『“好き”…から…“愛している”…に変わる瞬間』



彩香は“恋”と“恋愛”は別ものとして捉えています。

恋は下心・愛は真心。

恋は一方的な思いでも成り立つ。
手の届かない人を好きになって勝手に空想するのも恋。
空想的な恋って、一見は純粋なようで、
自分の見たい部分だけ見て善いことだけ感じ取ればいいから、
実はとっても自分本位。

恋愛の場合には、相手との実際的な遣り取りや交際がはじまって、
恋に愛がプラスされる。
相手のために…と尽くしたり、本音で相手にぶつかったり、
人対人になれば、、
どんなに気の合う相手でも、ひとりひとり価値観は違うから、
恋していただけの時とは違って、
相手の嫌な部分が見えて喧嘩することもある。

一見、キレイで純粋に思える恋は自分本位な下心。
どろんこでも相手との本音の遣り取りがあってこそ、
真心の愛が加わり恋愛がはじまり愛が育まれる。


人を好きになるって不思議で…、
自分が短所だと思っていても
見る人が変われば長所に見えることもある。
完璧な人だからカッコイイから相手を好きになる訳でもない。

永い付き合いの恋人同士や夫婦を見ていてわかるのは、
長所よりも欠点をどこまで許し合えるか?ってことが重要になってくる。

アバタもエクボ的な“好き”…から…“愛している”…に変わる時って、
欠点も愛おしくなってしまう。

恋人同士や夫婦って誰よりも近い存在だから、
必然的に欠点が目立ってくる。

この人のこんなところが嫌!許せない!…なんて感じながらも、
結局は、やっぱり大切な人…誰よりも愛おしい…って想いが
心の底から、じわじわと湧き上がる。

恋することは簡単でも、
愛すること…は、時と二人の絆が、ゆっくりゆっくり育んでいく。

愛するって簡単なことではないし
意識してつくっていくものではないのかもしれない。
永い永い年月…当たり前のように繰り返される二人の遣り取りの中で
いつの間にか気づかないうちに育まれていくもの…それが愛。

愛するものを探すよりも、
毎日、当たり前のように積み重ねられている交流をまずは大切にして…
一日一日を噛みしめて過ごしましょう。

きっと気がついた時には、
誰よりも大切な愛おしい存在があなたの傍に寄り添っているはずですよ!



〜愛する人の存在があなたの心を勇気づけてくれますように〜






July2007 by Fortune Coordinator 華月彩香 Ayaka Kazuki





  
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