ヘルカアルの内海の入江があった場所・・・
高地から、たくさんの川が流れ込む この場所で生まれたエルフ達がはじめて聞いた音は
岩から水が流れ落ちる音でした。



ぴっちゃん・・ぴっちゃん・・・・

しとしとぴっちゃん・・しとぴっちゃん・・・

(・・という音だったかは定かではありませんが・・)




彼らは、地上を歩いて回り、いろいろなものにいちいち(←??)驚嘆しつつ、
言葉を造り、目にしたものに名前をつけていきました。



そして、自分たちにはクウェンディ(声に出してものを言う者)という名をつけました。



ある時、オロメは愛馬ナハアルとともに狩りをしていたのですが、
途中 星明りの中でたくさんの声が歌うのを耳にしました。




「ぬぉぉぉぉぉぉっ〜〜〜っ!!!
あれは・・・あれはいったいっ・・・・!?」

(言葉を失う・・)




こうして(?) ようやく待ち望んだエルフたちの誕生を目の当たりにしたオロメは驚嘆しました。



オロメはクウェンディを愛し、エルダアル(星の民)と名付けました。
(この名は後に、オロメと西方へ行った者たちを呼ぶ名になりました)





しかし、


「あのおっさん、なんや うさんくさいで・・。目ぇ、合わさんようにしぃや〜!」

クウェンディの多くは オロメのことをたいへん怖がっていました。





これは、オロメを憎むメルコオルの巧妙なる仕業でありました。



実は、オロメが現れる以前にも
「ばるーさの館へ行く」と言ったきり(笑)、とつぜん行方不明になるエルフ達がおりました。



メルコオルはこれを、オロメの仕業だと思わせるため、
自分の配下の者を使い 馬に乗る狩人の影を垣間見せ、



「あいつはエルフ好きなアブナイ奴や・・。
捕獲されたら何されるかわからへんで・・(でへへへへぇ〜・・・)」


と、ありもしない噂を流していました。




しかし勇気のあるエルフたちは、オロメの 顔ににじみ出るアマンの光に惹かれ、
彼に付き従ったのでした。





一方、メルコオルの罠にはまり 彼に捕らえられたクウェンディ(エルフ)達は
ウツムノに投獄され


「エルフ専門買取」業者に売買されていたのです・・。
(ばるーさの館・ONE RING 参照・<ただし未確認情報・・笑>)
             ↑ 行ったらしばらく帰ってこれませんのでご注意を・・


そして、残酷なる手段で堕落させられ、オークという奴隷にされ、
エルフの敵となりました。




彼らはエルフ同様、長寿で繁栄もしました。


そして、オークたちはその凶暴な心の奥底で
かれらが恐れ、おののきながら仕える主人、
かれらにとっては悲惨な運命のみを作り出した主人を嫌悪していたのでした。

<本文そのまま・・ここは本当に泣けます・・マジな感想>



 クウェンタ〜10へ行く?

 戻りたくてももどれない・・?