『Family』
家族は世界最小単位のグループ。
そして生まれてすぐに関る一番最初の人間関係でもあります。
ある宗教では生まれる前に契約をして
家族を選んで生まれてくる…という話しもありますが、
基本的には、自分で親を選ぶ・子供を選ぶことはできないため、
家族は"宿命"の部分にあたります。
三つ子の魂いつまでも…という言葉があるように、
幼い頃の家族との係わり合いは、
やはり大人になっても影響を及ぼすことが多々あるのです。
ホロスコープでは、だいたいどんな家系に生まれ、
どんな家庭生活を送ってきたのか?ということが判断できます。
特に、感情・愛情表現というのは幼いころに無意識に身につく。
愛情問題・人間関係の相談を受けていると、
たいていが最終的には家族との問題へと戻ります。
男性は母親との関係…女性は父親との関係が異性問題に繋がってくるようです。
様々な機械が発明されて、便利な世の中になり、裕福な時代にはなりましたが、
どんなに時代が変わろうとも不変のものとしてあるのが家族。
"サザエさん"や"渡る世間は鬼ばかり"がいつまでも親しまれているのも、
何年経っても何十年経っても家族の悩み・問題というものは
いつまでも変わらないからかもしれませんね。
どんなに幸せに見える家庭でも、それなりの悩みや問題は抱えている。
そして逆に不幸せな幼少時代を送った人でも、
自分の陰の要素から目を背けずに頑張った人は、
幸せな家庭を築き上げていることが多いようです。
血の繋がりは侮れないもの。
様々な対人面の悩みを抱えた時には、
自分のルーツである家族に目を向けるとヒントがある。
根本の家族との問題をクリアしていれば、
自分なりの人生や人付き合いを築くことができるのです。
根本に目を向けずに逃げるだけでは、何時まで経っても答えは見えない。
どんなにツライことも嬉しいことと同じぐらい大切な思いや出来事。
経験に優るものはありません。
目をそらさずに、シッカリ過去と向き合って欲しい。
自分の過去を丸ごと受けいれれば、今どうすれば良いかが見えて、
必ず、未来は明るく輝きはじめます。
余談ですが…
芸人一家の林家一家では、子供の誕生日に子供をお祝いするのではなく、
生んでくれたお母さんにありがとうと
感謝の気持ちを伝えるお祝いをするそうです。
彩香は、この話をきいて、
温かいなぁ…林家一家がいつまでも栄えているのがわかる気がしました。
身内である家族を大事に出来ない人は、
どんなに上手に振舞っていても
公での人間関係もどこか冷たく粗雑になっているように感じます。
やはり家族との関係って、大事ですよね…。
そして彩香自身も十年近くに渡って、一番の悩みの種だったのが家族…。
2ヵ月半も早産で生まれ『この子は早く世の中が見たかったのね〜』と言われた彩香。
自立して早く家を出たいと思っていたものの、
様々な問題で出ることができなかったのですが、
実は、ここ一ヶ月で長年の家族の悩みから
やっと彩香は開放されたのです。
家族への怒りもたくさんありましたが、
何よりも喜びを与えてくれたのも家族。
家族とここ十年間の試練は、
彩香が占い師として活動するための学びをたくさん与えてくれました。
彩香の十年間の試練は身近な人たちしか知らず、
そのうちカミングアウトするかもしれませんが、
とにかくどんな状況でも諦めずに
自分が信じた道を歩み続けて欲しいと彩香は自分の経験から思います。
また、ひとつの大きな課題をクリアできた彩香…
今まで以上にみなさんのお力になれれば幸いです。
〜家族の繋がりがいつまでも温かく尊い大切な縁であり…
みなさんが愛情豊かな家庭を築きあげられますように〜
ココロより、お祈りいたします。
July2007 by Fortune Coordinator 華月彩香 Ayaka Kazuki
“好き”から“愛している”に 波動のコントロール
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