奥久慈温泉郷<湯沢温泉ホテル>
室町時代から湧く湯はつるつる湯〜♪


ホテルといっても佇まいは和風旅館。
周辺には滝や渓谷、男体山ハイキングコースなどがあり、
そんな帰りに疲れを癒す湯沢温泉は1522年に発見された
茨城県でもっとも歴史のある温泉です。
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■ 建物 ■
地図の温泉マークを頼りにしての予定外の立ち寄りだったので、事前情報が何も無くちょっと不安だったのですが旅の最後に〆の湯として訪れてみた温泉です。 

フロントに聞くと入浴OKだったのでお邪魔してみました。受付の対応は良く、昔ながらの旅館といった印象。 浴場はフロントより地階にあるそうで、どんなところなのかドキドキしながら矢印に沿って進んでいきました。

階段手前には無料休憩所(広間)もあり、お茶セットも用意されていたので、待ち合わせはここに決めます。

階段を下がると広いスペースにイスとテーブルがあり、B級感が漂ってきました。 少し不安になりながら浴場入り口へと行くと、ピンクの鉄の扉が!! 見た瞬間、完全に”ハズレか?”っと落ち込み、でもせっかく来たのだから・・・と、泣きそうな顔で男女それぞれの重いドアを引いて中へと入りました。

 

■ 脱衣所 ■
木の棚があるだけの簡素な脱衣所は、清掃が行き届いていて気持ちよく利用できます。
が、入り口の鉄の扉が閉まった瞬間は”出られなくなったらどうしよう”っと一人だとドキドキしてしまうのでした。

ドライヤー、鍵付きロッカーはありません。
■ 浴場 ■
浴場のドアを開けると、湯気の向こうから湯の注がれる音が響いている。
室内には檜造りの内湯が一つ。 湯の透明度が高く、湯底の木目がハッキリと見える。なかなか・・・いやっすっごくいいお風呂です!

洗い場もシャワー、ソープなど揃っていて使いやすい。

透明な湯は適温だが、しばらくするとぐーっと温まって発汗を促します。
泉質のせいなのか、浴槽内が滑る滑る! そして肌もツルツルする刺激の無い優しい湯です。 
浴槽内は循環で、源泉を少し加熱しているそうです。 檜浴槽と透明な湯がなんとも落ち着きます。 男湯はもっと広くて六角形の浴槽だったそうです。

湯上り肌はスルスルっとして美肌系。想像していたよりはすごぶる快適な入浴タイムになり、嬉しい誤算でした。 最後に笑顔になれてホッとしました。
室町時代から湧いているという歴史ある温泉をひょんなことから味わうことができて良かったです。

女湯 浴槽
 




18時まで無料で開放されている
大広間の休憩所

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【おぼえがき】
源泉名:
泉質:
泉温:30℃くらいとの話でした
成分総計:510.3g/kg(昭和25年分析表より)

料金:600円
時間:10:30〜18:00(休前日は16:00まで)
備品:ソープ、シャンプー、カラン&シャワー
浴室:内湯 各1
待合所:休憩所(広間)あり、浴場手前の待合所、ロビーなど      入浴日:2005.2.20



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