がかくのごとく。

「初の二人旅 春の東京」

……なんか微妙に、エロいんですけど。初の二人旅ってさあ。
私だけ?私だけ?これ、気になってんの、私だけ?

ていうかぶっちゃけ、菩薩様がシオンムウに見えたんだぜ!悪いかこの!
……公衆の面前でとっても恥ずかしい気持ちになりました。(遁走!)


2008.1.6(日)

昔のひとは戸籍とか役所届出とかに関する感覚が
かなりいい加減だったという話は良く聞きますが、
実際、例えばマイおじいさまは本当の出生日と戸籍上の出生日が
1ヶ月違います。
しかしそんなのすら全然序の口で、
実はマイおじいさまの幼なじみの人(男性)には、
こんな逸話の持ち主が居ます。

時は明治44年。ところは某県・某山奥の某村。
幼なじみの人は4月に生まれる予定でした。
しかし予定日を間近に控えた3月のある日、
幼なじみの人の両親は、考えました。
もし3月生まれだったら学校で1学年ぶん上に入れてもらえるのに、
4月生まれになったら1学年ぶん下にされてしまう。
そのぶん長く学校に通わせなきゃいけない。
働かせられるようになるのが遅くなる。ソンだ。

せっかくだから3月生まれということにしておこう。

以上の理由で、その幼なじみの人の父親の人は
幼なじみの人が生まれる1ヶ月前に
村の役場に出生届をしに行きました。
届出を受けた役場の人は、至極当然のことを尋ねました。

「男ですか?女ですか?」

明治44年のことだから当然、生まれる前には
子供がどっちの性別なのかわかりませんでした。
幼なじみの人の父親の人は、内心、はたと困りました。
けれども、どうしようもありません。
仕方が無いので父親の人はとにかく、叫びました。

「ガキだ!ガキだ!」

役場のひとは「ガキ」と言うからには男子なのだろうと勝手に考えて
勝手に男子として登録してくれたのだそうでした。めでたしめでたし。
(ちなみにその幼なじみの人の父親の人は、
もしそれで後から女子が生まれてしまった場合は、
『役場のヤロウが勝手に早とちりして男子と書いただ!オラは知らねえだ!』と
言い張るつもりだったそうでした。めでたしめでたし。)

明治大正の戸籍登録はあり得ないほどおおらかだったのねという話。
(ていうかその幼なじみのじいちゃん、登録通り無事に男児でよかったよね……)

……ちなみにシオンとかムウとか老師とかあのへんは多分
出生を国家に登録してすらいないんじゃないかと思います。
何となく。


2008.1.5(土)

3が日の間にお友達とお酒を飲みました。
宴もたけなわになってきたところでどさくさにまぎれて自分にしか通じないネタとして
「タイガー&ドラゴン」という焼酎を頼みました。
すごい強烈な味でした。まさしく五老峰師弟の濃ゆさでした。
ちなみにもしも「シープ&シープ」というお酒があったとしたら
なんとなく強烈でしかも甘みがあるお酒じゃないかとおもいます。
そんで、後を引く。絶対。

今日中にアレの感想を上げておきたいです。
(追記:上げました)


2008.1.2(水)

おおお明けました。2008年ですね。
年末いささかバタついておりまして
日記の間隔がかなり空いてしまいましたが私は元気です。
(ちなみに今実家に居ます)
今年も熱く小宇宙を燃やしたいと思います。
幾つになってもシオンムウです。
(↑しゃれにならん…)

今年の初本は闇の守人でした。
元旦に読みました。
ちなみに精霊の守人は去年初めて読みました。
しかし何回読んでもジグロとバルサがシオンムウに見えてしまう私は
もうだめだと思いました。
(今年もやっぱりシオンムウでした)


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