十津川警部
「悪夢」通勤快速の罠

目次 主な登場人物
第1章 ベットタウン
第2章 恐怖
第3章 殺した
第4章 新たな悪夢の始まり
第5章 秘密の作業
第6章 影を追う
第7章 実戦
第8章 死に行く道

解説 山前譲
ISBN978-4-06-275978-6

2008/2/151刷

講談社文庫
667円(税引)
412ページ
本間英祐・その妻、夏子
中村健次、松田裕子
橋爪恭介・小田切進・小城大助
山崎医師
人事部長・辻
中央新聞社記者・田口
白石

三田村刑事・北条早苗刑事
三上刑事部長
長野県警中島警部
東京駅近くの会社に勤務するサラリーマンの本間。
八王子から中央線で通勤する彼は、電車内で若い会社員の中村と知り合う。
ある日の終電で二人は乗り合わせるが、その夜中村は何者かに刺し殺される。
犯人に心当たりのある本間に襲いかかる恐るべき“悪夢”。謎めく事件の真相を十津川はどう解き明かすのか。(裏表紙文)

「週刊現代」'04年1月3日号〜8月14日号、2004年10月ノベルズ化
この事件は基本的に本間という人物が中心に描かれています。なので、ちょっといつもの十津川警部もの とは違う雰囲気です。
私も結構長く、通学通勤をしているけど、やはり酔っ払いなどに絡まれた事もあります。おそらくですが、主人公の本間さん の立場に立ったら、何もできないのではないか?と思われます。本間さんにとっては、最低最悪の事件となった訳であります。
この本、412ページと通常300ページぐらいのものが多いので、結構、読み堪えがありました。

評価
☆☆☆☆ 星4つ(星5つで満点) 通勤時には、ご注意を!