掲載内容 | 主な登場人物 | ||
L特急やくも殺人事件 イベント列車を狙え 挽歌をのせて 青函連絡船から消えた |
ISBN4-04-152737-6 平成3年/10/25初版 平成10年/1/25第13版 角川文庫 460円(税別) 260ページ |
岡部やよい、やよいの父・岡部道夫 横田可奈子、警視庁OB・向井元警視監 (L特急やくも殺人事件) 井村透、森口ゆかり、イベント列車「伊勢路」車掌・山下 原口みや子、週刊S記者・大久保、井上修一郎、佐々木淳 (イベント列車を狙え) 青函連絡船から消えた は、リンクを参照してください。 清水刑事・本多捜査1課長・三上刑事部長 岡山県警酒井刑事(L特急やくも殺人事件) 三重県警和田刑事(イベント列車を狙え) | |
伯備線備中高梁の近くで元警視庁刑事の岡部道夫がL特急「やくも」にはねられて死亡した。 現場では事故死として処理されたが、所持していた手帳が消えており、同行していた娘のやよいも父親の死に 疑問を抱いていた。 岡部の死をめぐり極秘捜査を命じられた十津川は亀井とともに吉備路へと向うが、何者かが十津川たちの先回りを している事に気づく・・・。 表題作ほか3編を収録した名コンビ十津川と亀井の傑作トラベルミステリー集!。 (表紙うらのページ参考) 1998年12月徳間書店より刊行 |
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作品中、「挽歌をのせて」は十津川警部ものではないので、割愛させて頂きます。 「L特急やくも殺人事件」以外の作品は、 「イベント列車を狙え」は、井村透のもとに電話があった。内容は、かつて井村を騙して金を取られた上に エリート社員として働いていた会社も辞めざるを得なくなった原因を作った森口ゆかりが、あるイベント列車 に乗るという事。そのイベント列車に井村も乗れるように切符を送った。という名も名乗らない女からの 手紙だった。次の日。その電話の通り切符が届く。いくら探しても見つからなかったゆかりに、復讐する為に その列車に乗り込む井村。その列車の中、ゆかりを発見するが・・・。 「青函連絡船から消えた」は、十津川の部下・西本刑事が、休暇中、青函連絡船の中でけんかしたという。その真相は、 十津川警部捜査行 恋と哀しみの北の大地を参照してください。 評価 ☆☆☆☆ 星4つ(星5つで満点) やくもから青函連絡船まで |