2004年9月分
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2004.9.29(水)

街でふと見かけた看板の「炭火焼肉」という文字を、

「放火焼肉」

と読み間違えてしまいました。
そしてその次の瞬間、思わず脳裏を駆け巡ったのは、
「鳳翼天翔ーーッ!!」と叫びながら手の平から大放出した火で
生肉を焼いている一輝兄さん。
(しかも生肉はイノシシとかクマとかそんな奴)

――目があああ!目がああああッ!!
(いやアンタ問題なのはむしろ脳みそではないかという話も)


2004.9.27(月)

さてそろそろ9月も終わろうとしていることですので、
残っていた誕生花シリーズその17、シャカの巻をば唐突に。

9月19日、誕生日の花は「すげ」。
えーと、すげっていうのは、
みの(日本昔話で人々が雨や雪の日にかぶるアレ)だとか、
かさ(日本昔話でかさこじぞうがかぶっていたアレ)だとかの
原料になるアレです。
…。
日本人の生活に縁が深い感じだね、シャカ!

花言葉は「自重」。
自重って、どのへんが??と思わなくもないかもしれませんが、
いやはやその辺はさすが、花占い。
今まで多くの人を驚くべき面白さで占ってきた
(しかも何気にかなり当たっていた)その実績は、
捨てたものではありませんでした。

「好き嫌いが激しく、それを隠すのが下手。」

……!!(爆笑)
隠すって言うか、だって隠す気ないじゃんどう見たってあの人!!
いや彼以上に好き嫌いが激しそうなキャラは、
聖闘士業界広しと言えども、ちょっと見当たりそうもありません。
だって身の回りのことはおろか、
敵に対してさえ好き嫌い激しいんだもの!(笑)
敢えて匹敵する人を探すとするならば、一輝兄さんくらいだろうか。
うーんいやそれでも、やっぱりシャカには適うまい。

……いやしかしそれにしても。
その他の部分でも、シャカの花占い、凄いです。

「少しは耐えることを覚えましょう」

なんて言われちゃってます。
さすがというか何というか、もう笑うしかないっすね。
いやーこりゃあマジすげーわ。


2004.9.19(日)

行ってきました。楽しかった!行ってよかったよ兄さん!
色々な人にとてもとてもお世話になりました。
本当にありがとうございました。
色々とお礼参りをすべきところだと思うのですが、
恥ずかしながら今この瞬間からおよそ3日間強、
多分ほぼネット落ち同然な状態になると思いますので、
(いやもちろん買ったもん読んでるからとかそういう理由ではないですが)
ご挨拶とかお礼状とか色々諸々、すみません遅くなります。


2004.9.18(土)

何となくテレビをつけていたら、
この年になって「ハリーポッター」にハマったという
本好きの100歳過ぎのおじいさんが出てきて、
長い間楽しみにしていたという5巻(この間発売された)を
嬉しそうにお店に買いに行くシーンが映し出されており、
色んな意味でおったまげた。
そうして、おじいさん、曰く。
「こうなったら生きてるうちに7巻までそろってほしいなあ」。(意訳)
…なんか色々としみじみしちゃったじゃないかこらー。

でも個人的にはああいう年寄りになりたいと思う。(えっ)
そして彼にはぜひとも、5巻を読み終えた感想が聞きたいと思った。

明日は行きます(超小声)

2004.9.17(金)

えー、そんな感じでどさくさにまぎれて、
当日はスルーしてしまった誕生花シリーズその16、
パンドラの巻です。

9月3日。
誕生花、マーガレット。
花言葉、心に秘めた愛。
もう、おかしいよこの本!!
なんでこんなにぴったり当たりまくってるわけ!?

いや、家の人を皆殺しにした神に仕え続けて13年、
本当の気持ちを心の奥底に封印し続けてきたという辺り、
「心に秘めた(愛)」、というわけで、
花言葉にぴったりな気がするのです。

あと、花占いによると、相手の気持ちがわかってしまうがために
「自分で自分の恋を占ってしまう傾向がある」らしく、
「結果として、身を引いてしまうことになりがち」
なのだそうですが、
…確かに一輝との経緯なんか見ていると、
そういう感じするよなあと、個人的には思います。

あと、さらに個人的には、
パンドラ様って、マーガレットの花、似合うと思うのです。
ストーリーの中ではマーガレットどころか
髑髏とか亡霊とか妖怪の類ばっかり背中にしょってる
…みたいな役どころでしたけども、
双子神に操られていない本来の姿に戻ったならば、
お城の中庭かどこかでマーガレットの花畑に囲まれて幸せそうに笑っている彼女って、
ちょっと、というかとっても、絵になるような気がするんです。
実際にそういうことが無いまま死んでしまった人だから、余計に。

