Q:冬場とか、窓や室内の壁が突然濡れだしてべちゃべちゃして気持ち悪いですが、気持ち悪くなる他に、結露って何か悪い事が起こるの? |
A:結露は住宅の傷みを進行させます。 日本の家屋は木造で建築されているものが多く、鉄筋コンクリート造のマンションなどでも内装材に木を使用する事が一般的となっております。木材は、その主成分であるセルロース、またはリグニンを栄養とするバクテリア、かび、きのこ類等の菌類により分解され腐朽します。これらの菌類は木材自体が栄養源であり、これに酸素、水分、適度な湿度があれば生息します。 結露によって水分が発生すると、適度な室温によりバクテアリアが活性化し、分解を促進する=痛みやすくなるという事が起こり、建物の寿命を縮める結果となります。なおカビが発生すると、器官に影響する健康被害も発生させます。 よって結露を防ぐ事は、お住まいの住宅を永く快適に使う事へと繋がります。 |