2011/3/11大震災と薪ストーブ

3月11日の大地震 那須町震度6発生後 地震後の点検整備補修に
約60軒余りの薪ストーブ設置現場を回りました 地震の翌日はかなり冷え込み
停電等もあってか 薪ストーブで暖をとりたいけど 地震の影響が心配で
使用を躊躇される方々から 電話が殺到したことを覚えております
大変申し訳ないことですが とりあえずは 当社設置のお客様からの訪問になりました。
回ってみて 那須地区の最大震度は6強もあり 揺れにより 58軒中 全ての家で 
1cm〜22cm程 本体が動いておりました。内5件は 本体転倒
幸いにも 58軒中 薪ストーブを使用されていた方はごく少なく2軒だけだった事もあり
火災には至らず ホッとしましたが これが厳冬期だったらと思うと.....

この教訓を次に生かすよう施工していきたいと思います。
 今回の震災でメーカー側からの改善策や解決策は出ておらず 
すごく残念であると同時に今後に期待したい。

 炉台 炉壁のレンガ工事等については
熱伝導等の安全面の指導はさせていただいてはいるが
レンガの積み方や施工方法までは建築会社任せの事が多く 
炉台の倒壊で薪ストーブが倒れるとは予想もしておりませんでした。
まずはこの部分の改良が一番重要かもしれません。




2011年03月25日
コンベクション転倒
レンガ積みが薪ストーブを押し倒す。
2011年04月04日
煙突はづれる。他社施工
二重煙突とシングル煙突の接合部がはづれる。
2011年03月23日
コンベクション脚破損
左前と右後ろの脚破損 それでも自立してます。
2011年03月14日
ビジラント(他社施工現場)
右前 足が折れる 2Fに設置


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