あーやべー今ちょっと自分でじーんと来ちまった。
そんな暇があったらさっさと仕事に戻れっちゅーの。南無南無。


2004.9.16(木)

さらに誕生花シリーズその15、沙織さんの巻。

9月1日。
ということで、誕生日の花は、とらゆりだそうです。
…なんてゴージャスな!!
ほら、花の中心に斑点がある、あのでっかいユリですよ!
そりゃあもうやっぱり「私の馬におなり!!」なお方ですものね!
いや、もとい、女神アテナの生まれ変わりなお方ですもんね!(←今さら)

そして、花言葉。

「私を愛して」。

うわー!!(爆笑)
だってそういやシリーズ中の沙織さんってば、途中から
星矢に対して「私を愛して」モード一直線だったしさ!(失礼
…いやしかし、アニメのアレは、私は許せんのですが。
やりすぎやっちゅーの。(怒)
なお個人的に、天界編は原案(車田の)以外認めていませんので。フッ…(遠い目)

でも沙織さん、花占いの方は少々微妙でした。
以下具体例。

1.「世話好きな人。」
…あー、アイベックユアパードン??
「深窓の令嬢」(自称・他称ともに)ですよ??
世話してもらう方ならば、物凄く得意そうでしたけども???

2.「ところが自分のこととなるとまるでダメ。
他の人に世話してほしいのに、誰も気付かないのです」
だ、誰も気付かないって…!
だって…!辰巳とか辰巳とか辰巳とか……!!
邪武とか邪武とか邪武とか邪武とか……!!
かわいそうに……!!(笑)

3.「それを口にしないやせ我慢が、あなたの評判を良くしています」
そうしてやせ我慢した結果、
敵の本陣に王様単身乗り込むという、
兵法以前にチェスや将棋のいろはもしらんのか!的な行動をぶちかまし、
挙句、部下の聖闘士たちに

むしろ世話かけまくり

なんてことになってしまう、と。

…いやでもあるいは、マジメに言うならば、
星矢のことを好きなのに、状況とかいろいろなものが邪魔をして
どうしてもそれを口に出すことが出来なかった、
という沙織さんの境遇は、
たしかに「それを口にしないやせ我慢」かもしれないなあと、
思わなくもないティカでした。

うーん。やっぱり当たっていなくもないか?この花占い。
ゴージャスな俺様っぽさ(女神&財団のボス)と
痩せ我慢な不器用さ(一少女)とが、
この上なくうまく融合している辺りなんか、特に。


2004.9.14(火)

憲法の話をしているうちについつい本来の予定から大逸脱してしまいましたが、
本当はソレントの誕生日の話をする予定だった。ということを今思い出した。

…というわけで、再び唐突に誕生花シリーズその14、ソレントの巻です。
(アテナ!貴女のことをシカトこいているのではありませんお許しを…!)
(というかソレント、ごめん
(というかソレントを「ソ連と」と変換するのはいい加減にそろそろやめないかマイパソコン。)

9月10日、えぞ菊(白)。
花言葉は、信ずる心。

そのままじゃん。

正義を信じる心のままに、自軍の神殿がぶっ壊れるのも構わずに
味方(カノン)の悪巧みを正してくれたあたり、
ほんとそのまま「信ずる心」ですよねえ?
その心の前には敵味方の区別さえも、在って無きが如しというか。
そして何となく、えぞ菊それ自体もソレントに似合うと私は思う。
だって初登場のときも必殺技打つときも花しょってたしあの人
(…なんてことを指摘したら、本人は嫌がりそうな気もするが)

で、花占い。
「あなたは快楽志向派ではありません。肉体的欲望に負けることは無いのです」
……なるほど。
だからジュリアン様と二人で

歩いて世界一周慰問旅行に出かけよう!

なんていう、物凄い罪滅ぼしの修行を思いついたりするのですね!(爽)


2004.9.12(日)

更新ついでに思い出したのですが、そういえば大昔、
高校の仲間うちでやたらと清水義範が流行ったことがありました。
そしてその時読んだ彼のエッセイのどれか(タイトル忘れた)に、
日本国憲法の前文を漢字だけ変換して遊ぼう
…というものがありました。

ええそのエッセイはもう普通じゃなく可笑しくて、
私は本気で笑い死ぬかと思ったのですが、
中でも最も壮絶なインパクトを引き起こし、
今なお強烈に記憶に残っている1フレーズがあります。
何がって、「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し」
という文章が、漢字変換された結果、

「日本国民は、
政党に占拠された国会における代表者を通じて行動し」

になっていたのです。
一緒に本を読んでいた友人Dさん(仮名)と共に
「せ、政党に占拠された国会…!!」
と叫び合いながら、窒息しそうなほど笑い転げていた管理人を、
たまたまその場を通りかかった別の友人Eさん(仮名)は見ていたらしいのですが、
「何で日本国憲法の前文がそんなに可笑しいのか、
あの時は本当に本当に君達のことがわからなかった」
と、今でもたまに言われます。(笑)
そりゃあ声に出したら「正当に選挙された」も「政党に占拠された」も
まったく同じなわけですから、彼女からしてみたら、
憲法の前文を叫びながら死ぬほど爆笑していた我々は、
さぞや意味不明の存在に映ったことでしょう。
いや後でちゃんとEさんにも説明したので、結局は一緒になって大爆笑でしたけどもね!

