十津川警部 銚子電鉄6.4キロの追跡
目次 主な登場人物
第1章 取材
第2章 推理比べ
第3章 一千万円の行方
第4章 黒い影
第5章 不審船
第6章 一触即発
第7章 終着点へ

ISBN978-4-575-00779-4

2010/4/18第1刷
双葉社
800円(税引)
187ページ(新書)
月刊誌T&R・井畑徹、岡本亜紀
千葉県警・渡辺警部
有名カメラマン・千頭明
消費者金融支店長・野崎康幸、副支店長・安井
K組元幹部・小野寺一郎
外川マリーナ管理人・中山勝敏
安藤健太
船舶設計会社・戸口

捜査陣
十津川警部・亀井刑事・西本刑事
三上刑事部長

千葉県警広田警部
捜査四課中村警部
銚子電鉄を取材にきた月刊誌「T&R」のカメラマン・岡本亜紀が車内でカメラを盗まれた。 次の日、亜紀らが泊ったホテル裏の灯台周辺で私立探偵・本橋哲平の変死体が発見。 亜紀は車内で盗んだのは、本橋だと主張。捜査に当たった千葉県警・渡辺警部は捜査に着手した。 しかし、事件は意外な展開を見せ始め、東京でも、本橋に融資した消費者金融の支店長が殺された。十津川警部が捜査に乗り出す。
最近、京太郎さんの十津川警部の作品で、ローカル線を題材としたものが出ています。 その中でも、濡れ煎で有名になった銚子電鉄が登場するのが、今回の作品です。言わば、ローカル私鉄シリーズってな感じで、第何弾かは どこまでさかのぼるかで答えは違ってくるみたいですが、相当さかのぼれば、「北リアス線の天使」からとなるのでしょうが、 私は「近鉄特急伊勢志摩ライナーの罠」からだと思います。そう考えれば、5作目(伊勢志摩ライナー以降、伊豆急「リゾート21」の証人、 鎌倉江ノ電殺人事件、富士急行の女性客)という感じでしょうか。江ノ電をローカル私鉄に入れるかどうかも個人で違うでしょう。
さてこの作品、銚子電鉄が一つの題材となってますが、事件の動機になるあるもので展開をしているものです。 さて、どんな題材なのかは読んでのお楽しみという事で・・・。

評価
☆☆☆ 星3つ(星5つで満点) 十津川警部、ぬれ手で粟の野望を打ちぬく!(表紙帯掲載言葉)

青いとうぶのホームページ・銚子電鉄
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