■ 施設 ■
ビジネスホテルのような外観で、飾りっ気はありません。
浴場は男女別に内湯のみが最上階にあります。(6階だったような・・・)
男女で浴場の広さや湯舟が違い、翌日の入れ替えなどはありませんでした。 |
■ 女湯 ■
暖簾をくぐり脱衣所へ入ると温泉の匂いが感じられて期待が高まります。
鍵付きの小さなロッカーもある脱衣所は、シンプルというより殺風景な印象を受けるが、そんなことよりさっさと着替えて浴場へ。
開けるのにコツがいるガラスの引き戸の向こうには、こげ硫黄+重油臭のムッとする匂いが充満していた! これは・・・すごい。
5人以上入れる長方形の浴槽はこれまた素っ気無く、タイル仕様を上からペンキで塗ったような浴槽。 湯口も同様で、茶色のパイプがそのまま。
淵からは熱めの湯が溢れている完全掛け流し状態。 湯だけで勝負!といった浴場です。
洗い場には使いやすいカラン&シャワー、備品も揃っています。
薄い緑がかった透明な湯は実際の温度より熱さ(強さ)を感じる入り応えのある湯で、香ばしい硫黄臭を常に感じながら入浴できます。
ヌルッとした感触で鮮度が良いのと相まってとても気持ちが良く、湯上り後は潤った感じのツルツル肌に。
私が気に入ってしまった温泉の強い匂いを嗅ぎに、滞在中は何度も浴場へと足を運んでしまいました。
いわき湯本温泉は集中管理でどこも同じ源泉を利用しているはずなのに、とても同じとは思えない匂いと濃さに驚きとともに、こんなに良い状態の湯を味わえて嬉しかったです。
お勧めの一湯なのですが、立ち寄り入浴が出来ません。素泊まり平日5400円でこの温泉に入れるので、湯が目的の宿泊にはお勧めです。
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■ 男湯 ■ |
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なぜこんなに、すみれの温泉は、効くのですか?
「すみれのお風呂は温泉を地下より直結しているからです。ほとんどの施設の温泉は、一度貯水タンクに貯められてから提供しているので、成分がタンクの下に沈んでしまいます。高濃度のまま提供しているすみれの温泉をたっぷり堪能してください。 支配人」 との掲示あり |
玄関にある「源泉かけ流しの宿」看板に偽りなし!でした |