■ 建物 ■
十日町温泉郷の一つである塩之又温泉
上越国際スキー場パノラマゲレンデの近くにあり、他にもう一軒宿がありましたが、湯元館という名前が温泉好きの心をくすぐります。
家族経営の10室という小規模旅館で、浴場も内湯のみ男女別です。
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■ 脱衣所 ■
シンプルな脱衣所ですが、わりに広いスペースです。
スキーシーズンは賑わうのでしょうか。
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■ 浴場 ■
タイル造りの浴場には、長方形の8人ほどが入れる浴槽にグリーンがかった湯が目に飛び込んできます。色付きの温泉はやっぱりいいですねぇ〜
浴槽内は熱めだったので、多めの掛け湯で慣らしてから入浴。 岩の湯口からボイラーで熱せられた湯が出ていますが、それほど特徴なし。
またもや蛇口を発見して捻ってみると、腐ったたまごの臭いがする冷たい源泉が出てニンマリ(^^)
消しゴムかす状の白の湯花を見ながら源泉投入の側でゆっくりと漂っていました。 この源泉を桶に汲んでみると、白以外に小さな黒い湯の花もあり、益々気分が高まります。
温めになったせいなのか、肌の当たりが柔らかくなりつるつるっとして気持ちいい〜♪ 前に入った越後俵山温泉よりも硫黄が強くて好みでした。
底に溜まった湯花のせいか、源泉を投入したせいなのか、浴後の湯の色が白濁さを増して綺麗なミントグリーンになっていました。 |
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入浴前 入浴後
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湯上り後の若女将との会話も楽しかったです。
明治30数年からの宿だそうで、湯治目的の常連さんが多いそうです。
鉱泉なので冬は日帰り入浴は不可。男湯のほうがボイラーに近い為、熱めになってしまうそうです。
派手さはないけれど、都会の喧騒を離れて静かな山の温泉にゆっくり泊まってみるのもいいかもしれませんね。 |