熊の湯温泉<熊の湯ホテル>
スキー場のホテルにグリーンのにごり湯が!! |
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志賀高原にあるスキー場も備えたリゾートホテル
こんな大きなホテルに写真で見たような
黄緑色の温泉が本当にあるのだろうか・・・? |
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■ 建物 ■
3月後半でも周りは雪がどっさりで、小雪が舞っていた。
スキー客で賑わう大きなホテル。駐車場も満車だった。
典型的なリゾートホテルで、フロントやロビーは広くて快適です。
館内もスキーツアー客で賑わっていて、浴場に向かう人はほとんど居なかった。
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■ 浴場 ■
フロントからちょっと離れた場所に大浴場があります
男女別に内湯と露天がありますが、男性は内湯に露天が併設、女性は内湯と露天風呂が違う入り口にありますので、一度着替えて移動しなければなりません。
以下、女性浴場をご紹介いたします。
■ 女性露天風呂 ■
入り口には「熊の湯温泉 桶風呂」と書かれた案内板があります
志賀高原の蔵元で100年前に作られた酒の仕込み桶で、一升瓶で2万5千本以上の容積があるそうです。
脱衣所はドアを2つ開けたスペースに脱衣籠があるだけの場所で、すぐ左手に湯船があって半露天状態なので冬場の着替えはとても寒かったです。
丸い木の大きな桶にはグリーン色の湯、湯気が立ち上っていました。
3段ほと階段を上がって湯船に入ります。ちょっと深めで、大人が足を伸ばしても十分広い。
湯はパイプからボコッボコッっと注がれ、外が寒いこともあり湯温は温めで長湯できます。
開放感は無く、立ち上がらなければ景色は見えません。見えるのは屋外プールでした。
若草色透明で、白い細かな湯の華が舞ってます。硫黄の匂いが温泉っぽくてひとりだったこともあり、のんびりしようと桶に寄りかかると”背中が痛い!” なんだぁ??と見てみると、木肌に温泉成分が付着していてデコボコしています。”そうか、そうかぁ。それなら許せる”と独り言。。。 色が綺麗なわりに強力な成分を持ち合わせた湯を、しばし楽しみました。
■ 内湯 ■
「殿」「姫」とそれぞれ書かれた大浴場の内湯へ。
入るとすぐに硫黄+鉱物臭が鼻につき、気持ちがはやります。
脱衣所は広々としていて木の棚に大きめの籠が幾つもあります。鍵付きのロッカーはありませんでした。手前に別のスペースでドライヤーが置かれていて、使い勝手がいいです。
浴場もとても広い空間で総檜造りです。
左の壁に洗い場が5ヶ所、シャンプー・ソープもあります。
右寄りに檜の長方形の浴槽が存在感たっぷりにありました。温泉成分で床の木が白っぽくなっていて黄緑色白濁の湯が掛け流され、とても綺麗な色合いでしばし見惚れてしまったほど。
露天風呂より熱めの湯で、鉱物臭+少しの硫黄臭をふわっと感じ、露天では透明だった湯が内湯ではかなり白濁していて濃厚な感じがました。
胃腸病に効果があると聞いて飲泉してみると、鉱物味&苦味+硫黄味少ーし、でとても複雑なお味でゴクゴク飲めるものではありませんが、少しずつ何回も口に含んでしまいました。
かなり力強い湯ですが、肌触りはスルスルでさっぱりします。浴後は一気に体力消耗したようでぐったり。こんな素晴らしい湯に出会えて良かったです。
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