第三章 エルフたちの到来と虜囚となったメルコオルのこと
長い間、神々はアマンで、二つの木の光の下、至福の暮らしをしていましたが、
中つ国は、二つの灯火が倒された後は
薄明りに包まれ、悪しき生き物たちが生息するところと化していました。
ここへはヤヴァンナと、オロメ以外はめったに来ることはありませんでしたが、
ヤヴァンナは、自分が生み出したものたちが 悪しきものたちに成長を阻害されていることを嘆き、
目覚めの時が来るまで再び眠りにつかせました。
一方、北方にいるメルコオルは、眠ることなくウツムノで、
目を充血させながら(←???)
悪霊たちと悪巧みに精を出していました。
真っ先に彼の手下となったのはバルログでした。
バルログは恐怖の暗闇にいる、
火のムチを持つ、怪物くん(←?)でした。
メルコオルはその他にも、フランケンや、オオカミ男、ドラキュラなど・・(~Д~;)・・
怪物くんの仲間をたくさん育てていきました。
そして、北西の海岸近くには、アマンの神々の攻撃に備えて、
城砦と武器庫を造り、「アングバンド」と命名し、
副将サウロンに ヴォーカル 守備を委ねました。
神々は、ヤヴァンナとオロメから伝えられる中つ国情報を聞いているうちに、
さすがにこのままではヤバイと思い、会議を開くことにしました。
ヤヴァンナが皆の前で言いました。
「アルダの神々よ・・
中つ国にはもうすぐ元締めの子らが生まれようとしているのに、
メルコオルの支配する、あのような明かりもなき
荒地のままにしておいてもよいのですか?
なんとかおっしゃい!!」
(↑ 不明発言)
トゥルカスが叫びました。
「戦(いくさ)じゃ! 戦じゃ〜っ!! ものども〜っ!信長の首を捕るのじゃー!
わ〜〜〜〜っっっ!!(鬨声・・<ときの声>)」
(誤訳あり?)
興奮するトゥルカスを無視して(??)
議長マンウェはマンドスを指名しました。
指名されたマンドスは自慢げに(・・・?)
「えっへん!!
最初に生まれる者たちは、暗闇に生まれるのだ。
そしてまず、最初に星々を仰ぎ見ることになっているのだ。
そして、困った時には
『へる〜ぷ!助けて〜!!べっぴんのヴァルダさん・・』(←??)
と、言うようになるはずなのだよ・・」
と発言しました。
「えー!?まじー??
じゃ、一刻も早く星、創んなくっちゃ!!」
(・・と言ったかは定かではありませんが・・)
それを聞いたヴァルダは、会議を抜け出し、
タニクウェテェルの自宅豪邸から中つ国を見やってから、
「星作り」という大仕事を始めました。
ヴァルダはまず、テルペリオンの大桶に貯めてある銀の露を取り出し、
新しい明るい星々を創りました。
その他にも、カアルニル・ルウィニル・・等の星々を創り、
ウィルワリン・テルメンディルなどの古い星々を集め、
更に、輝く帯をもつ「戦いの予告」をすると言われる星、メネルマカアルを
アルダの空に光らせました。
そして、目の下にクマを作りながら(・・?)
メルコオルへの挑戦として北の空には七つの力強く光る星々で冠を創り
「滅びのしるし」としました。
ヴァルダが風呂にも入らず、髪を振り乱しながら(←不確かな状況描写ですが・・)
これらの大仕事をなし終えたちょうどその時、
とうとう元締めの最初の子らが生まれたのでした。
(祝・エルフ誕生!!・・由左補足・・笑)
クウィヴィエーネンのほとりに生まれた彼らがまず最初に見たのは
空の星々でした。
なので、彼らは今に至るまで、常に星明りを愛し、
ヴァルダをエレンターリ(星々の女王)と呼び、崇めるのでした。
やったね ヴァルダ!!(由左補足)
今では、その クウェヴィエーネンは、その頃とは大きく地形が変わってしまいましたが
(↑ 読みにくくて「トーデモエーネン」っていう気分ですが・・)
そこには、メルコオルによって灯火が倒される前は
イルルインの山々があった場所で、
彼らが生まれた時は、ヘルカアルの内海の入江があったそうです・・。
つづく・・・