日本語って奥が深いね!っていう話。


2004.9.11(土)

ええと、更新が滞っておりました。(事後申告)
そしてこれからしばらくまた滞るような気がしないわけでもありません。(政治家答弁)

ちなみに今回更新したブツは、いわゆる過去の遺物というやつです。
その昔、授業中にこんなことをしている生徒でした。ウフフフフーッ。(逃)


2004.9.10(金)

昨日の続き。

でもそういうのって、なんかいいなあとも思うのです。
いやその、記憶とか追憶とか思い出とかのことなんですけども。

追憶しなければならないというのは、
追憶する他にもうそれを取り戻す手段がないということでもありますが、
でも逆に言えば、追憶だけは時間や空間を超えて、
その人の心一つで、いつまでもずっと残るものだとも思うのです。
今思えば、このジャンルではまったカプはその辺ど真ん中だったから、
こんなに長い間続いているのかも知れません。

ていうか、ハマシオンってキク科の、
「シオン属」
…なんだそうですね!
というわけで「シオン」の花も調べてみたら、
やっぱり花言葉「追憶(remembrance)」でした。
で、またぴったりだなあと思ってしまう自分がここにいたり。
「追憶」って、色んな意味でシオンさんっぽくないですか?
250年近く生きてきて、知り合いなんかきっと山のように死んでいて、
胸の中には消えたモノたちの記憶が山のように降り積もっていそうなところ…とか。
いや長く生きた人間一般について言えると思うんですけどもこの状況って。
あと、シオン本人が死んだ後のシチュエーションにも、ぴったりだと思います。
残された弟子とか友人とかがその人について追憶する、というか。
その不在さえ誰にも知られずに、ひっそりと死んだその人に対して、
それでも私だけはあなたのことを忘れない。
みたいな。

ていうか今日はソレントの誕生日だったんだね兄さん!(しまった!)


2004.9.9(木)

そういえばパンドラ様の誕生日をすっかりシカトしていたなー
ということに今日気付きました、こんばんはティカです。
そして今日は瞬の誕生日なのですね!
3月もめまぐるしいけど、9月も結構めまぐるしいのだなあ。
車田御大お気に入りの月だったのだろうか。
(というか、それもあるかもしれないけども、むしろそれに加えて、
女神系&女っぽい系のキャラは乙女座だ!(しかも8月は男の月だからダメだ!)
という彼の偏見…もとい、こだわりのせいなような気もするのですがね。
アフロなんかも魚座だという設定がなければ絶対に9月上旬乙女座生まれにされていた!に違いない!)


ちなみに瞬の誕生日の花は、ちょっとというか結構素敵でした。

というわけで順番ちょっと前後しますが、
誕生花シリーズその13、瞬の巻です。
花は「うら菊」(別名ハマシオン)。
花言葉は追憶。

「感性が鋭いのですね。」
そりゃあもう瞬ちゃんのためにあるような言葉ですね!
感性鋭い(「あいつは優しすぎるのだ!」)ってのは、
師匠や味方のみならず、
敵からさえも散々散々ツッコミ入っていましたから…!

「昔のことなど忘れてしまう人の多い中で、
あなたは過去の出来事を、昨日のことのように思い起こせる人。」
確かに、兄さんの拳の跡が残った大木の下(あるかいそんなもん!)で、
兄さんの修行風景を昨日のことのように思い起こしていましたっけ…!
あとこれは何となくなのですが、
聖闘士たちの戦いが仮にもしいつか終わったとしたら、
終わった後でも生き残ってその記憶を最後まで憶えている人って、
きっと何だか、瞬なような気がします。

…でも彼ってば、自分が殺した人間の顔とかも、
絶対最後まで全部覚えていそう…(吐血)


2004.9.8(水)

本業のミッションで一寸留守にしていました、ティカですこんばんは。
16号に加え、各地で台風18号の被害が物凄いそうで、心苦しい限りです。

ちなみに管理人の地元では、

母校の屋根が飛んだらしい。

・・・・・・。

めちゃめちゃ上陸地点の近くだった上に
微妙に台風の目の東側だったようなので、
いやそりゃあさぞかし風も物凄かったろうとは思うがしかしどうなのよそれって

というかまさか、ここまで巨大なのが連続で列島縦断するとは思わなかったので、
前回は何の気兼ねも無く思う存分に台風の話をしてしまった訳なのですが、
それに対してまさかこのようなリアルオチがついてしまうのは
ちょっとどうなのよと、自分でも思うのですが、
…しかし実際についてしまったので仕方がな(以下略)

