長い時がたち、中つ国には元締めの子ら、エルフと人間が生まれようとしていました。
そこは遠い昔、神々が作った星々の元(下)にあり、
メルコオルに支配されるところとなっていました。



彼は、冷気と火を支配し、彼の回りにはいつも残酷なもの、
暴力的なものや火に至るものが存在していました。




神々は、美しきヴァリノオルを出て、中つ国に来ることはめったにありませんでしたが、
心はいつも中つ国へ向いていました。



アウレは、この国(ヴァリノオル)の中ほどにある自宅で
数々の美しきモノを製作することに熱中していました。



織り物や、木工製品、金属の細工などの知識はすべてアウレによって生み出されたのです。




そして、ヤヴァンナからは大地に育つ生き物の世話をする技能が生み出されました。
(最も有名なものは「力の歌」(パワ〜♪パワ〜♪・・)であります・・←?)




後に、ノルドオル(知識深いエルフ)は、
その、持って生まれたエルフとしての才能に、
アウレの技をもって、磨きをかけることになるのです。



彼ら(ノルドオル)は、言葉や文字、彫刻や絵画などを学び、
宝石を作ることにも成功しました。



その宝石の中で、最高に美しい「シルマリル」は失われてしまいましたが・・・。


ノルドオルは、アウレを「エルフ族の友」と賞賛していました。




さて、神々の王 マンウェ(スーリモ)は、タニクウェティル山頂の自宅豪邸で
鷹や鷲の姿をした精霊たちに、中つ国の様子を探らせていました。



なので、中つ国のことはだいたいお見通しでしたが、
メルコオルの邪悪な気によって巧妙に隠された暗闇を深く知ることはできずにおりました。




マンウェは神々の王であるという事を誇示することなく、
すべてが平和であるようにと、その力をもって国を統治していました。



マンウェは、ヴァンヤアル(金髪エルフ)をとても愛し、
その証として彼らに歌と詩を伝授しました。



「う〜たをお〜そわり、う〜れし〜なぁ〜♪ う〜れし〜なぁ〜〜♪」
(マンウェが伝授した「喜びの歌・第1章」・・なのかは定かではありません・・)




マンウェは青い衣を身につけ、ノルドオルからもらったサファイアの王尺を持った、
燃えるような青い目をした神でした。



そして、血圧が低く、朝はいつも顔色が青かったそうです。
(この記述は不確かではありますが・・)




このように、青々尽くしではありましたが、
メルコオルの禍を防ぐべく「地球防衛軍」(←???)の
「最高司令官」でもありました。
(またの名を「ストレイカー」と言う・・とは誰も知るまい・・←マジっスか?)



そして、一緒に住む妃のヴァルダは、
相変わらずべっぴんさんでした・・。





独身のウルモは、ヴァリノオルには住まずに、ずっと外海に住んでいました。
彼は、悲しみや、喜びを込めて すべての海や、すべての河川を支配してるのでした。



テレリ族(歌うエルフ)は、このウルモから多くを学びました。


ウルモの影響を受け、テレリ族の歌は悲哀と魅力につつまれていました。
テレリの歌を聞く者はみな、泣きながら笑ったそうです。
(詳しい記述は残されてはおりませんが・・)




ウルモは、ウルムーリという大角笛を作ったサルマアル(別名:猿回る・・由左補足)という精霊とともに、
アルダへ来ました。



「ブォッ! ブォッ! ブォ〜〜〜ッ!・・ピスゥ〜・・(←吹き損じた音)


ウルムーリはウルモの角笛で、一度聞いたら決して忘れることのできない音色だったそうです。




ウルモに、海の波と動きの支配を許された
オスセとウィネン、そしてたくさんの精霊たちもアルダにやって来ました。



ウルモは、どのように闇が垂れ込め 荒廃した状態であっても
一度として中つ国を見捨てたことはありませんでした。


多くの秘密の水路によって、彷徨う者たちの声を聞くために、
彼の耳はいつも開かれていました。


そして、中つ国に向けられた彼の配慮は
世の終わりまで絶えることはないでしょう・・。




水道の蛇口に向ってウルモに話しかけてみると
お返事がもらえるかもしれませんね・・
(ちょっと怖い気もしますが・・←由左の実験願望)



 クウェンタ〜4へ行く?
 はいはい・・最初へ戻しますね・・