■施設■
鳴子温泉駅から少し離れた場所にある日帰り入浴施設です。
戦後に早大生が鳴子町でボーリングの実習をしていて苦労しながら探り当てた湯。 平成10年に全面改装されましたが、湯は変わらずに沸いている・・・という温泉です。
洒落たデザインで共同湯とは思えない外観。 入り口がどこなのかちょっとドキドキしながら奥へと進み、地階に入り口&受付がありました。
券売機で入浴券(プラスチック券)を買う仕組み。 靴は鍵付きロッカーに入れるのですが、その際係りの人が「貴重品もこちらへ」と案内してくれます。
初夏でしたが、コンクリートの床は足元ぽかぽか!
湯温の高い温泉を熱交換した湯で床暖房されていました。無駄が無く快適なアイディアです。(夏は暑いけどね)
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■脱衣所■
男女別に内湯があります。
脱衣所も床暖房のコンクリート床。 オブジェのようなベンチもあります。 籐のカゴが多数並んでいて洗面台もお洒落な感じ。
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■内湯■
20人くらい入れそうな大きな内湯が一つ(仕切られている)
洗い場は浴槽から離れたところに8つあり、桶やイスは木製です。コンクリートの床には木片が埋め込まれていてデザインの他に滑り止めの役目も果たしていそうです。下の岱温泉もそんな利用法だったのを思い出しました。
透明な湯は樋を伝って湯舟へと流れていますが、湯口では手で触るのがやっとの激熱。 湯の花で樋は白く染まっていました。
浴槽内には灰色がかった白の大きな湯の花が多数舞っていて、たまご臭にたまご味。 温泉を十分に感じることができます。
浴槽内は適温でツルツルする肌触りは気持ちよく、快適に利用できました。
滝の湯のような風情は感じられませんが、洗い場もあるし体を洗いたい時はこちらを利用するといいでしょう。
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施設の脇にあった源泉湧出場所
周囲の山のあちこちからも湯煙が上がっていて、
温泉天国鳴子を実感できます。 |