■エンジンオイルを交換しないとどうなる?

A.最終的には焼き付きを起こします。
そもそもオイルを交換する目的は、オイルを使用することでオイル中に次第に増加してくる外部からの粉塵、燃料の燃焼で発生するカーボン、オイル自体の酸化等による劣化物をエンジン外部に排出する事でエンジンの不具合を防ぐ事なのです。
これらの粉塵やカーボンなどは、酸化物がオイル中に増加してくると、水分の影響でスラッジを形成したり、粘土を上昇させたりしてエンジン不調の原因になります。
ピストンリングなどにこれ等が堆積すると、オイルの正常な掻き落としが出来ず、それにより残ったオイルが燃焼室で燃料と一緒に燃焼してしまいオイル消費量が増加して、シリンダー内部の破損や潤滑不良による焼き付きが起きてしまいます。

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