湯ノ本温泉<平山旅館>
源泉利用のミストサウナはいかが?
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■ 建物 ■

湯ノ本温泉郷の数軒の宿のなかでも宿泊料金が2万円前後のデザイナーズ旅館です。 旅館業の他にもネットで壱岐の品を販売していたりと他の宿とはひと味違う雰囲気。

外には足湯もありました。

館内は木を多用したしっとり落ち着いた造りで、日帰り入浴できるのか一瞬心配になっちゃうほど高級感があります。
フロントの対応も良く、綺麗好きな施設重視の方にはピッタリの宿で、ここが壱岐だということを忘れそうです(^^;

フロントで手続きした後、階段を下って外通路を通って湯小屋へ向かいます。
■ 浴場 ■

男女別の内湯とそれに続く露天風呂、源泉の高温を利用したミストサウナがあります。 宿泊すると家族風呂も利用できるようです。

脱衣所は小奇麗でロッカーはありませんが(貴重品はフロントで預かる旨の案内あり)、ドライヤーなど必要なものは全て揃っています。
久びりのゴージャスぶりに、ちょっとドキドキ!

格子戸を開けると大きなクジラの壁画がある内湯。
6人ほどの長方形木枠の温泉浴槽と、2人ほどの岩造り水風呂があります。
高い天井には大きな梁が通り、湯気抜きがあるので湯気が篭らず浴場内は快適。
成分でゴテゴテの湯溜めから注がれる熱い源泉は、栓の太さで湯量を調節するようになっていて、その調節は宿の方がしています。当日はまさに適温、肩までじっくりと入っていられる温度でした。 もし温度調節が必要なときはフロントへ連絡するようにととの掲示あり。

柄杓が用意されていたので飲泉してみると、塩味+ダシ味が強く、透明で細かなうぐいす色&茶色の湯の花で濁って見えます。
雰囲気がいいので気分良く一人でのんびり入っていたら、グーっとのぼせてきました。 なかなか強力な温泉です。

露天風呂は岩造りの10人ほどが入れる造りで、ゴムの木が大きく成長し頭上を覆ってジャングルのようになっています。 こんな大きなゴムの木は初めてみました。 露天風呂といっても周囲は壁で囲われているので開放感はありません。 浴槽も広いので、湯口付近は新鮮さを感じられますが他の場所ではイマイチ。
ここは露天風呂より内湯のほうが入り心地はいいです。

内湯と露天風呂の間にミストサウナがあります。 源泉を溜めているその湯気を利用した小さな部屋で、これはなかなか良いアイディア!だと思いました。 でも、ムンムンするの苦手な私はちょっと入ってすぐに出ちゃいましたけど(^^;

宿の雰囲気はNO、1 宿泊は高いけど日帰り入浴 500円は他の宿と比べるといいかも。 露天もあるし設備整っているので綺麗好きにお勧め! どなたでも安心して利用できる温泉だと思います。




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【おぼえがき】
 温泉名  湯ノ本温泉 平山旅館 〔0920-43-0016〕
 源泉名  湯の本温泉
 泉質  ナトリウム-塩化物泉
 泉温  66.5℃   ph:6.6
 湧出量  - L/min 自噴
 成分総計  16.181g/kg 〔Na=4880(79.85mval%) K=255.0(2.45) NH4=11.1(0.24) Mg=225.5(6.98) Ca=522.0(9.80) Sr=23.8(0.20) Fe2,Fe3=2.9(0.05) Cl=8900(91.90)  Br=25.9(0.12) SO4=621.3(4.73) HCO3=532.6(3.20) H2SiO3=68.3 HBO2=19.0

 料金  500円
 時間  8時〜23時 
 備品  ソープ、シャンプー、カラン&シャワー4、ドライヤー、化粧水類、貴重品はフロントへ
 浴室  内湯+露天風呂×男女各1  待合所:浴場手前のベンチ
入浴日:2007.7.14



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