■ 建物 ■
松之山温泉街のなかほどにある湯治宿です。
湯治という言葉から床がギシギシの古い感じかと思っていたのですが、想像していたより立派な建物で館内も手入れが行き届いて快適です。
浴場は「大浴場」「小浴場」の二ヶ所あり、男女それぞれ空いているほうに入浴できるようです。 |
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■ 脱衣所 ■
プラスチック籠があるだけのシンプルさ。
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■ 大浴場 ■
浴室のドアを開けると溢れる強烈な匂い!
すごいっ、この充満する匂いをかき分けて中へと入っていきます。
6・7人が入れる浴槽から湯を汲んで掛け湯すると、かなり熱い。 少し慣らしてからそーっと足を入れてみました。 熱いけれど刺すような刺激はなく、そこはやはり温泉です。
湯気が上る湯はハマグリのだし汁のような微濁りで肌触りには特徴はありません。
カエルの親子の湯口にはコップが置いてあります。
いつもは手で飲泉する私ですが、ここの湯は高温でそれが出来ないのでコップでフーフー冷ましながら味見してみました。 塩味の効いた貝汁+苦味+アブラ味というなんとも言いがたい味で美味しいものではありません。
昔の病院の匂い+芳ばしいアブラ臭は、最後まで私の鼻腔を刺激し続け仕舞いには頭がクラクラしてきて完全にノックアウト!
温まりもよく、浴後しばらくはグッタリ状態でした。
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■ 小浴場 ■
今回は入らなかったほうの浴場。
2・3人でいっぱいの長方形の浴槽と洗い場が1つあるだけのシンプルな造りです。
当日は先客が加水していたようで温めになっていて松之山温泉らしさが無かったと言ってました。 |