でも正直真実本音を言うならば、
遥か西の空の下、屋根が飛んだ懐かしの母校の姿を
ちょっと見てみたい
と思ってしまっている自分が、今ここにいるのも確かです…。
…人間って罪深い生き物ですね(こら)


2004.9.6(日)

長い長い台風の話です。

前回の話の続きですが、個人的な不思議を一つ。
…事前からあれほどまでに「でっかい台風が来るぞ!」と
メディアというメディアが強調し尽くしているにもかかわらず、
どうして東京では台風の最中に植木鉢を表に出しっぱなしにしている家が
こんなにも多いんだろう。

私の個人的な勘違いかもしれませんが。
もしかしたらこの辺が、普段あまり台風の来ない地域なせい?
植木鉢以外にも、台風の準備をするぞ!という雰囲気が、
街にも人にもあまり感じられないような気がするのですが、
…気のせいかなあ。

ちなみに管理人の幼少期〜高校生の頃、
実家(九州)では「明日台風が来る」という報道があるや否や、
その日の数時間はまるまる台風準備でした。
とりあえず懐中電灯とロウソクとラジオとマッチと電池をテーブルの上に確保、
というのは「もはや常識!」なのですが(停電対策)、
他にも、風呂桶に水を溜める(断水対策)、
庭中の植木鉢を家の中に避難させる、
自転車はヒモで縛ってガレージに固定、
そのガレージのヘボい屋根も飛ばないように縄で固定
などなど、やることは山のようにあります。
(まあ縄で固定しても、車庫の屋根は毎回壊れるのですが)

さらに、やばそうな大型台風の時には、自宅の窓にガムテープで目張り
(変なものが飛んできて窓が破れると、部屋の中がカオスになるので。)
そして労力が余ったら、
自分ちの庭の木の枝が折れてご近所の窓を突き破らないように
木に登って枝を切ってみたり。(いつも伸び放題だから。……。)
その他、諸々エトセトラ。
…まあその、大変だったのですが、子供心にはその非日常感が
何だか祭っぽかったのも確かで。(不謹慎でしたらすみません)

なお、九州人の間では「19号」と呼ばれて
未だに伝説となっている10年以上前の台風があるのですが、
この時、管理人の町では

電気・ガス・水道が1週間以上全滅し、

運動会にはレトルト食品を持参しました。

あの時弁当に入っていたサラミの味を、私は忘れない。(←美味しかった
いや屋根を飛ばされてしまった子もいたので
本当に笑い事では無いのですが。

そしてその間、町にはずっと、毎日のように給水車が。
家中の容器を持ち寄り、家中の人手をかき集めて給水に並ぶ町民たち。
管理人のとある友人なぞはある日そこに、

タンスの引き出しを持って並んでいました。

少しでも大きな入れ物を持って行って、
少しでも多く水を貰おうと思ったのでしょう。
…でもそれって、かえって運びにくいような気もするんだけどね。


2004.9.2(水)

アイヤー、沙織さんの誕生日過ぎちゃいました。
こんばんはティカです。
よりにもよってアテナのご生誕日をシカトかよ!…というツッコミが、
全世界に100人以上はいると言われる聖闘士(by1巻)から入りそうな感じですな。
(どうでもいいが今、「ご生誕日」が「語勢耽美」になったよ私のパソコン。)
ああそう言えば沙織さんの誕生日って二百十日だ。(←1年で最も台風が来やすい日)
…城戸沙織。波乱と台風を呼ぶ女。

しかし台風といえば件の16号、みなさま何ともありませんでしたでしょうか?
管理人の近所では案の定、植木とか自転車とか、
家々の庭の木の枝とかが飛ばされてしまっていたのですが、
いやしかし一番驚いたのは、
近所の公園にある、大人の両手でやっと抱えられるようなでっけえ大木が、

幹からぽっきりいっちゃってました。

道路に横たわった大木の上半分は、本当に物凄い体積だった。
緑の葉っぱも枝々も、まだ生きていたんだよなあ。

……そして折りしも有給取って上京していた高校時代の友人は、
帰りの交通手段が全滅していて可哀想だった。
しかも転がり込んだ宿泊先がカオス状態の管理人の部屋とかで、
さらに可哀想だった。

挙句の果てに、バスタオルを忘れて行ってしまった彼女。
しかもこんなところで知らないうちに管理人にネタにされてしまった彼女。
ああ本当にすまない我が友。


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