東京地下鉄(メトロ)殺人事件
目次 主な登場人物
第1章 幻の女
第2章 銀座線神田駅
第3章 OLからの変身
第4章 手紙
第5章 呼びかけ
第6章 一年前の事件
第7章 箝口令
第8章 アンタッチャブル
第9章 告訴
第10章 小切手
第11章 一つの集団
第12章 水面下の動き
第13章 罠をかける
第14章 真偽の間
第15章 最後の賭け

ISBN978-4-19-892004-3

2004/1/15初版
2008/3/10第4版
徳間文庫
590円(税引)
374ページ
銀座線神田駅員・木原
神林保・中野ゆう子
不動産店長・井田、喫茶店店長・山根
小島医師
浜谷マリ子・相川京子・林昌子・和田はるみ
加納誠・山本圭介
加納の妹・加納加代子、山本の母・山本文江
営団地下鉄情報管理室長・川本
中央新聞社記者・田口
S重工業技術部長・柏原祐一
国務大臣・佐伯晋一郎
「新しい日本」編集部・岡本陽介
代議士・佐々木要、秘書・島田
N工業総務部長・宮崎、取締役・岩井
精神医・高倉
柏原の友人・神名勉
野々村京子

清水刑事・田中刑事
本多一課長・三上刑事部長
毎週土曜の深夜、終電の走る時刻に地下鉄で起きた連続殺人。
いずれも青酸死で、行方不明になっていた人物だった。事件の鍵を握るのは、二つの現場で目撃された、
白いハーフコートの美女!十津川と亀井は、白いコートの女の足取りを追う…。
(裏表紙文参照) この作品は1987年5月読売新聞社より刊行されました。
この事件はまだ帝都高速度交通営団という頃の事。今では正しく東京メトロとなりましたね。 登場する路線は、丸ノ内線、銀座線、半蔵門線です。最後の半蔵門線はまだ全通していない時期で、半蔵門〜渋谷 となっています。今では、東武にも乗り入れ、便利になったものです。
十津川警部のもので、地下鉄がメインで登場するのは、「十津川警部の決断」以来なのです。その時の最初の被害者 は、都営三田線だったようです。その他の路線は忘れてしまいました。ところで、なぜ今回、地下鉄が舞台に なったのかは、読んでみてのお楽しみという事で・・・。それと、「白いコートの女」は誰だったかも・・。

評価
☆☆☆☆ 星4つ(星5つで満点)   幻の女は、白いコートを着ていました。