「みなの者!生まれた!!生まれたぞー!!」
オロメはヴァリノオルに戻り、都の神々に、最初の子らが生まれたことや、
彼らを悩ませているメルコオルの悪事のことetc・・を伝えました。
「オロメよ!よくやった!でかしたぞ!!で、男か?女か??」
(↑ ちょっと違うか・・?)
神々は大喜びでした。
そして、メルコオルの悪事から、クウェンディを守るにはどうすればよいか
長い時間をかけて話し合うことになりました。
話し合いに飽きた(・・かどうかはわかりませんが)オロメは
すぐに中つ国のエルフのところに戻りました。
マンウェはタニクウェティルの自宅豪邸で、
長い間ぼーっとして(?)ましたが、
元締めに助けを求めました。
「なんか、ええアイディアあらへんか?」
「それやったら あんちゃん・・ええ考えがありまっせー!」
元締めの提案(・・なのか?)を聞いたマンウェは
都へ行き、審判の輪(リング)・・(別名:まぁ!花草ある!)に神々を集めました。
そして言いました。
「元締めは、どんな犠牲を払おうと、メルコオルからクウェンディを守るべきだ!
・・と言っておられる!」
これを聞いて喜んだのはトゥルカスでした。
「戦(いくさ)じゃ! 戦じゃ〜っ!! ものども〜っ!信長の首を捕るのじゃー!
お〜〜〜〜っっっ!!(鬨声・・<ときの声>)」
(誤訳あり?)
しかしアウレは、戦いによる世界の傷を心配して心を痛めました。
神々は、軍勢を率いてメルコオルの城砦を襲い、
一気に壊滅させる作戦を立てました。
いざ、出陣!!
ぼうぉ〜! ぼうぉ〜!!(←景気づけのホラ貝の音色・由左補足)
中つ国の北西部で、神々とメルコオルとの合戦がはじまりました。
神々の軍勢は力強く、メルコオルとその手下の者たちはジワジワと
ウツムノに退いていきました。
この戦いのことは クウェンディたちにはまったく知られていないのですが、
当時、この地のさまざまなところで 大地震や地鳴り、奇妙な稲光り、
また、湖河の激しい水位の変動が観測された(・・?)そうです。
中つ国の地形は大きく変わり、大海は広く深くなり、
アマンとの対岸の地にはバラアル湾に代表される多くの湾ができました。
そして、北方の地は、地底深くウツムノが掘られ、
メルコオルの手下どもが待機する荒れ果てた地となっていました。
城砦をやぶった神々の軍勢はさらに進軍し、
ウツムノの城門で激しい戦いを繰り広げました。
そしてとうとう、門は破られ、身の危険を感じたメルコオルは
ウツムノの最も深いところにある隠れ家に逃れたのでした。
「信長の首を捕るのじゃー!」
しかし、勢いが止まらなくなった(・・?)トゥルカスはメルコオルを執拗に追いかけ、
そして、取っ組み合いの末、もんどりうたせてねじ伏せたのでした。
「首を!首をハネるのじゃー!!」
収拾がつかなくなったトゥルカルを尻目に(←?)
神々は、アウレの作ったアンガイノオルという鎖で
トゥルカス メルコオルを縛り上げると捕虜として引き立てました。
メルコオルは、自分の没落の原因となったこの戦いのことで
後々までエルフを恨んだのでした。