このHPは1024x768(全画面)以上を推奨いたします。


ハロPC 冷却効率強化&静音化への改善案




前段階で一応完成形としてましたが、使用している中で気になる点が出てきました。
一つは「時間経過時の音量増加」、もう一つは「CPU冷却レスポンスの悪さ」です。

一つ目は、使用しているとケース形状からくる悪さ加減で電源の排熱が追いつかずに、電源フ
ァンがMAX状態で運転し騒音が増える。 (また排気風量が少ない)

二つ目は、CPU付加状態が持続すると標準クーラーではダイ温度がジワジワ上昇し続ける。
また、アイドル状態に戻った場合でも下がるのに時間を要する事から、標準クーラーのキャパ
シティーが多少足りないと判断。


上記二つの点から「冷却強化」をし、その余剰効果として「静音化」をしようという事にしました。



改善の前に色々とテストを行いました。

● 電源ファン(8cm)のみでは容量不足と考
えて強制的に空気を送り込む事にしました。
それで音量・冷却が良化するかを実験しまし
た。

ハロの向かって右耳にあるのが実験用に
取り付けた低回転タイプの9cmファンです。
左耳には導入した冷風を逃さないように焼き
ミスしたCD-Rを貼り付けてあります;。
(丁度の大きさで中々イイ感じですw)

右下の物は電源のカバーです。 風量低下の
原因と考え取り外して実験中。


実験結果は良好でしたので、次にCPUクーラーの強化をしました。
     純正クーラーを剥がしたところ。           交換した大型クーラー。

使用部品ですがainexHV-4530を使っています。
取り付けの際に注意点があり、M10000の場合使用しない取り付け穴を削るか、ニッパーなど
で切り落とさないと電源コネクターに干渉してしまいます。(ainexのHP中の製品情報にも同様
の記述があります)

ラック部分に同程度(45x45)のファンを付け、ファンコンで回転数を落とし耳障りな音をおさえ
て再びテストをしました。

結果、付加状態が持続した場合でもジワジワと温度上昇する事も無くなり温度降下も早くなり
ました。
当然以前と比べると最高温度も低下しています。
このヒートシンクで十分にキャパシティーがあると確認出来ました。



以上のテスト結果から(片側を塞ぐ)空気導入は効果的と判断しました。
電源ファンの回転もほとんど上昇する事がなくなり、多少の静音効果はあります。
ただ、テスト用で9cmファンを使用したので内蔵し辛いという事も分かりました。




これらを踏まえて本加工に移ります。

この実験もしくは参考で工作される場合は、純正仕様からの改造行為になりますので当然保障対象外となります。 くれぐれもその事を踏まえてください。
また、この様な改造を助長するものではありません。   (合わせてCautionもご覧下さい)






注意: このページの文章・画像のコピー・転載を禁止します。 管理人...Narsh